伊丹十三監督作品の
コミカルな演出が好きだった。
1984年「お葬式」
映画館に友達と見に行ったんだけど、見に行く前はそんなに面白い映画だとは思わなくて友達が見たいから付き合いで一緒に見に行く程度だった。
映画がはじまるとタイトルと違い、劇場の観客には笑いが溢れていて、僕も伊丹十三監督ファンになった。
お葬式って題名だったので、あまり期待された映画じゃなかったけど、予想を超す驚異的な大ヒットを記録し、日本アカデミー賞や各映画賞を総なめにする。
1985年「タンポポ」
売れないラーメン屋を立て直す物語。
ここにも伊丹十三監督作品の”笑い”が溢れていて、
面白い映画って時間を忘れる。
その当時、ラーメンブームやアメリカでの興行成績は、邦画部門2番目となっている。
1987年「マルサの女」
1988年「マルサの女2」
国税局査察部(マルサ)
女査察官と脱税者との戦いをシリアスに、またコミカルに描いた映画。
1990年「あげまん」
1992年「ミンボーの女」
*ヤクザの民事介入暴力(民暴)
1993年「大病人」
1995年「静かな生活」
1996年「スーパーの女」
1997年「マルタイの女」
*護衛対象者(マルタイ)
1997年12月20日に自殺ってあるけど。
不審死ともいわれている。
個人的にも、自殺じゃないと思っていて。
仲の良い俳優仲間や、奥様(宮本信子さん)も自殺をするタイプじゃないと発言している事。
遺書がワープロで打たれていて、遺書を書くにしても親しい人はワープロでは書くタイプじゃないし、
あんな陳腐な遺書は書かない。
「身をもって潔白を証明します。何もなかったというのはこれ以外の方法では立証できないのです」との文言があった。
浮気を苦に自殺する方じゃないと、俳優仲間が言っていて、浮気相手とされた方は、次回映画のOLについての取材中で、本人も不倫報道されても妻に聞いて下さいって気にしていなかった。
「暴力団犯行説」
映画「ミンボーの女」でヤクザ関連を面白おかしく描いた為、伊丹十三さん本人が実際に襲われて重傷になった事もある。
「医療廃棄物問題」
NHKスペシャルで「医療廃棄物の闇」で各方面から
問題視され、開けてはいけないパンドラの箱を開けてしまって、暗殺もしくは自害を強要された説。
警察が”自殺”と断定したので、
表面化してない何かもあるのかもしれません。
伊丹十三監督が生きていれば、
きっと「映画館が”笑い”に溢れていた」
そんな伊丹節の映画が観れましたね。
laugh × laugh でいこう!