桑の葉青汁は栄養豊富で健康効果大?栄養士が徹底解説&ランキング

青汁比較ナビコラム写真

青汁はこれまで、ケール・大麦若葉・明日葉がメジャーな原料となっていましたが、現在、「桑の葉」を使用した商品が急激に増加しています。

なぜ「桑の葉」が青汁の原料として注目をされるようになったのでしょうか?

「桑の葉」は長年、お茶として利用されてきました。

近年、桑の葉についての研究が進んだことにより、様々な栄養が豊富に含まれていることが改めて解明されたからです!
「桑の葉茶」というのは耳にしたことがあるけれど・・・
桑の葉そのものは、スーパーなどでは見かけたことがないわねぇ・・・   
桑の葉は調理に向く素材ではないため、一般的にはほとんど流通していません。 
確かに青汁の原料として名前は聞くし、なんとなく「体に良いもの」という感じはするが・・・

桑の葉がどんなものなのかは詳しく知らないな
桑の葉がどのようなものであるか、ご存じない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

その栄養や効果も含め、詳しく解説していきます!

桑の葉青汁特集目次

桑の葉ってどんなもの?正体を徹底解説!

桑の葉は青汁の原料として多くの商品に使用されていますが、一般的に販売されることはほぼありません。
「桑の葉」という名前を耳にしたことがある方でも、桑の葉が実際にどのようなものであるか、ご存じない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

「桑の葉」というぐらいだから、桑の木の葉・・・なのよねぇ・・・? 
その通りです!まずは、「桑」がどのような植物であるか見てみましょう。 
桑  

【桑とは?】

日本や中国を原産とする、クワ科の植物。様々な種類があり、品種によって葉の形状が異なります。

古来より、漢方の原料として使用されて来ました。日本では蚕の餌として使用されてきたため、養蚕業が盛んだった頃は、日本各地に桑畑が広がっていました。 葉だけではなく、根や実も広く活用されています。

桑の主な使用方法
葉:青汁・お茶・蚕の餌
根:漢方
幹:木工品
実:フルーツとして
桑の実も食べられるのね〜! 
桑の実は「マルベリー」と呼ばれる果物なんです!

マルベリーには桑の葉とは異なる栄養が含まれています
中でもポリフェノールは豊富に含まれており、果物としてそのまま食されたり、ジャムやサプリメントなどにも加工されています。
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桑の実 <マルベリー>

【桑の葉の産地は?】

日本全国、各地で生産されています。ですが、養蚕業の衰退により現在は国内での生産量は減少の一途を辿っているため、タイや中国などからの輸入も行われています。
海外から輸入した桑の葉は、安全性は大丈夫なのか・・・?    
海外から輸入されたものでも、厳しい管理基準のもと栽培されている桑の葉もあるため、海外産のものが必ずしも危険というわけではありません

ですが、青汁は健康のために摂取するものですので、安全性はきちんと確認しましょう

【桑の葉の味は?】

独特の風味は多少ありますが、すっきりとした味です。苦味などはなく、お茶としても使用されています。
桑の葉は料理には使われていないのか?
地域によっては、柔らかい若葉を天ぷらなどにして食すこともあるようですが・・・

一般的に調理に使用されることはほぼないようですね 
桑の葉には栄養が豊富に含まれていますが、調理での摂取は難しいため、青汁で摂取するメリットはとても大きいと言えます!

栄養士が解説!桑の葉の栄養と健康への効果とは?

様々な青汁に使用されている桑の葉ですが、どのような栄養を含み、どのような効果があるのでしょうか?詳しく解説していきます。

桑の葉に含まれる栄養素とは?

乾燥させ粉末にした桑の葉100gに含まれる栄養素を見てみましょう!

★★★特に多く含まれているもの★★★

【カルシウム】
→骨や歯を丈夫にする、体の生理機能を安定させる、気持ちを落ち着かせる

【βカロテン】
→肌粘膜を保護する、体を健康に保つ、がん・動脈硬化を予防する

【鉄】
→血液をつくる、骨の健康維持、歯の健康維持、肌のハリを良くする、肌のシミを予防する  
この栄養素については、とても豊富に含まれています!

