8月29日午前6頃、北朝鮮は弾道ミサイルを発射し、北海道の上空を通過して太平洋上に落下しました。落下地点近くではサンマ漁船が操業していたみたいです。
日本では「全国瞬時警報システム(Jアラート)」が発動し、北海道などの住民に避難を呼びかけましたが、撃墜対応は取りませんでした。
ミサイルは「火星12型」ではないかと分析されており、約2700kmの距離を飛行し、最大高度は550km(宇宙空間)に調達しています。
日本の上空をミサイルが通過したのは、2009年以来(当時は衛星発射と主張している)になり、北朝鮮リスクはさらに高まると予想されます。
ここで北朝鮮が核実験でもやりだしたら、とんでもないことになりそうですね・・・
これをうけて菅官房長官は「我が国の安全保障にとってこれまでにない深刻かつ重大な脅威」「断じて容認できない」と述べています。
河野太郎外相は北海道周辺に撃った狙いについて「南に向けて撃てば、今までそれなりの挑発をし、米国がそれに対して対応をとってきたことを考えれば、北朝鮮がそれに対してひるんだということではあるのだろう」と分析しています。
アメリカとしては、同盟国の日本の上空を通過したことで、米朝関係がさらに緊迫することは回避できない模様です。
しかし、ミサイル発射から8時間経過していますが、アメリカ政府の反応は未だになく、異例の状況です。
トランプ大統領のツイッターもないので、そのまま特に反応が無ければいいのですが、とんでもない発言も秘めてそうで静観が恐ろしいです。
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は北朝鮮に対する強力な報復能力を見せつけるように軍に指示し、韓国空軍は北朝鮮指導部の殺害を想定して重さ1トンの爆弾を投下する爆撃訓練を公開しており、強くけん制しています。
これを受けて為替は円高が進み、日経平均は暴落しています。
今後の株価の動向はアメリカの対応と北朝鮮の今後の挑発次第になりそうです。
経済は日米とも好調なんですけどね・・・経済が好調なのに株価は地政学リスクで下落しているパターンなので、株価が割安になってきています。
そのため、日経平均への投資額を少し増やしました。(1357 日経ダブルインバースの空売りです)
個人的には割安株への投資のチャンスだと考えています。
また、恐怖指数と言われているVIX指数もこれにより上昇しています。
VIX指数は上昇してもいずれ戻る傾向なので基本的には、CFD口座で空売りするか、証券口座で「2049 VIXインバース」を買いたいところですが、今回はイベント(北朝鮮リスク)の収束が見えないので、少額投資がいいですね。
(参考:「年利10%以上?!VIX指数に長期投資する方法!」)
ただ、9月9日の北朝鮮建国記念日を無事通り越せば事態は一旦収束しそうです。
ちなみに自分自身は元々CFD口座でVIXを売っていましたので、売り数を少しだけ増しています。
今後についてですが、とりあえず今回の北朝鮮ミサイル発射に対して目立った反応がないトランプ大統領の動向(言動、ツイッター)を確認したいです。
トランプ大統領の動向次第では、北朝鮮が暴発し兼ねないので・・・
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