こんにちは、gatsbyです!
五棟目の記事も何とか少しづつ更新できてきました。
このシリーズも色々な事件があったので、書きごたえがあります。
気長にお付き合いくださると嬉しいです🎶 (=^・^=)
↓ いつも応援、ありがとう!! (=^・^=)
ここから始める不動産黒歴史、続きます。
6500万という金額がかかれた資料をFAXで受け取った私は再び、A氏に連絡を取
りました。
「FAX届いたよ。でも凄いね、元の値段。」
何言ってるの、gatsbyさん? (*'▽')
私の言葉に、いつもながらの毒舌A氏、炸裂です……。(-_-;)
「それは最終的な値段。元々は1億数千万で売っていたんだよ?」
一億数千万!?
私は更に驚きを重ねました。
「ちゃんと資料を見た? 6500万で利回りは20%近くで回っているんだよ?
高いなんてとんでもない。格安さ!!」
勝ち誇ったA氏の言葉に促されるように資料を見ると、確かに利回りはそうなってい
ました。A氏の勝ち誇り方に、私はちょっとカチンときました。
「6500万が格安なら、その時に売れたんじゃない?」
そんなA氏に私は意地悪な質問を投げかけました。
「残念ながら、売主には空室を埋める金も気力も残っていなかったのが原因だよね
~。ある程度、部屋を埋めてから売ればもっと高く売れるけど、もうそんな余裕は売主
には残っていなかったし。」
A氏は私の意図など気にもせずに、説明を続けました。
哀れだよね、破産は。('_')
A氏は冷たく言い放ちました。
だけどその現実は、自分とも無縁ではなく、逆に表裏一体の存在でした。決して他人
事ではない、すぐそこにある危機でした。
↓ 会社が破産後の事実の記事
なんだか暗くなる気分を書き換えるように、私はA氏に質問を投げかけました。
「物件は見に行ってもいいの?」
「う~ん、ダメってわけじゃないけど……。」
なんだかA氏が言いよどみました。
「さすがに物を見ないと、二番手でも買い付けは入れられないよ。」
「じゃぁ、案内しますよ。」
A氏は珍しく、物件案内を申し出てきました。いつもなら、勝手に見てきてよってい
うスタイルなんですが……。嫌な予感がします。
なんで? (´・ω・`)
私は率直にA氏に尋ねました。
「いつもなら案内しないのに……なんかあるの?」
「それが今回はー」
A氏は思いがけない事を口にしました。
次回、
「アパートしくじり異生活」、続きます。
お楽しみに!!
不動産投資専門税理士が明かす 金持ち大家さんが買う物件 買わない物件
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