βカロテンは、体内に吸収されるとビタミンAへと変化し、幅広く健康への良い効果をもたらします。

★★多く含まれているもの★★

【食物繊維】
→便秘を解消する、胃腸の働きを整える、コレステロール値の低下、急激な血糖値上昇の抑制

【ビタミンB1】
→糖質の代謝を促す、神経機能を正常に保つ、疲労回復

【ビタミンE】
→肌にハリやツヤを与える、体の老化を防止する
この3種類の栄養素についても、他の野菜と比較しても多く含まれていると言えます。

食物繊維にはコレステロールの吸収を抑える効果もあるため、コレステロール値を気にする方にも効果が期待できます!

★少量ながら含まれているもの★

【ビタミンC】
→体を健康に保つ、体の老化を防止する、肌のシミを予防する

【ビタミンB2】
→肌・爪の健康維持、生活習慣病の予防、白内障の予防・進行を遅延、角膜の保護作用

【亜鉛】
→体の老化を防止する、免疫力を向上する、肌・髪の健康維持、傷を治癒させる

【カリウム】
→細胞内液を調整する、血圧を調整する、老廃物の排出を促す、筋肉の機能を高める   
この栄養素については、他の栄養素と比較すると少量となっていますが、十分に効果は期待できます

カリウムはミネラルの一つです。
健康のために必要不可欠な栄養素ですが、腎臓に障害をお持ちの方は摂取量の調整を必要としますので注意しましょう。
桑の葉には色々な栄養素が含まれているのねぇ! 
また、桑の葉には「γアミノ酪酸」という成分も豊富に含まれています

γアミノ酪酸は別名GABAとも呼ばれる成分です! 

【γアミノ酪酸(GABA)の期待できるとされる効果】

・血圧を下げる
・中性脂肪の抑制
・腎臓、肝臓の働きを促す
・精神を落ち着かせる
・睡眠の質を高める
GABAはストレスへの効果があるイメージでしたが・・・他にも健康への効果があるんですね!
桑の葉は本当に身体に良いものなのねぇ!
この通り、桑の葉は幅広く健康への効果が見込めるものですが、調理での摂取は向いていないため、青汁として摂取するメリットはとても大きいと言えます!

注目成分!「1-デオキシノジリマイシン」とは?

近年、桑の葉についての研究が進んだことにより、桑の葉が青汁の原料として注目を集めるようになりました。

研究により桑の葉に「1-デオキシノジリマイシン」という成分が含まれていることが発見され、これが青汁の原料として注目を集めている要因の一つにもなっています。

先生、「1-デオキシノジリマイシン」とはどのようなものなのでしょうか?
「1-デオキシノジリマイシン」は、血糖値の上昇を抑える効果がある成分です!

ブドウ糖の吸収を緩やかにするため、食事による急な血糖値の上昇を抑えてくれます。   
血糖値の上昇を抑えると、健康へはどんな影響があるんだ? 
血糖値上昇を抑制することにより、糖尿病の予防や改善に期待ができます!

血糖値の上昇は、脳卒中や動脈硬化などにも影響があるため、これらの病気を予防する効果も期待できます。 
とても体に良いものなのねぇ!

でも「1-デオキシノジリマイシン」初めて耳にする名前だわぁ・・・他にどんな野菜に入っているのかしら〜?
現在のところ、桑の葉以外の植物から1 -デオキシノジリマイシンは発見されていません

桑の葉特有の成分と言えます!

桑の葉青汁は食前に飲むと効果大!

桑の葉には健康への効果が期待できる成分が数多く含まれていますが、食事と関係する効果があるものがいくつかあります。

【1-デオキシノジリマイシン】
→ブドウ糖の吸収を緩やかにし、血糖値上昇を抑える

【食物繊維】
→腸でのコレステロール吸収を抑える
これらは食事により体内へ取り入れられたものの吸収を抑える効果があるため、食事の前に摂取しておくことでより効果が発揮されます! 
そうか・・・!

