みなさんこんにちは。
このサイトでは口癖の心理学を
過去にも紹介してきました。
今回は「だから」という口癖。
この言葉は本来、
前の話とこれから話す話を関連付けたり、
今までの話をまとめたりする時に使用される言葉です。
ビジネスの場面では使用されることは少ないですが、
雑談等をしている時に
・自分の話をまとめる。
・相手の話を受けて、自分なりに解釈をした結論を述べる。
といったシチュエーションで使われることが多いようです。
では「だから」が口癖になっている人には、
どのような特徴があるのでしょうか?
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(1)話をまとめる力がある=リーダーシップがある
「だから~ということ」
等、とにかく話をまとめることを行えるのは、
リーダーシップがあるということになります。
1つのテーマに対していろいろな意見が出た時や、
議論が白熱して収拾がつかず話が終わらない時等に、
その場を仕切る力があるということです。
研修やセミナー等で急に作られたグループの場合は、
このような人がいてくれて助かったという経験が
あるのではないでしょうか?
(2)自己主張が強い
この「だから」という口癖は、話をまとめる以外に、
相手の意見をねじ伏せるという力も持っています。
ちょっとした言い回しの違いや、
間違った解釈を自分なりに正すといった力を持つ言葉なのです。
この「だから」を頻繁に使う人・・・
それはやはり自己主張が強い人と言えます。
自分の意見をハッキリと述べることができる人、
相手の間違いを正せる人、
自分がこうだと思ったことを貫き通せる人。
かなり自己主張が強く、
自分に自信のある人だと言えるでしょう。
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(3)相手に与える印象は?
会話には多くのシチュエーションがありますが、
「だから」という言葉を頻繁に使うことで、
相手にどのような印象を与えるのでしょうか?
①多人数の場合
・できあがってから時間のたっていないグループの場合、
まとめてくれる人・リーダーシップを取ってくれる人として認識される。
・会社等の組織で、できあがってからある程度時間のたっているグループの場合、
自己主張が強く扱いづらい人と思われやすい。
②少人数の場合
・仕切り屋・自己主張が強い人として認識される。
・同じようなタイプとは長時間一緒にいると衝突してしまう。
人数の差異やそのグループが出来上がってからの経過時間によって
印象はだいぶ変わりますが、
やはり「強い」という印象を与えることは否めないようです。
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/aki_zerocraft/37542556.html
(4)どのような付き合い方が良いのか?
自分の周りに「だから」が口癖の人がいる場合、
うまく付き合うにはどうしたら良いのでしょうか?
とにかく反論をしないこと。
これに尽きます。
「だから~ということ」「いや、そうではなくて・・・」
「だから~でしょ」
この会話が延々と繰り広げられることになってしまいます。
真っ向から反論することで、
「だから」とまとめたにもかかわらず
まだ意見を述べると思われ、
更にヒートアップする可能性があるのです。
ここは一歩譲って、
一度意見を受け入れることが必要です。
(5)まとめ
「だから」という口癖。
これは一概に良い口癖とも悪い口癖とも言えないものです。
何故なら、
・リーダーシップを持っているということ
・自分の意見をハッキリと述べることができるということ
は必要な長所だからです。
ただし、実際にリーダーとして活動するのであれば、
あまり独りよがりになったり、
相手の話を聞かないということは好ましくありません。
自己主張ばかりするリーダーは
嫌われてしまうことが少なくないからです。
「だから」という言葉が使える強さを持ちつつ、
相手を尊重する力・間違いを許せる
寛容さも必要となってきます。
相手を尊重できる力と強力なリーダーシップ。
双方を身に付けることができたら、
とても頼りがいのある素敵なリーダーになるのです。
最後まで読んでくれて、
ありがとうございます!
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