吹田市などの停電 ほぼ復旧
23日朝早く、大阪・吹田市などの3万4000戸余りで停電が発生し、病院の診察や店舗の営業開始が遅れるなど、市民生活に影響が出ました。
停電は、およそ8時間後までにほぼ復旧し、関西電力は、地下の送電ケーブルが破損して漏電が起きたとみて原因を調べています。
23日午前5時40分ごろ、大阪の▽吹田市や▽大阪市東淀川区、▽それに摂津市の合わせて3万4000戸余りで停電が発生しました。
この影響で、吹田市内では一時、国道などの信号機が消えて警察官が交通整理にあたったほか、病院の外来診察やスーパーの営業開始が遅れるなどの影響が出ました。
関西電力が復旧作業を進めた結果、停電はおよそ8時間後の午後2時前までに吹田市内のおよそ10戸を残してほぼ復旧しました。
関西電力によりますと、吹田市内で地下の送電ケーブルが破損していたということで、漏電が起きたために送電が遮断されたとみて、原因を調べています。
関西電力は、「多くの皆さまにご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」と話しています。