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運転免許の更新手続き

運転免許の更新手続
運転免許の更新手続き(書き換え)は、「運転免許証に記載されている有効期間内」に行わなくてはならず、この期間を過ぎた場合は運転免許証は失効しますので注意が必要です!


失効してしまった場合は運転免許の失効


 運転免許更新手続ができる期間



運転免許の更新手続は・・・


有効期間満了年の誕生日の1ヶ月前から誕生日の1ヵ月後までの間(誕生日の前後1ヶ月間)」に手続きを行うことができ、有効期間満了日(誕生日の1ヶ月後の日)が「土曜・日曜・祝日(振替休日を含む)・年末年始の休日」などにあたるときは、これらの日の翌日まで手続可能で、運転免許証もその日まで有効となります(翌日が再び休日の場合はさらにその翌日まで有効)。


具体的に「平成29年10月23日まで有効(誕生日が9月23日)」となっていた場合は・・・


・「平成29年8月23日-平成29年10月23日」までの2ヶ月間に更新手続きを行うことができ、この期間内に更新手続きを行わなかった場合は、運転免許が失効となり、再取得するためには別の手続きが必要になります。


ただし、「海外旅行・入院等のやむを得ない理由のある方」は、運転免許の更新期間前の更新手続きが可能です(但し有効期間が短くなります)。


 運転免許更新手続きの必要書類



運転免許証の更新手続きを行う場合は以下の書類等が必要になり、更新時に「住所変更・本籍地変更・氏名変更」を伴う場合は、それらを証明、確認できる書類等が別に必要になります。


■運転免許証の更新のみの場合


◎運転免許証


行政処分中(免許停止中)の方は運転免許停止処分書。


◎更新連絡書


更新連絡書(ハガキ)のない方も手続可能ですが、優良運転者の方で、「他の都道府県経由での運転免許更新手続」を行う方は必要となります。


更新連絡書(ハガキ)を紛失等でなくした場合でも通常の更新手続き、住所変更を伴う更新手続きは問題なく可能です。ただ「更新手続きが出来る場所(運転免許センター・警察署)、日時、必要書類、費用」等を確認するためにも、最寄の運転免許センターへお問い合わせのうえ、更新手続きを行ってください(更新連絡書(ハガキ)の再発行は行っていません)。


◎運転免許証更新申請書


運転免許センター、試験場、警察署にあります。


◎申請前6ヶ月以内に撮影した縦3cm×横2.4cmの申請用写真1枚


都道府県によって異なりますが、運転免許センター、試験場で更新手続きをする場合は申請用写真は不要の場合が多いようです(更新連絡書に必要かどうか記載されています)。


申請用写真が必要な場合でも運転免許証の写真は更新手続き場所で撮影しますが、運転免許センターではなく警察署で更新手続きをする場合は、この申請用写真を運転免許証の写真として使用する場合があります(都道府県、警察署によって異なります)。


また運転免許センター(警察署)で撮影された運転免許証用の写真が気に入らないという声も多いため、

・縦3cm×横2.4cm
・カラー
・申請前6ヶ月以内に撮影
・無帽
・メガネなし
・カラーコンタクトなし
・胸から上
・鮮明

などの条件を満たした写真を持参すれば、その写真を運転免許証の写真に使用できることとなっています。


ただ持参した写真での免許証作成ができない運転免許センターもありますので、詳しくは最寄りの運転免許センター等へお問い合わせください。


免許証を紛失し、再交付を伴う更新手続きの場合は申請用写真が必要な場合が多いです。


◎高齢者講習等の終了証明書


更新期間満了の日の年齢が70歳以上の方は、高齢者講習終了証明書等が必要です(70歳以上の方の運転免許更新手続き)。


◎眼鏡、補聴器など


必要な方のみ。


◎印鑑


認印で可ですが、印鑑でなく署名でも原則OKです。


◎外国人登録証明書(外国人の方)


■住所変更を伴う場合


上記の書類等に加え、以下のいずれかの現住所を確認できる書類等が必要になります。


・住民票
・健康保険証
・マイナンバーカード(通知カードは不可)
・新住所が確認できる公共料金の領収書
・新住所に届いた本人宛ての消印付郵便物(消印のないダイレクトメール、年賀はがき等を除く)


など・・・


これらの書類等は確認用ですので返却されます(いずれもコピー不可)。また確認書類は「発行から6ヵ月以内の物」としている都道府県もありますので注意しましょう。


他の都道府県からの転入と同時に手続きする場合、運転免許センターでの手続きの場合は基本的に即日交付ですが、警察署での更新手続きの場合、免許証は後日交付(約2週間)となる都道府県が多いです。この場合、代理人による受取、または免許証を送付(有料)してもらうことも可能です。


