２９日午後、三重県四日市市の駐車場で、クーラーボックスの中から６歳の女の子とみられる遺体が見つかった。警察は、母親の内縁の夫を死体遺棄の疑いで逮捕した。

　逮捕されたのは、四日市市に住むペルー国籍のトクダ・バレロ・フェルナンド・ホセ容疑者（３５）。警察によると、トクダ容疑者は２９日午前、四日市市大治田のアパートの駐車場で、車の中に置かれていたクーラーボックスの中に女の子の遺体を遺棄した疑いが持たれている。

　遺体はトクダ容疑者と内縁関係にあるブラジル国籍の女性（２６）の娘（６）とみられ、腐敗がかなり進んでいるという。

　女性が、入院先の病院で、「夫が娘を殺したかもしれない」と話したことから、病院関係者が警察に通報し、警察が捜索していた。

　トクダ容疑者は警察の調べに、「娘の死体を箱に入れて車の荷台に遺棄したことは間違いない」と容疑を認めているという。警察は事件の経緯を詳しく調べている。