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あさイチ「“戦争はイヤ”子どもと考える」[字] 2017.08.30

(早苗)でもさこれも見てみたいな。
(時子)じゃ着替えますね!生字幕放送でお伝えします泉澤≫なんかすごい変な感じです。
井ノ原≫三男三男は黙ってろよ。
すみません。
みんなに言われてましたけれどね。
有働≫よく貫いてねあの涙がいっぱいね。
いろいろ気持ちは分かりましたよね。
有働さんは言われたくなかったって。
私は言われたくなかった。
三男側の気持ちに勝手になっていたけれどもちゃんと言ってくれたほうがいいのかなと。
どっちだったの?三男は。
泉澤≫ちゃんと気持ちを伝えてもらわないとこっちとしても、どうしていいか分からない状態だから。
応援するという時子の気持ちも感じられた。
決意が出ていたので。
米子さんに気持ちが揺らいだというのは。
さおりさんだよね。
それはまた今後の…。
また別の話で。
柳澤≫男はつらいな。
きょうは8月30日金曜日でございます。
有働≫きのうは「あさイチ」がなくて、きょうは15分遅れのスタートです。
柳澤≫きょうのテーマは戦争についてでしょう。
戦争について考えるでしょう。
もともときょう予定していたんだけれどもまさかきょうの前日のきのう北朝鮮がミサイルを発射するということは本当に僕も正直なところ驚いたんですけれども考えてみるとこういうタイミングだからこそきょうのテーマというのはしっかり考えたほうがいいのかなと思います。
井ノ原≫きっかけになればね。
三田さんもお母さんとしての立場もあると思いますし若者の立場としてもいろいろお話いただければなと思います。
きょうは家族みんなで考えてほしいと思います。
夏休みに入ってまもない先月末。
茨城県龍ケ崎市であることが行われました。
大人たちはグラウンドゴルフ。
子どもたちは輪投げ。
150人が集まっていました。
(サイレンの音)ミサイルに備えた避難訓練が始まりました。
日常生活に近い状態からできるだけ素早く建物に避難します。
解除になるまでの10分間万が一に備え少しでも生存率が上がるよう身を守る姿勢を取ります。
国の要請を受け全国各地で行われている避難訓練。
ことしに入ってすでに10か所以上に上ります。
町内会の呼びかけで参加したこちらの親子。
ミサイルなんてひと事だと思っていたそうです。
しかし、このあと自宅にお邪魔してみると家族会議が始まっていました。
うん。
家族で話すうちこんな疑問が湧いてきました。
子どもに、こう聞かれたとき皆さんはどう答えますか?今の状況に不安を感じているのは子どもたちも一緒です。
ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮。
その数は、きのうを含めてことしで14回に上ります。
緊張は、日に日に高まっています。
確かに、万が一の場合に備えることは必要かもしれません。
しかし、今だからこそ戦争をせずに平和を守っていくために私たちにできることはないのでしょうか。
今回「あさイチ」は大勢の子どもたちに話を聞いてみました。
みんな、ふだんは親と戦争の話はしません。
でも、今の日本についていろいろ考えているんです。
きょうはこんな子どもたちと一緒に平和について考えてみます。
戦争をするってどういうことなのか。
それを知ってる人たちにとにかく会っていろんな話を聞いてきました。
井ノ原≫三田さんご家族で戦争についてお話をすることはありますか?三田≫たまたまうちの両親が小中学校のときに本当に疎開したりリアルに終戦直後の話孫、うちの子どもたちによく話してくれましたので広島、長崎も沖縄にもよく行ってリアルに過去の戦争として話し合ったんですけれども最近リアルにミサイルJアラートということで初めて過去ではなく今ということが世界に戦争をしているところがあったにせよ実感として今というのがなかったのにJアラートということで家族で今ということで、それでもぴんとこなかったんですよ。
でもきのうああいうことになって私は、たまたま東京駅でのんきにお弁当を買って知らなくて福島まで仕事に行って降りたらいろいろなことがあって、知らない自分にびっくりして慌ててテレビをつけたら総理とか官房長官とかが会見していて知らない間にどうしていたんだろうと知らない自分にも衝撃を受けてこんなふうに世の中が動いたことについて慌てて家に帰って今はチャンネル録画で見られるじゃないですか。
各テレビ局の朝6時の状況と7時までとかニュースを子どもたちと見てみたんです。
初めてぞくぞくと。
子どもたちもリアルに感じてリアルにJアラートが自分のところに来たりきのうのように地域によってはJアラートが鳴らないとかテレビを見てびっくりするわけですよね。
昨夜、初めて子どもと話ができました。
井ノ原≫知らない状況もありますからね。
気付かないうちに起きていて。
柳澤≫気付くタイミングがあればいいけれどもあとで起きていたというのは。
地震だといろいろありますけれどもね。
これだけ文明社会で携帯をいじっている自分が何も知らない間に1時間でこんなことになるんだと。
泉澤君はどうですか?話すことはありますか?泉澤≫ありますね。
友達どうしでも今も頻繁にミサイルのことをやっているので、そういうことを話したりもしますしきのう、Jアラートが鳴っていたときも自分は寝ていたんですけれども気付かなかった感じなので僕もニュースを見て怖っ!と思って何も知らなかったわと思って。
平和の象徴である朝ドラがなくなっちゃうんだなと思ったんですよ。
「あさイチ」で、ここに座って待っていたけれどもやっている場合じゃないということなの?ということじゃないですか。
三田≫日常が本当吹っ飛んじゃいましたよね。
朝ドラを見ている子どもたちも夏休みだからいるかもしれないけれどもなんでないの?という重大さをどう受け止めるのかなと。
有働≫戦争について考えるんですが夏休み中のお子さんもそうですしお子さんがいらっしゃる親御さんもそうですし戦争を経験された方もそうですがきのうの朝のニュースをどんなふうにどんな気持ちで受け止めてどんなことを考えたのかということを、ぜひ教えていただければと思います。
柳澤≫北朝鮮の問題に限らずやっかいな複雑な問題を解決しようとしたときにどうやったら平和的につまり力を使った戦争ではない形で、解決することができるのか北朝鮮の問題に限らず、皆さんの身の回りで起きていることも含めて考えてどうしたらいいかという答えを皆さんの声を率直に聞かせていただけたらいいなと思います。