事前に摂取しておくことで、食事により取り入れられたものを、体が吸収する前にキャッチし、ブロックできる・・ということですね!?
その通りです!これらは食後に摂取をしても、大きな効果は見込めません。

食事をする15分程度前に、桑の葉青汁を摂取しておくと効果的です。
    

ケール・明日葉・大麦若葉との違いは?

青汁の原料としてメジャーなものは、
・ケール
・明日葉
・大麦若葉
の3つです。この3つは青汁三大原料と言っても過言ではない程、多くの青汁商品に使用されています。

青汁の原料なんて、あんまり気にしてなかったわぁ〜・・・
「青汁」と名乗っている商品なんだから、どれも同じようなものなんじゃないのか? 
商品によって全く違います!

使用している原料により、青汁の栄養は大きく異なります
。 
ケール・明日葉・大麦若葉もそれぞれ栄養は全く違うのでしょうか? 
それぞれ栄養の特徴は全く異なります

ケール・明日葉・大麦若葉がどのような野菜であるかという点を確認しながら、桑の葉と比較してみましょう。

青汁三大原料!ケール・明日葉・大麦若葉とは?

青汁の原料として多くの商品に使用されているケール・明日葉・大麦若葉ですが、桑の葉同様、一般的にはあまり流通していないため、どのようなものなのかご存じない方も多いのではないでしょうか?

ケール・明日葉・大麦若葉がどのようなものなのか、詳しく解説していきます!
【野菜の王様!「ケール」】
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■ケールとは?

ヨーロッパの地中海沿岸を原産とするアブラナ科の植物で、和名は「リョクヨウカンラン」「ハゴロモカンラン」。
キャベツはケールを食べやすく品種改良したもので、キャベツの先祖にあたる植物です。野生のままの高い栄養価を保有しています。
 
■ケールの栄養は?
ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、マグネシウムを筆頭に、多くの栄養素を含んでいます。 
 
■ケールの味は?
 独特の青臭さと苦味があり、とてもクセのある味です。調理には向きません。
ケールは青汁の原料として、長年使用されてきました。

風味にとてもクセがあり、青汁=不味いというイメージが定着したのは、ケールをメインにした青汁が多かったためです。 
それでも青汁の原料として使用されていたということは、栄養が豊富ということなのでしょうか?
その通りです!ケールは「野菜の王様」と呼ばれるほど、栄養を豊富に含んでいます!

ケールについてもあまり流通はしていないため、青汁での摂取が一般的です。
【日本原産!「明日葉」】  
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■明日葉とは?

日本原産のセリ科の野菜です。古くから薬草として使用され、「不老長寿の妙草」とも言われていました。
 
■明日葉の栄養は?
 様々な栄養を含んでいますが、食物繊維・ナイアシン・ビタミンE・βカロテンを特に多く含みます。
 
■明日葉の味は?
 同じセリ科であるパセリやセロリと同様、独特の苦みやクセ、香りがあります。
明日葉は伊豆諸島で多く栽培されているようですね!

でもあまりスーパーなどでは見かけませんが・・・
明日葉は、産地の伊豆諸島では一般的に販売され、天ぷらなどにして食されている文化もあるようですが、風味が独特なこともあり、その他の地域ではあまり見かけません。

ですが、栄養はとても豊富に含まれています! 
ということは、やっぱり明日葉も青汁で摂取する意味はあるのね〜 
明日葉の茎は、切断すると黄色いどろっとした液体が出てきます。

この液体には「カルコン」というポリフェノールの一種である成分が含まれており、現在研究段階ではありますが、抗菌作用など健康への効果が期待されています。
【クセなし!「大麦若葉」】
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■大麦若葉とは?

