2017-08-29

特定の条件下の話ができない人が多い

薄々気づいていたけど、特定の条件下での話ができない人がかなり多い

世界的に多い

 

「◯◯という条件下で、殺人することをどう思うか?」という問に

殺人はよくないことだ」と答えてしまうようなタイプ

「◯◯という条件下」がすっかりスルーされてしま

 

他の例もみてみよう

「もし雨が降ったら休もう」→「雨も降ってないのに何休もうとしてるんだ」

「もし俺が◯◯だったら、好きになると思う?」→「あなたは嫌い」

「この動物は人を大量に殺したので殺処分しました」→「動物可哀想

「彼はアメリカまれだが、赤ん坊の頃から日本に住んでいる」→「日本語上手ですね」

「ここに白いリンゴがあったとする」→「白いリンゴなんて存在しない」

 

特に正義感ぶった人、あるいは正義感を持った瞬間に多い気がする

自分の都合の悪い条件を排除しているのか、はたまた条件をスルーする機構存在するのか

また、ロジックを扱う職業ITなど)、ストーリーキャラクターを生み出す職業ロジック重要職業コンサルなど)では大分少ないと思う

自分が気づかなかったのは、周りにそういう人がたまたま少なかったからだ

避けてたのかもしれないけど

 

これは色々なシーンに弊害が出る。

 

議論弊害が起こる

ストーリーや、キャラの心情を理解してもらえない(創作への不理解

タブーが生まれる(仮の話ができない)

差別が生まれ

・癇癪を起こす、不必要に怒る

メタ的なギャグが通じない

 

どうしても「例えば」「仮に」「この場合」などの話ができないと

意味の半分も伝わらないので、なかなか制御は難しい

制御しようとするのが間違いなのかもしれない、できないものはできないのだから

仮定の話を抜きにして話す術」や「相手の順応性を見極める力」が重要になる

 

ただ、これのおかげで世の中の政治家や、個人主義主張玉虫色になりがちというのが残念だ

どう仮定を用いてもタブーには触れられないので、本質を語るのはどうしても密室になってしま

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