ぜひお寄せください。
今回、柳澤さんは子どもたちといろいろお話ししてきてくださったんですよね。
今われわれが置かれている状況を言ってみれば今どきの子どもたちがどういうふうに受け止めているのか子どもたちに会ってきました。
≫集まってくれたのは小学4年生から中学3年生までの8人です。
まずは、8月ということで太平洋戦争のことから聞いてみました。
柳澤≫8月15日ってどういう日ですか?≫さすがに、これだけは知っててほしいなと思ったんですがね。
柳澤≫それじゃあ、みんな出してもらおうか。
戦争が終わった日、終戦記念日。
終戦記念日、分からない分からなかった?戦争の日、終戦記念日。
≫大体知っているようなのでおじさんもちょっと安心したんですがでも驚いたのはこのあとなんです。
この太平洋戦争が終わったのは何年前のことか聞いてみると…。
なんと300年前や100年前という答えも返ってきました。
正しく知っていたのは8人中2人だけでした。
≫子どもたちの周り、親はもちろんですがおじいちゃん、おばあちゃんも戦争を知っている人がいないんだそうです。
今度は、1か月ほど前にニュースで流れた映像を見てもらいました。
北海道・室蘭で撮影されたこの流れ星のような光。
何の光だか皆さん、覚えてますか?子どもたち、ものすごい勢いで答えを書いてくれました。
柳澤≫はい、ミサイル、ミサイル北朝鮮のミサイル。
ミサイルか原子爆弾。
ミサイル、ミサイル、ミサイル…。
≫全員、正解。
この映像は、北朝鮮のミサイルの落下を捉えたものだと考えられています。
NHKで撮影した映像なんですよ。
みんなとにかく詳しいんです。
では、このミサイル問題をどう解決すればいいと思っているのか?柳澤≫「よく話し合う」これは、どうして?≫話し合いで解決すべきと答えた子は3人。
一方で…。
トランプ大統領が命令すればいつでも先制攻撃ができる状態になっているからそれをしてもらう。
いろいろな国で協力して脅す。
≫こうした意見に異を唱えたのが中学2年生の宮田君です。
歴史の本を、すり切れるまで読んでいる歴史ファンです。
≫資源を枯渇させればいいという宮田君。
そこで、もう1つ質問をしてみました。
≫結局、どうすればいいか分からない。
でも、みんな一生懸命考えてくれました。
井ノ原≫いろいろ考えているんですね。
三田≫あれだけいて、いろんな意見も出てこういうのが大事ですね。
1人で考えていたらもしかしたらこうすればいいと思うという自分の気持ちって凝り固まっちゃうけどいろいろ対話していくとそっちの線もあるかとどんどん考えが広がっていくかもしれない。
柳澤≫とかく戦争というと過去の戦争を知っている人に聞くとか、学ぶとか子どもたちは確かに昔のことは知らないですね。
でも自分たちが今、置かれている状況をどうすればいいのかというのは僕ら大人が思っている以上に真剣に考えて答えてくれたんですよ。
有働≫ついつい戦争というと第2次世界大戦とかそこから学ぶということがありますけど彼らにとっては70年前と歴史の戦いみたいなことと戦国時代とそんなに変わらないぐらい昔になるから本当に今、目の前でニュースでやっていることが戦争と受け止めているんですね。
柳澤≫今を考えることなんだなと逆に僕らも気付かされました。
僕らの子どものときはやっぱり太平洋戦争とか第2次世界大戦あった戦争を先生から教えられて戦争っていけないんだよという教育だったと思うんですけど今、ここで起きていることってまさにそういう今の戦争の始まりなんじゃないかという教え方そのほうがリアルなのかもしれないですね。
有働≫泉澤さんは24歳ですね。
実際にどうですか?泉澤≫話し合いで解決するというのはいちばんに思いつくと思うんですけどなんで核を持つのかなというところでいうと話し合いをできる立場まで持っていくためにそういうものを持って同じ立場に立とうじゃないですけどそういうふうにも考えられるし今まで相手にされなかったのが核を持つことによって相手にしてくれるようになるとか。
どちらも正義というか…難しいです。
引きで見ちゃうとそういう見方もみんなテレビとかでは政治的な側面でお話しされるけど子どもたちにとってはいきなりJアラートが鳴って何だこの不気味な音はといって上を通過したというじゃないかってなんてことしてくれたんだよっていうのが俺はまず最初にあると思っていて今でも僕はそう思っていますけど当たったらどうするんだよってそこから先の話なんですよね。
そうなったときどうするの?って。
有働≫たくさんで手を組んで脅すみたいな発言をしていたじゃないですか。
ちょっとどきっとするけど子どもたちにとっては今目の前でそれが起こっているからそれはそうするだろうという意見がすっと出てくるんですね。
柳澤≫脅すということばの捉え方ですけど今は対話のときではない圧力をかけるときだ国際社会が一緒にと子どもたちの耳の中では一種、脅すという響きを持っているのかもしれませんね。
大人が思っているよりは子どもたちなりに真剣に考えているんだなってあわせて戦争の実感というのは子どもたちはなかなかつかみにくいところがあるかもしれません。
泉澤さんは、いきなり戦争と言われたときどう実感しますか?泉澤≫そんなに詳しくも分からないですけど役で戦争のことをやったりするので本を読んだりして一応は勉強はするんですけど…。
そもそも戦争とはいったいどういうものなのかを子どもたちと一緒に聞いてきました。
これは、イスラエルで撮影された写真です。
遠くを眺め笑みを浮かべている人もいます。
彼らが見ているのは、対立するパレスチナ・ガザ地区への空爆。
まるで花火を見るようにスマホを向ける人もいます。
いったいどういう気持ちなのでしょうか。
子どもたちと一緒に話を聞きに行きました。
埼玉県に住むダニー・ネフセタイさん、60歳。
イスラエル出身の家具職人です。
冒頭の写真を紹介してくれたのはダニーさんです。
子どもたちと一緒に戦争や平和についてもっと深く考えるきっかけにしてほしかったのです。
中東に位置するイスラエルは1947年から70年近くにわたって周辺のアラブ諸国パレスチナ人と衝突を繰り返してきました。
ダニーさんは18歳から21歳までイスラエル軍に所属。
戦争に参加するのは当然のことだとずっと考えていました。
イスラエルでは徴兵制が敷かれています。
入隊は18歳から。
男性は2年8か月、女性は2年の兵役が課せられます。