■本籍(国籍)、氏名の変更を伴う場合


上記に加え、以下の変更を確認できる書類等が必要になります。


・本籍地記載の住民票

・外国人登録証明書(外国人の方)


市町村合併に伴い本籍、または住所の表示が変更となった場合は住民票は必要ありません。


■再交付手続を伴う場合(免許証を紛失している場合)


上記に加え、以下の身分証明書が必要になります。


・住民票、健康保険証等の身分の確認できるもの


警察署では原則、再交付と更新手続きは同時に行えず、同時に行う場合は運転免許センターで手続きしなければなりません。また日曜に更新手続きを行っている運転免許センターでも、再交付を伴う更新手続きは平日しか受付けしていない運転免許センターが多いので注意しましょう。


 運転免許証更新時に必要な質問票



2014年(平成26年)6月1日から運転免許証を取得、または更新する際に「質問票」の提出が義務付けられました。


この質問票は運転免許センター等にありますので特に持参する必要はありませんが(運転免許センターによっては運転免許センターのHPからダウンロードして持参することも可能)、具体的には以下のような質問に「はい・いいえ」で回答して提出します。


・過去5年以内に病気が原因で(または原因不明で)意識を失ったことがある。

・過去5年以内に病気が原因で(または原因不明で)身体の全部、または一部が動かせなくなったことがある。

・過去5年以内に十分な睡眠時間を取っているにもかかわらず、日中、活動している最中に眠り込んでしまった回数が週3回以上ある。

・過去1年以内に飲酒を繰り返し、絶えず体にアルコールが入っている状態を3日以上続けたことが3回以上ある。

・過去1年以内に病気治療のため、医師から飲酒をやめるよう助言を受けているにもかかわらず、飲酒をしたことが3回以上ある。

・病気を理由として医師から運転免許の取得、または運転を控えるよう助言を受けている。


この質問で「はい」と回答した場合でも、更新ができないわけではありませんが、医師の判断によっては運転免許証の取得、または更新ができない場合があります。


 運転免許の更新手続をする場所





運転免許の更新手続きは、「運転免許センター・試験場・警察署」のいずれかで行うこととなりますが、運転者区分(優良運転者・一般運転者・違反運転者・初回更新者)によって更新手続きが行える場所は異なりますので事前に確認しておきましょう(更新ハガキに手続きできる場所が記載されています)。




 運転免許の更新手続き受付日時



更新手続きの受付時間は運転免許区分「優良運転者・一般運転者・違反運転者・初回運転者・高齢者講習受講済み者」によって、また運転免許証の更新手続きをする都道府県(運転免許センター・警察署)によって異なります。


更新ハガキに受付可能時間等が記載されているので確認して手続きを行ってください。


ちなみに一般的には以下のような感じとなっていますが、各都道府県の運転免許センターによって、かなり受付可能時間は異なるので、時間が分からない方は必ず手続き予定の運転免許センターにお問い合わせのうえ手続きを行ってください(全国の運転免許センター)。