イネ科の植物である大麦の若葉です。大麦の葉は若葉の頃に最も栄養を多く含んでいるため、大麦の丈が20〜30cmの頃に収穫します。
 
■大麦若葉の栄養は?
ビタミンK・ビタミン12・マンガン・ナイアシン・カテキン・葉緑素(クロロフィル)を多く含みます。他にも様々な栄養を幅広く含んでいます。
 
■大麦若葉の味は?
  クセがありません。香りについてもクセがなく、青汁の原料としては使い勝手の良い野菜です。  
大麦は古来より「穂」の部分を食用として利用してきましたが、近年の研究により、その「葉」にも豊富な栄養を含んでいることが解明されました。   
なぜ「若葉」なのでしょうか?
若葉の頃の葉が、最も栄養を多く含んでいるからです!

大麦若葉は日本人に受け入れられやすい風味をしていますが、調理に向いているものではありません。

そのため、青汁に加工して摂取するのが一般的です。

桑の葉vsケール・明日葉・大麦若葉を徹底比較!

その栄養価の高さから、青汁の原料として多くの商品に使用されているケール・明日葉・大麦若葉ですが、桑の葉も栄養価の高さでは負けてはいません。それぞれの持つ栄養の特徴を比較してみましょう。

【桑の葉・ケール・明日葉・大麦若葉の栄養比較】

ケール・明日葉:生の可食部 100g
大麦若葉:「大麦若葉粉末(山本漢方製薬が販売する商品)」100g
桑の葉:乾燥粉末 100g

  桑の葉 ケール 明日葉 大麦若葉 (単位)
カロテン 223.2 2900 5300 2538 μg
ビタミンB1 0.0177 0.1 0.1 0.1 mg
ビタミンB2 0.0405 0.2 0.2 0.1 mg
ナイアシン(B3) 0.120 0.9 0.4 1.4 mg
ビタミンC 0.948 81 41 7 mg
ナトリウム 1.197 90 89 31 mg
カルシウム 80.97 220 65 29 mg
カリウム 93.09 420 540 320 mg
リン 7.14 45 65 37 mg
1.323 0.8 1.0 4.2 mg
不溶性食物繊維 1.350 3.2 4.1 0.2 g
水溶性食物繊維 0.237 3.7 1.5 4.0 g  

■桑の葉の栄養はケール・明日葉・大麦若葉より少ない!?
そんなことはありません!

上記の表で確認すると、ケール・明日葉・大麦若葉と比較して桑の葉の栄養素がとても少なくなっています。

桑の葉は、ケール・明日葉・大麦若葉と比較するとどの栄養素も圧倒的に少ないじゃないか!
それは、桑の葉は「乾燥粉末 100g」のデータであるためですね!桑の葉を乾燥させ、粉末にしたものです。

ケール・明日葉については生のものの可食部分100gに含まれる栄養です。

大麦若葉については正式なデータがなく、山本漢方製薬が販売する「大麦若葉粉末」の100gに含まれる栄養です。 
野菜は、生のまま食することで本来持つ栄養素をそのまま摂取することができます。

乾燥し、粉末状にする過程において、どうしても栄養素は減少してしまいます。 
ということは、ケールと明日葉も加工すると栄養は減るということか・・・
その通りです!

しかし、カルシウムといった、桑の葉が特に多く含んでいる栄養素においては、生のケール・明日葉にも引けをとらないほどの量が含まれています!

この表の数値は、元となるものが統一されたデータではないため、あくまで栄養素の参考としてください。
 
■栄養素の特徴には違いがある!

桑の葉・ケール・明日葉・大麦若葉は、それぞれ栄養の特徴が異なることがわかります。この違いは、青汁の栄養素を大きく左右します。

こうして比較してみると、それぞれ多く含んでいる栄養素が違うのねぇ      
桑の葉単体にも栄養素は多く含まれていますが、異なる栄養の特徴を持つ原材料を組み合わせることにより、より栄養バランスに優れた青汁となります。
ということは、桑の葉だけではなくて他の原材料も使われている青汁を選んだ方がいいのか? 
桑の葉が持つ栄養素を最も摂取できるのは、桑の葉のみを使用した青汁です。

桑の葉以外の原材料も使用されている青汁は、桑の葉の配合量は限られてしまいます。 
桑の葉の持つ栄養素を多く摂取したい場合は、桑の葉のみが使用されている青汁を選んだ方が良い・・ということですね!
   