兵役が終わったあとも法律上は54歳まで有事の際には召集されます。
国民の大半が軍隊を経験する世界でも数少ない国の1つです。
ダニーさんは幼いころから戦争は国のためにしかたがないことだと教えられてきました。
平和のための武力行使はしかたがない。
周りに、疑問を持つ人は誰もいませんでした。
軍隊にいたとき、上官から繰り返しかけられたことばで戦意が高まったといいます。
しかし、ダニーさんの考えは変わりました。
2008年、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への空爆です。
イスラエル軍は避難所となっていた学校なども空爆。
最終的に、誤爆だったと政府は認めましたが、一般市民が数多く犠牲になりました。
1400人、すごいでしょ。
疑問に思ったダニーさんは仲のよい友人が空爆に参加したことを知り話を聞いてみました。
そしたら出てきたことばがびっくり。
しょうがなかったって私たち昔からとにかく人を殺してはいけない子どもを殺してはいけない。
「しょうがない」ということばだけは使わないでほしい。
子どもたちに、ダニーさんは繰り返し言っていました。
有働≫子どもたち、あの話を聞いてどのような反応でしたか?柳澤≫僕たちはもっと子どもたちにダニーさんに質問してほしかったんですよ。
でもダニーさんがいろいろ話をしてくれると、それがあまりにもリアルすぎちゃったんでしょうね。
本当にことばが出てこなかったという実感があるんですよ。
逆に言うと、本当に届いたのかなと。
ことばの重みというか戦争ってそんなに悲惨なんだということが届いたのかもしれませんね。
柳澤≫ダニーさんが繰り返し言っていたのはしょうがない、しかたがないということばなんですけどこれって戦争に限らず、ふだんわれわれもそういう気持ちになることってあるんじゃないかなと。
しかも、いろいろな難しい問題にぶち当たったときにこれはいろいろなことがあって大人の理屈の世界だからどうしようもないよねという解決策が見いだせないときにそういうふうになる気がするんだよね。
そのときって、みんな恐らくそこで考えが止まっているんじゃないかなと。
考えたらいらいらしてしまうし考えることをやめようと思う人もいるかもしれませんね。
考えが進まないときに言ってみれば、よく聞く思考停止の状態。
ダニーさんが言っていたしょうがない、しかたがないというのは思考停止の状態になったら先が見えないよ、そこで考えをやめてはいけないよということを言ってくれているんじゃないかなというのが僕の率直な印象だったんですよ。
三田≫私、しかたがないで思い出したんですけども亡くなった祖母が戦争中も、しかたがないから考えてはいけなかったししかたがないから万歳して送り出した、でも帰ってきたときには本当にありがたくてこういうありがたみを忘れてはいけないんだということをすごく言われましてそのときの本当にしかたがないという状況私たちもついつい今おっしゃったように、しかたがないしょうがないは、大人の事情的な都合のいい、ある意味ことばでもあったりするだと思うけどそんなこと言っていられなくてそれを考えなきゃいけないのでそういうときにきていますね。
歴史を振り返ると過去の戦争はなんで起きたのかと思うとこの、しょうがないしかたがないというのが結局は戦争の引き金を引くきっかけになったケースが歴史がたくさんあるような気がするんだよね。
有働≫ついつい戦争は政治の延長だから外交をやる人政治の人がちゃんとやってくれているはずだから、急に振られて戦争をどうするか、一人一人考えようと言われたときにどうやって考えるんだっけ?私が何かやって変わるんだっけ?戦争は止まるのかということを思って日頃、しかたがないと思わないためにどうすればいいのかと思います。
柳澤≫日常的に、こういうことは特に今の状況、われわれ突きつけられているわけだから特に若い人たち泉澤さんのように若い世代がどのようにこういう状況を受け止めるのか気になります。
泉澤≫どうなんですかね…。
僕もあそこにいたら本当に何もことばが出ないというのは、まさしくそう思うと思うんですよ。
経験している人のことばというのは、やはり重みが違うしそこを僕ぐらいの年代だとたぶんよりリアルに感じられるというかなんか鮮明に想像ができるというか。
だからそういう資料映像とかで見ても、みんな戦時中のことを泣きながら話してくださいました。
そういうのを見ると本当に胸が痛いというか。
それで片づけるのもちょっと苦しいなと思いました。
9時になりました。
ニュースをお伝えします。
北朝鮮はキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の立ち会いのもときのう新型の中距離弾道ミサイル火星12型の発射訓練を北海道の上空を通過させる形で行ったとする写真を国営メディアを通じて発表しました。
北朝鮮の国営メディアがけさ公開した写真です。
空港の一角とみられる場所で、火星12型が上昇していく様子が写っています。
キム委員長の後ろのモニターには日本を飛び越えて太平洋に落下するミサイルの予定軌道が表示されているのが確認できます。
これについて北朝鮮の国営メディアは、首都ピョンヤンでキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、新たに配備された中距離弾道ミサイル火星12型の発射訓練が行われたと、けさ発表しました。
火星12型は北海道の渡島半島と襟裳岬の上空を通過して北太平洋上の目標水域に予定どおり落下したとしたうえで韓国であすまで行われているアメリカ軍と韓国軍による合同軍事演習への対抗措置だと主張しています。
キム委員長は訓練後、今後、太平洋を目標として弾道ミサイルの発射訓練を多く実施すべきだとしたうえでわれわれはアメリカの言動を引き続き注視し、それによって今後の行動を決心すると述べてトランプ政権の出方を強くけん制しました。
国連の安全保障理事会は、北朝鮮のミサイル発射への対応を話し合う緊急の会合を開催し日本の上空を飛んだミサイルを発射した北朝鮮を強く非難するとともに、発射の即時停止を求める議長声明がまもなく採択される見通しです。
国連の安保理では29日午後5時前から、日本時間のきょう午前6時前から非公開で緊急の会合が開かれていて国連外交筋によりますと議長声明を採択する方向で協議が続いていて声明はまもなく採択される見通しです。
