アメリカのマクドナルドが一定の抗生物質を使った飼育されたチキンの肉の使用を抑制すると発表しました。
一方、ビル・ゲーツなども出資を決めた"代替肉"のスタートアップに食肉大手のカーギルも出資を決定。お肉好きとしては興味津々。
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Reuters はMcDonald’s to cut global antibiotic use in chickens(マクドナルド、鶏の飼育に使われる抗生物質を世界的に抑制)の中でマクドナルドが23日、抗生物質を与えられたチキンを食材にすることを世界的に抑制すると発表したと伝えています。
ほかの肉の動物、乳牛、卵をうむニワトリについても順次適用を検討しているということです。
具体的には、WHO=世界保健機関が最重要としているHPCIA と定義された抗生物質の使用を順次やめ、ブラジル、カナダ、日本、韓国、ヨーロッパのチキンから上記抗生物質を2018年1月までになくすとしています。
オーストラリア、ロシアについては2019年末まで、そのほかでは2027年1月まで。
この動きについて Los Angeles Timesは、マクドナルドが2年前にアメリカで始めたと指摘。
その上で「アメリカで抗生物質を抑制するというマクドナルドの措置は、ファストフード業界での存在の大きさから食料施策の転換と受け止められた。その後、マクドナルドは小さなケージで飼育されていないニワトリの卵の使用に切り替えた」として、消費者の健康意識の変化に対応したものだと紹介しています。
肉そのものを使用しないようにする取り組みも広がっています。Fortuneは、代替肉/クリーン肉を生産しているスタートアップのMemphis Meatsが23日、1700万ドル(約18億円)の資金を集めたと報じています。
出資者は、食肉大手のCargillのほか、Bill Gates,GEのトップだったJack Welch、テスラのElon Muskの弟のKimbal Muskなど。
とりわけCargillが含まれれることが特筆するべき (significant)だとしています。
Memphis Meatsについて、「動物由来でない肉をつくるための企業で資金が豊富だ。動物の健康や環境への負荷に配慮するべきだという消費者が増えていて、そうした需要拡大が投資家を後押ししている」と伝えています。
Memphis Meatsは肉の細胞のレプリカを目指す一方で、植物由来の肉を目指す企業もあるとしています。
CNBCによると、Memphis Meatsは動物の細胞を採取して4週間から 6週間培養し、その後、調理するということで、2016年2月にミートボール、2017年3月にチキンの代替肉/クリーン肉を作ったとしています。
「クリーン肉が必要とする土地や水、エネルギーは動物由来の肉に比べると少なくて済む」として、消費者の意識の高まりが背景にあると伝えています。
記事
- 2017年08月28日 10:43
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