自分に合うタイプは?青汁タイプ別解説!

「青汁」というと粉末をお湯や水に溶かして飲むものをイメージされる方も多いのではないでしょうか?現在は数多くの青汁商品が販売されており、味や形状も様々です。

現在販売されている青汁を大きく分けると、5つのタイプに分かれます。

【青汁のタイプ】

・粉末タイプ
・缶タイプ
・ジュレ(ゼリー)タイプ
・粒(サプリメント)タイプ
・冷凍タイプ  
この5つのタイプを、栄養価の高さ・飲みやすさの面で比較してみましょう。
【タイプ別比較表】
 
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それぞれ、良いところと悪いところがあるのねぇ・・・

どれを選んだら良いのかわからないわぁ・・・
青汁は日常的に摂取するものなので、継続するためには自分に合ったタイプのものを選ぶことも重要なポイントです!

それぞれのタイプを詳しく解説していきます!

商品数No.1!「粉末タイプ」

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■メリット

・携帯しやすく、保存場所を選ばない
・飲みやすい味になっている
・他のタイプと比較すると価格が安い
・料理に使用するなど、アレンジが可能なため飽きにくい
 
■デメリット
・何かに溶かす必要があり、手間がかかる
・加工する工程で多少の栄養が失われてしまい、そのままの栄養を摂ることはできない
・甘味料や香料などが添加されているものもある 
現在販売されている青汁の中で、最も商品数が多いのがこの「粉末タイプ」です。

原料を粉末状に加工したもので、溶かして摂取する青汁です。飲みやすい味になっている商品も多くあります。    
青汁と言ったらこのイメージだわぁ〜!飲みやすい味なのは嬉しいわねぇ 
でもそもそも、原料となっている野菜はあまり飲みやすい味ではないものも多いですよね・・・?

ましてや、それを混ぜてしまったら飲みやすくはないのではないでしょうか・・・? 
・味にクセのある野菜を少なくしている
・甘味料を添加している

などの方法で味の調整をしている商品もあります。 
確か青汁の原料となっている野菜は、味にクセがあるものも多かったよな?

その野菜を減らしてしまったら、青汁の栄養に影響があるんじゃないのか?
その通りです!味を重視するあまり、栄養が少量になってしまっている商品もあります。

きちんと確認をして購入することが大切です!

ジュースみたい!「缶タイプ」

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■メリット

 ・手軽に摂取できる
・飲みやすい味のものが多い
・ケール本来の栄養価に近い

■デメリット
・保存に場所をとる
・携帯には不便
・甘味料が添加されている可能性がある
・他のタイプと比較すると価格が高い
ジュースのように加工し、缶入りのドリンクとして販売しているのがこの「缶タイプ」です。

原料本来の栄養に近い状態で加工することも可能なため、高い栄養価の商品もあります。 
味についても、本当にジュースのように飲みやすいものもありますよね!
栄養価も高くて味も飲みやすいなんて、良いわねぇ!
粉末タイプと同じく、飲みやすい味になっているものは野菜の量や添加物にも注意が必要です!
缶ということは、1箱だと重量もあるんじゃないのか? 
青汁は1箱単位で販売されているものが多いですし、缶タイプは1箱で重量もあるうえに、保管スペースも必要となりますね!       
移動させるのが大変そうねぇ・・・ 
青汁としての成分だけでなく、こういったデメリットも考慮したうえで購入しましょう!

まるでお菓子!?「ジュレタイプ」  

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■メリット
 ・場所を選ばず摂取できる
・持ち運びに便利
・食べやすい味のものが多い

■デメリット
・加工の段階で栄養が少量になっているものが多い
・味の調整や、ジュレ状にするための添加物が加えられているものもある
・他のタイプよりも比較的価格が高い  
青汁をジュレ(ゼリー)状に加工したタイプです。

味にもこだわっている商品が多く、お菓子のように摂取することができます。
ステッィクタイプの袋から、つるっと出して食べるものですよね! 
手軽に摂取できて良いわねぇ!外出先でも簡単に摂取できるじゃない〜
粉末タイプや缶タイプと同様に、原料に使用されているものには注意が必要です!