議長声明では日本の上空を飛んだミサイルを発射した北朝鮮を強く非難するとしたうえで安保理は発射の即時停止を求める。
北朝鮮の行為は、すべての国連加盟国にとって脅威であると表明するとしています。
議長声明は決議のような拘束力はないものの報道機関向け声明より強い安保理の総意を示すもので理事国すべての賛成が必要です。
日本の国連外交筋は、日本の上空を飛んだミサイルに対して強力な措置を求める日本の意向を反映したものでアメリカが後押ししてくれたと話しています。
安保理で北朝鮮の核やミサイル開発に対する議長声明が採択されれば、2012年4月に、北朝鮮が人工衛星と称して事実上の弾道ミサイルを発射したとき以来、4度目です。
では全国の天気、雲の動きです。
台風15号の雲の渦巻きが小笠原諸島に接近しています。
前線に伴う雲が本州付近を南下中でところどころ雨になっています。
井ノ原≫引き続き戦争をするというのはどういうことなのか改めて考える特集です。
有働≫いろいろな意見をいただいています。
一人一人のさまざまな意見があります、そういうつもりで読ませていただきます。
秋田県10代の方です。
秋田県に住んでいる高校生です。
きのうは朝起きたとたんにスマホからJアラートが鳴って一瞬、頭が真っ白になりました。
テレビをつけると東北に避難の指示が出ており、母と弟と地下なんてないよとテレビの前でぼう然としておりました。
ミサイルという身近にない危険がいきなり現れたことに恐怖を感じました。
それから茨城県の40代の方です。
最初に訓練が映った茨城県龍ケ崎市の住民です。
まさかこんなに早く本番が来ると思わず、ただただびっくりしてしまいました。
実際に警報が鳴ってみると正直どうしていいか分からずおろおろ。
これからますます訓練が必要なのかと思ってしまいます。
シェルターなどの防災マップも今後必要なんですね。
体育館では正直、身を守れないと感じました。
北海道の方からたくさんいただいています。
40代の方です。
日本は戦争しないと言っているのにJアラートなんてかっこいいネーミングだけれども昔の空襲警報と一緒ですよね。
防空壕に入りなさいと言っているのと一緒。
だけど今は昔と違い各家庭に防空壕はない避難してくださいのことばは不安になるだけでした。
鹿児島県の10代の方です。
高校1年生です。
私は正直ミサイルが日本に落ちてくると言われても、まだピンときません。
本当に落ちてきたらどうすればいいんですか?もう戦争は嫌とか言っていられる状況ではないと思います。
難しいことですが戦争を防ぐにはどうすればいいのか国民一人一人が意識すべきだと思います。
それから愛知県40代の方です。
平和であることは理想ですが残念ながら力で物事を変えようとする国は存在しています。
しかも日本のすぐ近くに。
戦争を防ぐためには外交努力のほかに、日本は武力攻撃に対してしっかりと備えていることを示すことが必要だと考えます。
大阪府の60代の方です。
人類の有史以来、世界のどこかで戦争が起こっている現実を直視し平和は実現が不可能に近い理想であることを自覚すべきです。
日本国民とマスコミは平和ぼけから覚めるいい機会ですというご意見もいただいています。
また後ほど、ご紹介します。
柳澤≫戦争ということをテーマにするときにわれわれからすると遠い世界のことから、きのうのような状況で少し近づいてきたと感じると思うんですよ。
戦争になると身近な人が死んでしまうというのが今の日本のわれわれではなかなか実感できないと思うんですけれどもそういった現実が今まさにこの瞬間も続いているシリア出身の男性に子どもたちと一緒に話を聞きに行きました。
≫訪ねたのは東京ジャーミィーというモスク。
こんにちは。
はじめましてマンスールです。
シリア人のマンスールさん。
日本の大学でアラビア語などを教えています。
初めに見せてくれたのは6年前の写真。
シリアで大学教授をしていたころ教え子たちと撮ったものです。
シリアでは民主化を目指すデモをきっかけに政府と反政府勢力の間で内戦が起こりました。
シリア人どうしが敵味方に分かれて殺し合わなくてはいけなくなったのです。
そこに、ほかの国の軍隊やISなどが加わり内戦は次第にエスカレート。
戦争を止めたくても止められないそんな状況が6年も続きこれまでに数十万人が命を落としています。
もちろん、人間は自由だから…≫マンスールさんの家族はシリアに残っています。
今のところ無事ですがいつ巻き込まれるか不安だといいます。
ここで中学2年生の藤嶋君が手を挙げました。
家族が戦闘の犠牲になっても我慢する。
人を殺す加害者になるくらいなら殺される側の被害者になる。
友人や肉親が敵味方に分かれて戦う現場を見てきたマンスールさんの答えです。
加害者にならざるをえない状況になったら…井ノ原≫マンスールさんは本当にいろいろなことを考えて、考えてその結果ああいうことばになったのかなと思ったんですけれどもね。
だって僕らからしたら家族をやられても黙っているんですか?という感じになってしまうけれどもだってさっていう。
その経験、ものすごく仲間が死んでしまったりというのをしてきているからこそなんでしょうね。
柳澤≫僕らが考える以上に凄惨な戦争の現場を知っているからこそ、出ることばなんだろうけれども、そう思ってもいざ自分がと考えたときにイノッチと同じで我慢できるかな…と。
自分でもあのことばを聞いて子どもたちもみんな一緒だったんだけれどもね。
そこがいちばん難しいところなんだと思うんだけれどもあわせて戦争が始まってしまうととにかく止まらないということ次から次と憎しみの連鎖になってしまうそれを止めるためには今まで僕らの考えが及ばなかったところまで、やらなければだめなんだなということをマンスールさんが言ってくれている。
戦争を始めるのは簡単だけれども終わらせるのは過去の戦争を見ても分かるとおり至難の業なんだよね。
どう思いましたか?今のことばを聞いて。
泉澤≫僕もたぶん何もしないということはできないんじゃないかなって。
何もしないというところまで持っていくにはやっぱり経験しないとだめなのかなとも思うしでも、したくないし。
これはまた思考停止とは違うことなんですかね?柳澤≫ある意味で殺されたから殺し返すというのがまさにそこでしかたがないという一種、考えを止めてしまう思考停止なのかなと。
