仕事でうまくいく人とうまくいかない人の違いって何なんでしょうか。
『成功者の習慣が身につく「超」心理術』という本では、成功者に共通して見られる特徴の傾向をいくつも取り上げています。
あくまで傾向なので、全員に当てはまるわけではありませんが、もしそのやり方をマネして自分のものにすることができれば、成功に近づく可能性がぐっと上がります。
もし今仕事がうまくいっていないなと感じているのであれば、試しに成功者の行動をマネしてみるといいかもしれません。
ここではたくさんある成功法則の中から、効果的だと思われる4つを取り上げてみました。
4段階の目標を立てる
普通目標っていったら1個だけ作ると思います
でも仕事で成果を出す人は、 目標を複数段階に分けて作ります。
例えば営業マンだとしたら、第一の目標は「契約を取る」こと。
普通の人はこれだけを目標にがんばろうとします。
でも契約が取れなかったらモチベーションはだだ下がりしてしまいます。
ここで、仕事ができる人は他にも「見込み客を5軒見つける」「50件新規開拓する」など、複数の目標を立てます。
そうすれば、「契約を取る」という目標は達成できなかったとしても「50件新規開拓する」という目標が達成できればモチベーションは維持されます。
小さな目標でも、毎日達成することで前に進んでいる感覚を持つことができます。
仕事ができる人は目標設定がうまい人です。
生活のテンポを速くする
仕事ができる人は、なんでそんなに仕事を抱えているのに全部こなせるんだというくらいスピードが速いです。
仕事で成果を出している人ほど大量の仕事を高速でこなしています。
どんどん仕事をこなすからまた新しい仕事が回ってくるという好循環を作ることが大事です。
特にまだ新人だったり、起業したてだったりと、最初の頃はとにかくスピードを意識して大量に仕事をこなすようにすると好循環に入ることができます。
なんだか仕事がうまくいかないなと感じているのであれば、テンポをアップして、リズムよく仕事をしてみたら良い方向に変わっていくかもしれません。
とにかく即断即決する
決断が遅いと周りから仕事ができない人と認識されてしまうという心理実験があります。
ゆっくり考えてから決断しても、即断即決しても結果は変わらないという研究もあります。
慣れないうちは不安を感じるかもしれませんが、どんどん即断即決していくクセをつけるべきです。
慣れるまでは、レストランでメニューを即決してみたり、コンビニやスーパーで買うものを即決してみるなどして、日常生活の中で練習してみるといいかもしれません。
大勝ちはしない
大勝ちしてしまうと人間はそのやり方や考え方に固執してしまう性質があります。
一時の大成功は必ずしもいい結果をもたらすわけではありません。
ホームランを目指すよりも、ヒットを繰り返す方が最終的に成功しやすくなります。
大勝ちを目指すよりも小さな勝ちを積み重ねましょう。
この本では他にもたくさんの成功法則が書かれていましたが、誰にでも再現性があるものもあれば、なかなか普通の人には難しいかもしれないというものもありました。
成功者になるには必ずこの方法じゃなければならない、というものがあるわけではありません。
どれだけ自分らしさを発揮して、自分だけの成功法則を見つけられるかが大事だそうです。
まずは成功者の法則をマネしてみて、たくさんの小さな成功と失敗を繰り返しながら、自分なりの成功法則を作っていくことがだと思いました。