社会

将棋指すカッパ像から駒が消える 兵庫県福崎町

駒が盗まれる被害に遭ったカッパの将棋盤=兵庫県福崎町のJR福崎駅前で2017年8月4日、幸長由子撮影

 「妖怪のまち」として売り出している兵庫県福崎町で、JR福崎駅前のベンチに座って将棋を指すカッパ像から将棋の駒が盗まれる被害が相次いでいる。

 像は今年3月に設置され、人気の撮影スポットに。だが6月ごろから、接着剤で固定されていた駒が剥がされたり、盗まれたりするようになった。硬いものをぶつけたような跡もあり、被害は10個以上に上っている。

 町は新たな駒で修復する予定。担当者は「対局中の駒を取るなんてマナー違反。カッパに尻子玉を抜かれて、ふぬけになりますよ」と警告している。【幸長由子】


(毎日新聞)