難しいことなんだけれども思考停止に至らずにさらにその先を考えるということが結果は同じかもしれないけれどもさっきファックスであったどの時代にも戦争があって今、われわれが向き合っている時代を受け入れるべきだというファックスがあったと思うんですけれどもどうなっても戦争になるんだとしたら僕らはそこで考えをやめるのではなくて考えたうえで、そういう現実に向き合ったほうがいいんじゃないかなというそこに、微妙な違いが出るような気がするんですよね。
そういうことを言ってくれているような気がしたんですよ。
有働≫朝ドラでも…それこそ泉澤さんも兵隊にとられる役をやりましたけれどもそれを見てこういうことが起こるというのは分かっているんだけれどもそれはドラマの世界で実際に自分たちがそれに巻き込まれるというか同じ目に遭うというのはというのでちょっと距離を置いて見ているんですけれども。
現代だとそんなことにはならないだろうと。
もっとサイバー攻撃とか人が血を流すことはないんじゃないかというぼんやりとした何かがあるじゃないですか。
でも、そうじゃない気もしてきますし…どうなんだろう実際に始まってみないと分からないから何とも言えないけれども。
柳澤≫しかも戦争は昔は兵隊と兵隊が銃を突き合わせて殺す戦争だけれども今は変わってきていて例えば、遠く離れたところから無人の攻撃機を使って攻撃する人というのは毎朝通勤するサラリーマンのように基地に行って攻撃してお昼ごはんを食べて午後はまた仕事をして攻撃して夜になったら家に帰って家族と過ごす。
つまり血が流れる現実を目の当たりにできないような戦争というものも始まってきているから。
イメージとしてぼろぼろの服を着た子どもが泣き叫んでいるという映像が出てきたりするけれどもさっきのイスラエルなんかでは結構、普通の格好をして普通に町も歩いているんだみたいな映像も見えたりするじゃないですか。
そこら辺がまだリアルに感じられないというのは子どもたちなんか特にあるんじゃないですか?大人だって攻撃する側がリアルな現実を目の当たりにしない。
何万kmも離れているところから戦争をしているという状態から始まっていると戦争は怖いもんだというので人が死ぬというハードルがあったのがいきなり今の時代はハードルが低くなってきているんじゃないかなという気もしますね。
有働≫人が死ぬのは死ぬわけですからね。
柳澤≫離れていてもね。
遠藤≫なかなか終わらない戦争を止めてきた日本人がいます。
伊勢崎賢治さんです。
戦争は何らかの問題やお互いが抱える大義で始まるんですけれども伊勢崎さんは戦争は何も解決してくれないんだと言い切ります。
どういうことか聞いてきました。
東京・杉並に住む伊勢崎賢治さん。
60歳です。
伊勢崎さんは紛争解決請負人。
国連などの要請で世界の紛争地に赴き、戦いを止める交渉を行ってきました。
戦争は何らかの問題や大義があって始まります。
しかし、現場で分かったのは多くの戦争は長引くうちにその最初の問題は、どうでもよくなるということでした。
伊勢崎さんが深く関わった西アフリカ・シエラレオネの内戦では武装ゲリラの最初の目的は政府の汚職を正し市民の暮らしをよくすることでした。
10年以上続いた内戦は民衆を守るどころか数十万人の犠牲を生み出していました。
武装ゲリラと対じした伊勢崎さん。
彼らが口にしたのはやめたくても、やめられないという本音でした。
そんな武装ゲリラたちが、武器を手放す条件として求めたのは初めの目的だった市民の暮らしの改善ではありませんでした。
それは、自分たちが罪に問われないことそして、戦後は社会の一員として復帰できること。
つまり、保身でした。
遠藤≫繰り返しになりますけれども伊勢崎さんが話していたのは戦争というのは物事を解決する選択肢にはならないんだということです。
平和を守るために戦争をするということも言われることがありますけれども平和のための戦争というのもありえない。
平和というよりもまず戦争をしないということを前提に考えるべきなのではないかということでした。
井ノ原≫みんなやめたいと思っているのにやめられないというのがねどうなんですかね。
有働≫平和を守ると戦争しないというのは違うんですか。
柳澤≫平和という考え方としては同じ、言ってみれば頂上を目指すことだと思うんだけれども大きい違いはやっぱり平和を守ろうとする平和を守るための戦争をするという理屈がかまくびをもたげるような気がするんですよ。
家族を守るために武器を取る人を殺すでも、それはそれなんだけれども戦争しないということを初めから力を使って誰かを封じ込めるということをしないんだという前提に立てばそれは結果的に平和を守ることになっているんだと思うんですよ。
考え方の違いというかアプローチの違い本質は同じだと思うんですよね。
有働≫東京都10代の方からいただいています。
世界中の政治家や偉い人はよく子どもたちを安心して育てる未来へと言うけれどもそれならなぜ武器を捨ててくれないのか。
本当にこれからのことを考えてくれるなら、まず誰かを憎むことをやめてほしいといただいています。
戦争をしないというシンプルなことが…シンプルかどうかは分からないけれども、なぜできないのか。
柳澤≫密室で互いに武器を持って対じしたとしてお前が捨てれば俺も捨てるというときにどちらが先に捨てますかね?井ノ原≫捨ててもし刺されたらどうするんだということですよね。
相手が捨てたら自分も捨てると互いに同じ気持ちになっていて本当に2人とも武器を捨ててしまえばまさに戦争しないということになるんだけれども、人間はなかなかやっかいな生き物だからそこで感情が鎌首をもたげてしまうと相手よりも少しでも優位な立場に有利な立場にいたほうがいいんじゃないかと。
そうすると難しくなってくるなと。
どちらもやめたいのに銃を置けないんだとそうなってくるとやっぱりしょうがないというところにいきそうになってします。
つまり思考が停止してしまう。
そうならないためにはどうしたらいいのか。
今のを聞くとちょっと納得しちゃったりするんですよね。
その状況だったらどっちが悪いとかなんかよく分からなくなっちゃって殺し合っているんだと思うとじゃあ考えないほうがいいのかなと。
そう思って、思考停止になったときに誰かと話してみると違うかもしれない。
この場にいるとそうじゃないですものね。
みんなで話していると。
5人いれば5人の意見があると思うから思考停止になったときには誰かと話してみるとそれが思考停止の状態から抜け出す一歩になるんじゃないかなと思います。
有働≫いくつか考え方がきています。
熊本県10代の方です。
私は戦争の映像を見たり話を聞くのを避けていました。
過去の恐ろしいことから目を背けているなと思います。