野菜が少なくなっているものは、栄養面ではあまり期待はできません

手軽!「粒(サプリメント)タイプ」

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■メリット

・携帯しやすく、保存場所を選ばない
・何かに溶かす必要もなく、手軽に摂取できる
・味を感じず摂取でき、好き嫌いは別れない
・他のタイプと比較すると価格が非常に安い

■デメリット
・摂取できる栄養が少ない
・添加物が含まれているものもある 
青汁をサプリメントで摂取できるよう、加工したものです。

味を感じることなく摂取することができるため、青汁の味がどうしても苦手という方でも摂取しやすい青汁です! 
こんな青汁もあるのねぇ・・・サプリメントとして摂取できるなんて、手軽でいいわねぇ!
手軽で良いが・・・小さな粒になっているということだろう?

栄養はちゃんと入っているのか?
1粒の大きさに限度があるため、栄養はどうしても少量になってしまいます

他のタイプの青汁と比較すると、1日に摂取できる栄養の量がかなり少量になってしまう商品もあるため、必ず確認をしましょう!

栄養抜群!「冷凍タイプ」   

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■メリット

・ケールの栄養をそのままストレートに摂れる

■デメリット

・味にクセがあり、飲みやすくはない
・冷凍庫で保存し、飲む前に解凍する必要があるため手間と時間がかかる
・他のタイプと比較すると価格が非常に高い
原料となる野菜をしぼり、冷凍させたものです。

野菜本来の栄養をほぼそのまま摂取することができるため、栄養価は非常に高い青汁です。  
栄養価が高いのは魅力的だが・・・

「野菜をしぼったもの」ということは、味も野菜そのままの味なんじゃないのか?   
その通りです!

味も野菜本来の味そのままとなっているため、味の面ではあまり「飲みやすい青汁」とは言えないでしょう。
冷凍庫で保管するということは、持ち運びは難しいわねぇ・・・

解凍にも時間がかかりそうだわ〜・・・
冷凍タイプは栄養価はとても高い青汁ですが、「摂取しやすさ」といった点ではマイナス面も多くあります。

味の好き嫌いもとても別れてしまうものなので、購入前にきちんと確認をしましょう!
   

桑の葉を使った青汁をランキングで比較!

近年、桑の葉を使用した青汁は商品数が急激に増加していますが、どういった商品が販売されているのでしょうか?
商品のポイントに注目しながら、おすすめの商品をランキングで紹介していきます。

1位 ふるさと青汁(マイケア)

※粉末タイプ

no1

国内産の原料にこだわり、島根県産の桑の葉、八丈島産の明日葉、熊本県産の大麦若葉を使用した青汁です。

【原材料】

あしたば葉茎末、難消化性デキストリン、直鎖オリゴ糖、あしたば根末、桑の葉末、大麦若葉末

★おすすめする人★
・桑の葉だけでなく、明日葉・大麦若葉など他の野菜の栄養も摂取したい方
・国産原料にこだわった青汁を希望する方

桑の葉だけでなく、明日葉・大麦若葉も使用しているため、栄養バランスの良い青汁と言えます!

明日葉については葉・茎・根と全てを使用しているので、多くの栄養が期待できます。
2位 神仙桑抹茶ゴールド(お茶村)

※粉末タイプ

no2

老舗のお茶屋さんが販売する、桑の葉をメインに、茶とシモンのみを使用した青汁です。 味にクセがなく、お茶のように飲めるところが特徴です。

【原材料】

桑葉、茶、シモン(葉、茎)

★おすすめする人★
・桑の葉をメインにした青汁を摂取したい方
・桑の葉だけでなく他の野菜の栄養も摂取したい方
・甘味料の入っていない青汁を摂取したい方

味を調整する甘味料などは一切添加されていないため、糖分を気にする方にもおすすめできます。

原材料は桑の葉・茶・シモンと至ってシンプルですが、シモンは「シモン芋」という植物で、葉と茎にそれぞれ異なった栄養を豊富に含んでいるため、栄養面でも期待ができる青汁です!
3位 ホコニコのこだわり酵素青汁