また日曜の更新手続きは非常に込み合いますので、可能ならば平日に更新手続きをすることをオススメします。


一般的な更新受付日時は以下の通りです。


(例)更新手続きの受付可能日時
/ 受付可能曜日 受付可能時間
運転免許センター 月-金、日曜 8:30-10:30
13:00-15:00
警察署 月-金

運転免許区分によって受付できる時間が異なる運転免許センターが多いです。

基本的に午前中、特に日曜の午前中は込み合うことが多いです。

再交付を伴う更新手続きは平日しかできない運転免許センターが多いです。

警察署、運転免許センターいずれも土曜、祝日、振替休日、及び年末年始(12月29日-翌年1月3日)は更新手続きを行っていないことが多いです。



例えば東京の場合は以下の通りです。


東京の運転免許センターでの更新受付日時
手続き場所 運転区分 受付時間
府中運転免許
試験場
優良
(月-金)
8:30-16:00
優良
(日曜)
8:30-11:30
13:00-16:00
一般
(月-金)
8:30-15:00
一般
(日曜)
8:30-11:00
13:00-15:00
違反者
(月-金)
8:30-14:00
違反者
(日曜)
8:30-11:00
13:00-14:00
初回
(月-金)
8:30-14:00
初回
(日曜)
8:30-11:00
13:00-14:00
高齢者
(月-金)
8:30-16:00
高齢者
(日曜)
8:30-11:30
13:00-16:00
鮫洲運転免許
試験場
優良
(月-金)
8:30-16:00
優良
(日曜)
8:30-11:30
13:00-16:00
一般
(月-金)
8:30-15:00
一般
(日曜)
8:30-11:00
13:00-15:00
違反者
(月-金)
8:30-14:00
違反者
(日曜)
8:30-11:00
13:00-14:00
初回
(月-金)
8:30-14:00
初回
(日曜)
8:30-11:00
13:00-14:00
高齢者
(月-金)
8:30-16:00
高齢者
(日曜)
8:30-11:30
13:00-16:00
江東運転免許
試験場
優良
(月-金)
8:30-16:00
優良
(日曜)
8:30-11:30
13:00-16:00
一般
(月-金)
8:30-15:00
一般
(日曜)
8:30-11:00
13:00-15:00
違反者
(月-金)
8:30-14:00
違反者
(日曜)
8:30-11:00
13:00-14:00
初回
(月-金)
8:30-14:00
初回
(日曜)
8:30-11:00
13:00-14:00
高齢者
(月-金)
8:30-16:00
高齢者
(日曜)
8:30-11:30
13:00-16:00
新宿運転免許
更新センター
優良
(月-金)
8:30-16:00
一般
(月-金)
8:30-15:00
違反者
(月-金)
手続きできません
初回
(月-金)
高齢者
(月-金)
8:30-16:00
神田運転免許試
更新センター
優良
(月-金)
8:30-16:00
一般
(月-金)
8:30-15:00
違反者
(月-金)
手続きできません
初回
(月-金)
高齢者
(月-金)
8:30-16:00

土曜、祝日、振替休日、及び年末年始(12月29日-翌年1月3日)は休み。

再交付を伴う更新手続きは平日(月-金)のみ。



 運転免許更新時の講習時間



講習区分 講習時間
優良運転者 30分
一般運転者 1時間
違反運転者 2時間
初回更新者 2時間
高齢者 高齢者講習を受けている場合講習免除

上記はあくまでも講習を受ける時間です。講習を受ける前に受付⇒視力検査等の適性検査⇒写真撮影などがありますので、当日の込み具合によって異なりますが、上記の講習時間にプラス1-2時間ほどかかると思っていたほうが良いと思います。



 運転免許の更新手続きにかかる手数料(費用)



運転免許証の更新手続きには以下の手数料が必要になります。ちなみに更新手数料は"現金払いのみ"となっています(2015年4月1日-手数料が改定されています)。


講習区分 更新
手数料
講習
手数料
合計
優良運転者講習
(30分)
2,500円 500円 3,000円
一般運転者講習
(1時間)
800円 3,300円
違反運転者講習
(2時間)
1,350円 3,850円
初回更新者講習
(2時間)
1,350円 3,850円
高齢者講習受講済
(適性検査のみ)
2,500円


高齢者講習受講時に5,600円(70歳以上-75歳未満)が、75歳以上の方は5,200円(小型特殊免許のみをお持ちの方は2,250円)が必要となります。


 交通安全協会費について



運転免許更新の際に、運転免許センターの中には「交通安全協会費」として、「次の更新までの年数×300-500円(都道府県によって異なる)」、つまり3年なら900-1,500円、5年なら1,500-2,500円を上記の更新、講習手数料に別途、徴収している場合があります。


更新、講習手数料を支払う際に暗黙の了解?半強制的?に交通安全協会費を徴収しようとする運転免許センターもありますが、「当然、交通安全協会費を支払うかどうか、交通安全協会に入会するかどうかはまったくの任意です」。


交通安全協会に入会すれば得られるメリットは各都道府県によって異なりますが、

◎交通事故にあった際に見舞金がもらえる

◎優良運転者に表彰状

◎地域のお店で使える割引きチケット

などで、年300-500円を払って加入するほどのメリットがあるかどうかは人それぞれ考え方が異なるかもしれません。


ただ運転免許センターによっては当たり前のように徴収しようとするため、多くの方が何も疑問を抱かないまま?支払っている場合が非常に多いようです。


もちろん交通安全協会への加入は任意なので、加入してもかまいませんが、もし加入する気がないのならハッキリと入会しない(いりません)と断りましょう。加入しなくても運転免許証に関することで不利を受ける事は一切ありません。


例え他の人が全員加入していようと関係ありません。キッパリ「加入しません(いりません)」と断りましょう。もしも断りづらい場合は、「今日は更新、講習手数料分のお金しか持ってきていないので払えません」といえばいいでしょう。


交通安全協会については各都道府県、運転免許センターによって扱いが異なりますので、まったく加入を勧誘しないところもあれば、当たり前のように加入させようとするところもあります。また入会した際の特典も各都道府県で異なりますので、更新時に入会した際の特典などを確認しましょう。




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