若者が目を背けないようにしなければいけないと10代の方からいただきました。
20代の方からです。
戦争の悲惨さを伝えるというと必ず世界大戦の時代になります。
若い人に実感がないのはそのせいです。
今の世界の戦争を伝えてください。
30代の方です。
テレビではミサイルや北朝鮮の情報がたくさん入ってくるのに家族では話したことがない。
戦争はいけないことという教育を受けている子どもたち教育を受けてきた私たちでもいくらだめだと思っていてもミサイルが飛んでくる現状これだと子どもは自身の不安ややり返すという攻撃性を誰にも受け止めてもらえないままになる。
子どもだと思わずに人間として思って話し合うのはとても大切だと思います。
30代のお母さんからいただきました。
柳澤≫今回、取材してつくづく思ったのは大人が子どもに何かを教えるのではなくて大人も子どもも同じだよという時代に生きているんだなとたぶん一緒だと思うんですよ。
でもどう話していいのか分からないというお母さんがいたらどう話したらいいのか分からないんだという話から始めたらいいですよね。
でも伝えたいし一緒に考えたいんだけれどもどう思う?というときに例えばきょうの「あさイチ」でこんなことをやっていた今、もしかしたら親子で見ているかもしれない。
それをきっかけにして夜、お父さんも一緒に話してみようということになれば思考停止にならずに済むのかもしれない。
一歩踏み出すきっかけになるかもしれない。
有働≫後ほどいろいろなご意見をご紹介します。
続いてはこちらのコーナーです。
薫君、お願いします。
藤原≫ああ…自然に囲まれた中でのお茶は最高だな。
おはようございます藤原薫です。
知っていましたか?外でお茶を楽しむことを野だてといいましてカジュアルで和のピクニックとして今、多くの方々に大人気なんです。
そんなときにやっぱり便利なアイテムきょう、ご紹介します。
それがこの茶わんではなくこの茶釜です。
ネオ笠間焼です。
何がネオなのか。
この笠間焼は今までほとんどなかったじか火でも使うことができるんです。
その名も笠間火器です。
いったいどのようなものなのかきょうは笠間市で最大の窯元にお邪魔しています。
笠間焼というのは笠間市で江戸時代から使われていたものなんですけれど今それが進化したものがこちらの笠間火器です。
たくさん、ありますよね。
井ノ原≫どう進化したのかね。
ごはんを炊くような鍋です。
ダッチオーブンみたいだね。
煮込み鍋。
土鍋のようなものとかいろいろたくさんあって蒸し鍋などいろいろあるんですよ。
このような笠間火器を作っているのが伝統工芸士の増渕さんです。
増渕≫おはようございます。
笠間火器はどのような経緯で生まれたものですか?笠間焼は特徴がないのが特徴だと言われるようなこともあるんです。
実は多彩な特徴を持っているんです。
特にヘルシー志向でこの耐熱の土鍋を十数年前から開発・研究したものでございます。
今、非常に人気を博しています。
進化を遂げているんです。
どのようにして作られているのか工房の中を見せていただいていいですか。
ご案内します。
早速、従業員の方々が作業されていますね。
これは、ろくろで作業されていますね。
ろくろ成形しているところです。
だんだんと高くなっていって。
手加減で大きさ、厚さ形を決めるわけでございます。
厚さにも注目しているんですね。
厚さは非常に大事なところです。
熱が均等に保たれるのはこの厚さが大事なんですね。
使うときももろくならないように。
そうですね。
しっかりと調理器具でございますので少々ぶつけたぐらいでは壊れませんので。
ろくろもそうですが、ろくろでは作ることのできない手で成形する笠間火器もあるんですね。
手起こしというんです。
手でいろんなものを作るんですけど今やっているのは…焼き肉プレートです。
今、作っているところです。
溝を刻んでいますけれども溝が非常に大事です。
油が流れていくような仕組みを作っているんです。
手作業でお客様のニーズにも合わせることができるんですね。
手加減が非常に大事なんです。
有働≫鉄板と違うんですかね?焼き具合が。
藤原≫焼き具合も変わってくるんですか?手加減でもって厚さや形を決めるものですから油などがこぼれないような形にしなければいけないわけです。
井ノ原≫肉の焼き具合も変わってくるのかな?そうです。
厚さによって変わってきます。
藤原≫今、作業を見て難しそうだなと思ったんですけど僕も体験していいですか?チャレンジしてください。
周りの浮いているところを。
有働≫先ほどやっていらした方は外国の方なんですね。
増渕≫手加減、力加減が大事です。
藤原≫今、作業されている方は外国のジェイミーさんです。
こんな感じですか?上手です。
ジェイミーさんはオーストラリア出身だそうです。
日本に来て14年目ぐらいですね。
≫そうです。
なぜ日本でこのようなものを学ぼうと思ったんですか?いろいろな焼き物があるんですが、どうして笠間焼だったんですか?≫オーストラリアのパースで焼き物があったんです。
焼き物を勉強したいということで構図にもいいということでした。
将来的にはお店も出したりするんですか?そうですね。
頑張ってください。
ありがとうございます。
井ノ原≫結局やってもらっちゃったね。
藤原≫僕は半分やりましたよ。
増渕≫すばらしいですよ。
これはプロ並みです。
売り物になりますよ。
難しさもあるんですが手でやることで形を整えたあと乾燥させて一昼夜、窯で焼きます。
その窯も見せてもらいます。
本焼きする前に素焼きします。
800度くらいで焼きます。
素焼きが終わったあとに本焼きですね。
ただ焼いているだけではないんですね。
窯詰めが非常に大事です。
最後の工程です。
品物の大きさ、高さ、釉薬そういうものを十分考えて窯詰めをします。
温度がまんべんなく回るようにするだけです。
完成したらやっぱり笠間火器を使って料理を見たいですよね。
きょうは増渕さんのご家族に料理を作っていただきました。
おはようございます。
よろしくお願いします。
パンやパエリア。
井ノ原≫ダッチオーブンみたい。
くん製もできるんですね。
焼き芋もできて。
ぐつぐつと煮込みもあります。
先ほど僕が体験して作った焼き肉プレートも。
おいしそうですね。
有働≫網や鉄板とどう違うか聞きたい。
藤原≫味の違いですか?いいですか?すみません、いただきます。
井ノ原≫鉄板と違うのかな。
かなりやわらかいです。
常陸牛ですよね。
肉が違うの?いい肉なんだね。
