「子ども食堂ネット」11日設立 郡山でシンポ、福島県に普及を
子どもの成長を地域で支えていく「子ども食堂」の県内実践団体などでつくる「ふくしまのこども食堂ネットワーク」が11日、設立される。同日、設立記念として郡山市のビッグパレットふくしまで子どもの貧困問題を研究する湯浅誠さん(法政大教授)らを招いたシンポジウムが行われる。市民らの参加を募集している。
同ネットワークは、会津若松市で子ども食堂の事業に取り組むNPO法人「寺子屋方丈舎」の江川和弥理事長らが呼び掛け人となって準備が進められてきた。心安らげる居場所となる子ども食堂を県内に普及させるため、運営のノウハウを提供する。
記念行事は、都内に事務局のある「『広がれ、こども食堂の輪!』全国ツアー実行委員会」が主催する全国ツアーの福島大会として行われる。
湯浅さんのほか非営利任意団体KAKECOMI(白河市)の鴻巣麻里香代表、滋賀県高島市社会福祉協議会の井岡仁志前事務局長が参加する。
開催時間は午後1時30分~同4時。資料代500円。氏名、住所、電話番号、所属団体、参加動機を記入し、NPO法人寺子屋方丈舎にファクス)する。問い合わせは午前10時~午後6時に同NPOへ。
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