将棋王位戦 菅井七段が初タイトル 羽生三冠は二冠に後退
将棋の八大タイトルの1つ、王位戦の第5局が30日に徳島市で行われ、挑戦者の菅井竜也七段が羽生善治三冠を破り、初めてのタイトルを獲得しました。羽生三冠はこれで二冠に後退しました。
将棋の第58期王位戦は、6連覇中の羽生善治三冠(46)に、新進気鋭の若手棋士、菅井竜也七段(25)が挑み、これまで、菅井七段が3勝1敗と、タイトル獲得まであと1勝に迫っていました。
29日から徳島市で行われていた第5局は、序盤から意表を突く手を見せた菅井七段の優勢で進み、30日午後3時すぎ、108手までで羽生三冠が投了して菅井七段が勝ち、「王位」のタイトルを獲得しました。
新王位の菅井七段は、岡山市出身の25歳。八大タイトルには今回が初挑戦で、平成生まれの棋士がタイトルを獲得したのは初めてです。
一方、20年余り前に当時の七冠を独占した羽生三冠は、13年前にいったん一冠までタイトルを失ったあと、再び、四冠まで盛り返しましたが、今回の対局で敗れ、「王座」と「棋聖」の二冠に後退しました。
新王位となった菅井七段は、対局のあと、「タイトルを取ることは簡単ではなかったので、ここで1つ結果を残せてよかったと思います。少しずつ力をつけて、また結果を残していきたいです」と話していました。
一方、二冠に後退した羽生さんは「ずっと自信がない展開でした。内容も悪かったので、しかたがない結果かなと思います」と話しました。
29日から徳島市で行われていた第5局は、序盤から意表を突く手を見せた菅井七段の優勢で進み、30日午後3時すぎ、108手までで羽生三冠が投了して菅井七段が勝ち、「王位」のタイトルを獲得しました。
新王位の菅井七段は、岡山市出身の25歳。八大タイトルには今回が初挑戦で、平成生まれの棋士がタイトルを獲得したのは初めてです。
一方、20年余り前に当時の七冠を独占した羽生三冠は、13年前にいったん一冠までタイトルを失ったあと、再び、四冠まで盛り返しましたが、今回の対局で敗れ、「王座」と「棋聖」の二冠に後退しました。
新王位となった菅井七段は、対局のあと、「タイトルを取ることは簡単ではなかったので、ここで1つ結果を残せてよかったと思います。少しずつ力をつけて、また結果を残していきたいです」と話していました。
一方、二冠に後退した羽生さんは「ずっと自信がない展開でした。内容も悪かったので、しかたがない結果かなと思います」と話しました。
将棋王位戦 菅井七段が初タイトル 羽生三冠は二冠に後退
将棋の八大タイトルの1つ、王位戦の第5局が30日に徳島市で行われ、挑戦者の菅井竜也七段が羽生善治三冠を破り、初めてのタイトルを獲得しました。羽生三冠はこれで二冠に後退しました。
将棋の第58期王位戦は、6連覇中の羽生善治三冠(46)に、新進気鋭の若手棋士、菅井竜也七段(25)が挑み、これまで、菅井七段が3勝1敗と、タイトル獲得まであと1勝に迫っていました。
29日から徳島市で行われていた第5局は、序盤から意表を突く手を見せた菅井七段の優勢で進み、30日午後3時すぎ、108手までで羽生三冠が投了して菅井七段が勝ち、「王位」のタイトルを獲得しました。
新王位の菅井七段は、岡山市出身の25歳。八大タイトルには今回が初挑戦で、平成生まれの棋士がタイトルを獲得したのは初めてです。
一方、20年余り前に当時の七冠を独占した羽生三冠は、13年前にいったん一冠までタイトルを失ったあと、再び、四冠まで盛り返しましたが、今回の対局で敗れ、「王座」と「棋聖」の二冠に後退しました。
新王位となった菅井七段は、対局のあと、「タイトルを取ることは簡単ではなかったので、ここで1つ結果を残せてよかったと思います。少しずつ力をつけて、また結果を残していきたいです」と話していました。
一方、二冠に後退した羽生さんは「ずっと自信がない展開でした。内容も悪かったので、しかたがない結果かなと思います」と話しました。