おいしい!熱が全部伝わってやわらかいです。
お箸を落としちゃってすみません。
有働≫たくさん作っていただいてすみませんありがとうございます。
藤原≫皆さんにぜひ使っていただきたいですね。
≫遠赤外線効果で、直接材料に火が通ります。
ふっくらやわらかく出来上がるんですよ。
ぜひ皆さんも手に取って使ってみてください。
こちらの工房の従業員の方にお集まりいただきました。
笠間市の焼き物はピッカピカ〜!ピッカピカ〜!有働≫茨城県だから三男君、奥茨城が舞台ですね。
泉澤≫鍋ほしいです。
実家にないかしら。
今、1人暮らしなので鍋が欲しくてちょうどいいなって。
井ノ原≫ドラマの設定でね。
今、三男じゃないからね。
柳澤≫羽田さんに言えば持っているんじゃないですかね。
井ノ原≫しかもネオですからね。
続いてのコーナーです。
きょうはどんなお悩みですか。
駒村≫東京都の方からです。
食卓に並ぶことがさけやさんまは多いよね。
食べているだけすごいよね。
お魚食べている方減ってきているといいますね。
おいしいので、ぜひきょうは覚えていただきたいと思います。
教えてくださるのは日本料理研究家の斉藤辰夫さんです。
井ノ原≫ヘイ、ブラザー!斉藤≫ありがとうございますいつも。
儀式、終わりましたか?いつもね辰夫さんが来てくださるとこういう感じです。
ご無沙汰ですね、半年ぶりです。
きょうもおいしいものを教えてください。
斉藤先生に教えていただくのはあじの香り揚げ。
あじフライなんですがある工夫をしてよりおいしく食べやすくしています。
ちょっと色が違いますね。
もう一品あります。
あじの混ぜずし。
これは絶対おいしいじゃん。
関西人なのでちょっと混ぜて。
うちのおばあちゃんの味なんですけど。
うちのおばあちゃん夏場、これが定番でした。
夏バテしている人も食べやすいということなんでしょうね。
泉澤さんは初めてですね、お料理はされますか。
泉澤≫そうですね、たまにです。
1人暮らしですからね。
鍋が欲しいんですって。
きょう使う鍋を買っていただいて。
違うか。
まずは香り揚げから教えていただきましょう。
あじが手ごろで入りやすいので3枚におろしていただいてそぎ切りにしてください。
食べやすい大きさに切っていただければ結構と思います。
お魚屋さんでもやってくれます。
ちょっと塩と…ほんの少しですよ塩とこしょう。
味にパンチがあっていいので塩とこしょうをしてください。
白こしょうがいいですか?身が白いからこれは白こしょう。
もし、これがマグロだったら黒こしょうのほうが相性があっていいです。
そういうふうに覚えていただくとわりといいですよ。
下味をつけましょう。
きょうはウスターソースです。
これはうまいです。
揚がったあとにかけそうですけど先にかけちゃうんだ。
先にかけちゃったほうがあとが楽。
お弁当にもできるのでこうすることによって香辛料もついて傷みにくいあしたのお弁当にも向く。
からませてウスターソース合いますよね。
ウスターソースを持っていらっしゃらない家庭は中濃ソーストンカツソースでいいですか?どろっとしたやつでもいいですか。
どろっとしたの?中濃でもいいんですか。
で、どこから説明すればいいの?ウスターソースがないうちは?少し入れるのを減らしていいかな。
そうであればいいということですね。
ちょっとからみにくかったらどろどろのやつでしょ。
ぶち込んでくるんですよ斉藤さん。
きょうはもう1つパン粉にも一工夫して、青のり。
これはいいかも。
きょう、色が違ったのは青のりを入れていたんですね。
関西系なので青のりを入れるとより香ばしくなっておいしくなるんです。
あとは一緒。
完全に粉をつけていただいてこっちか。
違うのか、じゃないです。
そこはいいです。
次にあるやつ尻尾ではなくて身の厚いほうを。
あともう1つ残っているほうね。
差し替えのつぼまで考えていただいてありがとうございます。
卵をつけます。
結構、小麦粉をたくさんつけてそうじゃないとつけにくいからポイントはパン粉を押しつけます。
パン粉はふわっとつけようと言いますけれどもきょうは押しつけたほうが、味がしっかりとしみこみますのでからっと揚がりますので押しつけるようにしてください。
冷蔵庫で入れておくと下準備できたということなります。
冷凍しておいていざというときに揚げていただいていいですよ。
あじの安いときに作っていただいてあげましょうということでそんなに油はいりません。
逆に少ないほうがいいので1cm弱ぐらいです。
皮目を…あれ?どっちだ。
笑い声
最後自分でやったじゃないですか。
皮目下。
1回剥がしますか?皮目からのほうがすみませんそのほうが何だっけ?何だっけ?
笑い声
しっかり揚がるの。
おいしくなるの。
しっかり揚がるが出てこなかったんですか。
温度はね大体パン粉を入れて大体170度ぐらいちょっとパン粉がぱらぱらとなるじゃないですか、入れると。
高温になりすぎると青のりが焦げるので低めにして徐々に温度を上げていくほうがいいんです。
大体160度ぐらいにして170度ぐらいで揚げ終わりが170度になるぐらいです。
香りがいいですね。
ここから水分が出て揚げる時間が短くなります。
あまり具が油につかってないほうがいいんですね。
上げるときにぱっとなって怖いじゃないですか。
ちょっとずつですね。
ご年配の方でもやれるかなと思って。
三田≫かわいい。
駒村≫三田さんかわいいと言われていましたよ。
失礼ですけれどもかわいいです。
斉藤≫ちょっと膨れてきたでしょうか。
あじが裏返してもいいよというサインです。
あとは2分ぐらいですね。
それで揚がります。
あじだけではなくてパン粉に青のりを混ぜた衣は何にでも合うんですね。
もし余ったらハンバーグのつなぎ。
青のりの効いたハンバーグパン粉、入れない?ハンバーグに。
つなぎで入れますね。
この余った青のり入りのパン粉を入れてもいいですよ。
コロッケとかでもいいですか?いいね、いいね、いいね!おいしそうですね。
おいしい、おいしい。
よかった。
今度やってください。
今度やってみよう。
油を切ります。
香ばしい香りがしています。
片面をよく揚げて片面を薄めにすると、いいですよ。
両方同じようにしなくていいんですか。
そのほうがパリっとしておいしいです。
香り揚げというだけあって香りがしてきました。
夏は香ばしいほうがいいじゃない。
まだ熱いから香り揚げの完成です。
キャベツも添えてあります。
そして干物ですか。
まず干物をグリルで普通に焼いてください。
