ZF

メインはtwitterで、ここは書庫。
ID : @ZF_phantom

北朝鮮ミサイルのコース

2017年08月29日 | 安保・国益


北朝鮮が再び日本列島越えのミサイルを発射した。今回は襟裳岬の東方約1180キロの太平洋上に落下したとのこと。

【北ミサイル発射】北朝鮮が弾道ミサイルを発射 日本上空を通過 菅官房長官「これまでにない深刻かつ重大な脅威」 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/170829/plt1708290006-n1.html




《北朝鮮が威嚇でミサイルを撃てそうなエリア》

今後も続く可能性があるので、北朝鮮が威嚇としてミサイルを撃てそうなエリアを考察した。



条件は次の通り。

1)米国、ロシア、中国の本土上空を通過させない。
2)米国領島嶼の上空通過と近海着弾を避ける。
3)沖縄上空通過を避ける。
4)日本近海への着弾は避ける。(ただし、日本列島上空通過は許容)

理由はいうまでもなく、米軍が本気で即応的な反撃をしてこないようにするため。




《考察結果》

A)北海道越えなら飛距離の性能限界とされる10000kmを試せる。
B)東北越えの場合、ハワイ、その手前にミッドウェー島があるので誤解されないためには飛距離が出せない。
C)関東越えはウェーク島があるのでさらに距離が出せないが、そもそも関東地方には首都東京と、米軍基地も多いのでハイリスク。
D)グアム西側の海域は、沖縄狙いと誤解されないためにはエリアがかなり狭い。また、フィリピン海は商船の密度も高いと思われる。さらには、このコースだと第二次朝鮮戦争勃発のリスクがある。

従って、本気で開戦しないようにしつつ、ハワイへの威嚇と飛距離性能の誇示を狙う場合は、今後も今回と同様に津軽海峡越え、あるいは北海道南部越えのコースを狙ってくる可能性が高いと考える。


以上。








ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« フェイクニュースちらし | トップ | 貞観年間以降の天変地異 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
Zenback読み込み中です。

安保・国益」カテゴリの最新記事

Original text