※粉末タイプ

no3

桑の葉・明日葉・大麦若葉・ケールといった青汁の原料に加え、穀物を麹菌で発酵させた生酵素、139種類もの植物を時間をかけて発酵させた「植物発酵エキス」を配合しています。

【原材料】

大麦若葉粉末、加工黒糖、ハニーパウダー(デキストリン、はちみつ)、オリゴ糖、難消化性デキストリン、穀物麹(大麦、あわ、ひえ、きび、タカキビ、紫黒米、米粉)、明日葉粉末、桑の葉粉末、ケール粉末、植物発酵エキス末{デキストリン、野草発酵エキス(オリゴ糖、砂糖、てんさい糖、ヨモギ、その他)}、植物発酵エキス末(デキストリン、糖類、野草エキス、果物エキス、野菜エキス、海藻エキス)、乾燥生菌粉末 、(一部に小麦、やまいも、りんごを含む)

★おすすめする人★
・青汁初心者
・甘い青汁が好きな方
・より多くの栄養素を摂取したい方

数多くの原料を使用しているため、多くの栄養素を摂取することができる青汁です。

各原材料の配合量は少なくなってしまうため、桑の葉の配合量も限られてはしまいますが、栄養バランスには非常に優れた青汁です。
4位 濃い藍の青汁

※粉末タイプ

no4   

青汁の原料としてメジャーな桑の葉・大麦若葉に加え、藍染めの染料として有名な「藍」や、桑の葉同様、近年その栄養価が注目されている「クマザサ」を使用した青汁です。

【原材料】

有機大麦若葉粉末、乳糖果糖オリゴ糖、有機桑の葉粉末、クマザサ粉末、藍抽出物(還元麦芽糖、藍)、トレハロース

★おすすめする人★
・青汁初心者
・甘さのある青汁が好きな方
・桑の葉の栄養だけでなく、他の栄養素も摂取したい方

「藍」については食用としてはあまり知られていませんが、日本では古くから解熱・解毒・消炎作用があると言われており、高い抗酸化力を持った薬用植物として食されてきました。

桑の葉以外にも栄養を豊富に持つ原材料が使用されているため、栄養バランスにも期待ができます
5位 ファイテンの桑葉青汁

※粉末タイプ

no5

桑の葉をメインに使用した青汁です。天然のでんぷんから作られる、食物繊維「難消化性デキストリン」が配合されており、桑の葉の栄養素だけでなく食物繊維も豊富に摂取することができます。

【原材料】

難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)、桑葉粉末(国産)、抹茶粉末、緑茶エキス末、イソマルトオリゴ糖、タマネギ外皮エキス末、ヒアルロン酸/V.C、大豆レシチン、(一部に大豆を含む)

★おすすめする人★
・より多く桑の葉の持つ栄養素を摂取したい方
・食物繊維を多く摂取したい方
・ダイエットをしたい方

桑の葉をメインとしていますが、ダイエット向け食品に多く使用されている「難消化性デキストリン」や、コレステロールを低下させる「大豆レシチン」も含んでいるため、ダイエット効果にも期待ができる青汁です。

栄養士が総括!桑の葉青汁をオススメする人とは?

桑の葉には栄養素が豊富に含まれており、健康へ様々な効果をもたらしますが、桑の葉を使用した青汁はどのような人に合っているのでしょうか?

桑の葉の持つ栄養素から、桑の葉を使用した青汁はどのような方におすすめなのか、栄養士の目線でまとめます! 

【桑の葉を使用した青汁をオススメする人】

・生活習慣病を予防したい方
・骨を丈夫にしたい方
・髪・肌・歯の健康を保ちたい方
・血糖値を気にする方
・ストレスを和らげたい方 
桑の葉を使用した「お茶」もありますが、お茶は煎じて摂取するため、桑の葉が持つ栄養素を多く摂取することはできません。

青汁で摂取することにより、桑の葉本来の栄養素により多く摂取することができるため、青汁として摂取するメリットは非常に高いと言えます!

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