身をほぐしてください冷めてからです。
小骨があるので取っていただかないと。
その辺りはちょっと大変ですけれどもね。
きょうは、おすしなので合わせ酢ですね。
すし酢を作ります。
酢と砂糖と塩をちょっと入れていただいて。
まだ火はついていませんね。
最初は火をつけていないので入れてから火をつけます。
そのほうが。
あら、あららら…。
すみません。
ここではお鍋の中を混ぜてください。
そのほうがすぐに溶けます。
あまり長く火を入れすぎると酢の香りが飛んでしまいます。
大体、溶けたでしょう。
溶けたらそこに、あじを入れてください。
絶対に沸かさないように。
すし酢の中に入れちゃうんですね。
そうすると味がしみて、おいしいです。
混ぜて火から離して冷ましていきます。
冷ましたものです。
前の日に作っておいておかれてもいいですよ。
そんなにつけておいてもいいんですか?おばあちゃんは3日ぐらいでした。
味が変わってそして、普通にごはんを炊いて熱いうちにこのあじを入れていきます。
イノッチ、冷ますのお願いできますか?うまいですね。
あおいでいるだけですよ。
そんなことでよければお手伝いさせていただきます。
一応、絶対にこねないでください。
切るように混ぜます。
それが大事です。
うちわであおいでいるのはこれ以上、お酢が入りませんよという感じなので止める。
全体に一粒一粒になったらごまです。
たっぷりと入れてください。
ごまが大好きなものでうちのおばあちゃんが大好きだったので。
おばあちゃんにお料理を習っていたんですか。
そうですねうちは両親が共稼ぎだったのでおばあちゃんが来てごはんを作っては一緒に食べる。
レシピを細かく教えてくれたりしたんですか。
おばあちゃんもおたまで1杯、2杯という計算で食べながら見よう見まねで。
ちょっと再現してみようかと。
確か1杯だなと思って作ったりとかめっちゃ甘かったりしてねそうすると。
失敗したから減らしてみようとか。
すごくおばあちゃんは料理が好きだったので、その影響がいちばん大きいです。
厳しかったですけれどもね。
絶対に正座でごはんを食べなければいけないとかお箸の持ち方でぽんとたたかれたりとか。
いいおばあちゃんですね。
もういいですよ。
さっきからずっと見ているから。
いつまでかなと思ったんですけれども。
普通止めるかなと思って。
そして、器に盛って焼きのりをたっぷりとかけてください。
それからちぎったもの食卓でちぎってもいいです。
そうすると香りが香ってすごくおいしい。
あじの混ぜずし完成です。
試食していただきましょう。
まずは香り揚げから。
そのまま召し上がってください。
三田≫先生は関西はどちらですか。
斉藤≫大阪です、すみません。
謝らなくても。
井ノ原≫おいしい。
三田≫おいしい。
冷めてもこれおいしいですね。
泉澤≫のりがきますね。
柳澤≫斉藤さんと一緒、のりがいい。
柳澤≫香ばしい。
三田≫お弁当にもよさそう。
斉藤≫ソースをつけなくてもそのままいけますしもし青のりが苦手だったらごまとかね。
それでもいいしコーンフレークをちょっと砕いて入れたり食感もあえていただければおもしろいと思います。
コーンフレークはお子さんが好きかもしれませんね。
きょうはウスターソースを入れていましたけれどもソースが苦手だったらポン酢でもいいですよ。
柳澤≫しょうゆはやらないほうがいいですか。
しょうゆでもいいですよ。
ただちょっとお酢とかが入ったほうがパンチが利きますよ。
井ノ原≫またこの混ぜずしおいしいですね。
シンプルなんですけれどもね。
のりとあじの干物とか3つぐらいしか入っていないんですけれどもね。
井ノ原≫長くお酢につけたらどうなるのかとかいろいろ試してみたいですね。
柳澤≫のりだけじゃなくてしそも一緒にかかっているのがいいですね。
目の前でちぎって夏の今、残暑厳しいのでそれをちょっとしていただくとね。
井ノ原≫爽やか。
このコーナーでは皆さんの料理に関するお悩みを募集しています。
あすのこの時間は瀬尾幸子さんに厚揚げを使ったお料理を教えていただきます。
きょうは斉藤辰夫さんに教えていただきました。
斉藤≫ありがとうございました。
有働≫三男さんにたくさんファックスをいただいています。
イラストをたくさんいただいています。
みんなで戦争のことについて考えました。
1600を超えるファックスやメールをいただきました。
ご紹介します。
12歳の名古屋市の方からです。
友達と話すことは三田さんのお子さんであったり泉澤さん、ありますか?泉澤≫僕はあります。
どんな話をしますか?泉澤≫本当にミサイルのこともそうですけど、自分が話すことが大切だなというふうに考えているので考えないとだめだなというふうに今は思っていて。
だから、みんなで話し合うことが大切だなって。
何となくそういう空気になって例えば飲み会のときにちょっと真面目な話をするというのではなく、何だろうそういう話をしましょうと集まることはまずないじゃないですか。
でも、ちょっとこれからは、いろいろと考えていかないと。
柳澤≫よしあしは別としてきのうのようなことがあったとき君は何をやっていた?ということから考えるきっかけにしなきゃいけませんね。
有働≫長男が自衛官ですという方からです。
長崎生まれの方からもいただきました。
1600を超えるファックスやメールをいただきました。
2017/08/30(水) 08:30〜09:55
NHK総合1・神戸
あさイチ「“戦争はイヤ”子どもと考える」[字]

“戦争はイヤ”子どもと考える ▽ピカピカ日本「焼き物が進化!ネオ笠間焼」(藤原薫) ▽解決!ゴハン「あじの香り揚げ」【ゲスト】三田寛子、泉澤祐希

詳細情報
番組内容
“戦争はイヤ”子どもと考える ▽ピカピカ日本「焼き物が進化!ネオ笠間焼」(藤原薫) ▽解決!ゴハン「あじの香り揚げ」【ゲスト】三田寛子、泉澤祐希【キャスター】井ノ原快彦、有働由美子、柳澤秀夫 ※「解決!ゴハン」はデータ放送<中断>9:00−9:05 [字]ニュース・気象情報
出演者
【ゲスト】三田寛子,泉澤祐希,ジョン・ハンター,【講師】日本料理研究家…斉藤辰夫,【キャスター】井ノ原快彦,有働由美子,柳澤秀夫,駒村多恵,【リポーター】藤原薫,遠藤亮

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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