乾電池で「10年通信できる」LTEモジュールをKDDIが提供、カテゴリ1でセンサー類に特化
頻繁に通信しないIoT用途向け
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単3電池2本分で「10年以上通信できる」ーーそんなLTEカテゴリ1対応通信モジュールの提供をKDDIが開始しました。
この「SKM32」は、受信最大10Mbps・送信最大5MbpsのLTEカテゴリー1に対応した、IoT向けの小型LTE通信モジュールです。製造はセイコーソリューションズが担当。低消費電力のLTEカテゴリ1を利用する点、そしてKDDI独自の低消費電流機能「RTCアラーム」により、単3電池2本分の電源で10年以上の駆動が可能だといいます。
なお、「10年以上」というのは、1週間ごとに1度、1KBのデータを送信する用途の場合。それ以上の頻度で通信する場合、当然ですがバッテリー寿命は短くなります。
また、従来の3G通信モジュールと同形状で、モジュールブラケット01を組み合わせて利用することで、別サイズの3G通信モジュールとも同じ形状に。このため、従来製品からの移行のしやすさも訴求します。さらに、従来のLTE通信モジュールではアンテナが2本必要でしたが、SKM32はアンテナ1本で利用可能。これにより、組込機器の小型化が可能になるとしています。
料金プランは「LTEモジュールダブル定額」「LTEモジュールフラット」を利用可能。詳細はこちらのページもご覧ください。