仙助です!いつもご閲覧ありがとうございます。
今回のお話は実行できる営業マンについて考えたいと思います。人それぞれ、営業マンについてもそれぞれ違います。営業マンはお客様を訪問してモノを買ってもらうので、話上手じゃないといけません。では普段から口数が多く、お喋りな人が営業マンに向いているのでしょうか。実はそうではない場合が多いのです。日本の社会人は皆大変忙しい毎日を送っています。そのうちの貴重な時間を割いて、営業マンと商談を行っているのです。その忙しい相手を訪問した時に、内容の薄い話を永遠と続けたらどう思われるでしょうか。手短に、必要事項だけ話をして欲しいと思われるのは当然です。
口数の多い人は得てして話の要点をまとめるのが苦手だったり、相手に何を伝えたいのか理解されなかったりするものです。そのような人が営業で優秀な成績を収められるはずはありません。それを考えると、寡黙で大人しい控えめな人の方がお客様からは好かれるケースが多いのです。そういうタイプの人は、少ない発言で相手に伝えたいことを伝えなければいけないので、整理された必要最小限の言葉で話をします。それがお客様に好かれることに繋がるのです。
実際に仙助の経験で見てきたのですが、馬鹿丁寧で言葉数が多い営業マンがお客様を怒らせてしまい出入り禁止をくらってしまいました。そのお客様のところに仙助が訪問をすると、仙助のことは幸いにも好いていてくれて、怒らせた理由についてお話してもらえました。
お客様を怒らせた理由は、忙しい時にもどかしい、一度の連絡で完結できる注文に対して、二度、三度と必要以上に確認の連絡をしてくるのでうっとうしい、などでした。これは、お客様の言いたいことを汲み取る能力がある人と無い人の違いなのです。"阿吽の呼吸"という言葉がありますが、これができる人とそうでない人がいます。阿吽の呼吸がどんなお客様ともできるくらいの人でなければ、お客様が口に出して言わないことを汲み取って理解することなど絶対にできません。お客様を訪問したら注意深く観察して相手の様子や意図するところを感じ取る必要があるのです。
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