約1年半ぶりの山行です!
ブログのタイトルに「山」とか入れてるくせに、まったく登山の記事が書けないままここまできてしまいました
子育てやなんやらで忙しく、なかなか山に行けない日々を送っており、気づけば前回の熊野古道の山に登った時から約1年半も登ってませんでした。
今回は、オットと息子からリフレッシュ休暇をいただき、久々の一人旅を兼ねた山行です♪
温泉も近くにあるので、数年前に一度行ったことのある、鈴鹿山脈の御在所岳に行ってきました。
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名古屋から公共交通機関でのアクセス良し
名古屋や岐阜に住んでいると、電車やバスで行ける山が非常に少ないです。車を使えば行ける山はたくさんあるんですが、山に行くときは基本的に行きは体力温存したいし帰りは疲れるから、極力車の運転はしたくないんですよね。
東京に住んでいたころは、近郊の山に電車でかなりいろいろな山に行けたんですが、東海地方はやはり車がないと難しいですよね~。
そんな、移動は電車&バス派の山好きに嬉しいのが、三重県にある御在所岳です。
御在所岳は、名古屋からの電車やバスでのアクセスが非常に良い山なんです!バスだと、三重交通の高速バスが名駅の名鉄バスセンターから出ていて、料金は1,350円でかかる時間は約1時間。終点が登山口のすぐ近くなのでとっても楽です。電車だと、名古屋駅から近鉄線に乗って四日市で乗り換え、近鉄湯の山温泉駅で下車。そこから登山口までバスですぐです。
近鉄湯の山駅からのバスは本数が少ないですが、駅から登山口までは歩けなくはない距離。
バスで行けば一本なので、行きも帰りも爆睡している間に着いちゃいますよ♪
それに、御在所岳にはロープウェイがあるのも魅力のひとつです!
山登りは初心者だとか、標高1,000越えの山は初めてとか、体力に自信が無いとか、小さな子供と登るとか、そんな人は、片道だけロープウェイを使うってことができちゃうんです。
だから、無理なく1,000級の山を楽しむことができちゃうんですね♪
もちろん、山登りではなく行も帰りもロープウェイに乗って、山頂の公園を散策するだけの観光でも十分楽しめる山なので、山頂には観光客がいっぱいいます。それに、そういった観光施設なのでトイレや売店なども綺麗に整備されていて、登山者にも有難い山となっています。
さらに魅力的なのは、温泉ですね。
御在所岳の山麓には「湯の山温泉」があります。ロープウェイの乗り場近くにはたくさんの温泉宿がありますし、少し下って近鉄湯の山駅の付近にもいつくか温泉宿があります。また、駅から少し行ったところに「アクアイグニス」という片岡温泉のお風呂を中心としたオシャレな複合施設があり、センスの良いレストランやショップが集まっていていろいろ楽しめるしそこに宿泊することもできます。
なので、山登りのついでに観光したり温泉で保養したりと、ゆっくり滞在できちゃうんですよね
(*´▽`*)
とっても魅力的な山ですよね~。
裏登山道
前回は表登山道から登り、裏登山道から下山するというルートをとりました。
今回は、バス停を降りたところに通行止めの案内が書かれていたので、ロープウェイ乗り場のほうからまわっていたっところ、自動的に裏登山道の入り口に入っていくことになったので、登りは裏登山道で行きました。
御在所岳は、雨の影響で通行止めになっている個所が多いようです。
写真はわかりづらいですが、土砂崩れで登山道が無くなっています。「え?ここ通っていいの?」と思うような崖崩れのした道を慎重に通り、先に進みます。
その後も、裏登山道では道が崖くずれなどで崩壊して分かりにくくなっている個所があり、何回か登山道からはずれてしまいました。
こんな綺麗な水辺を見つけたら、ついついそっちのほうに歩いて行ってしまう私
道中、出会った数名の人も道に迷っていたので、注意が必要ですね。
登山ポストが設置されていましたので、登山届を書いて入山します。このときまだ下山のルートを決めていなかったので書きませんでしたが、本来ならちゃんと計画を立てていくべきですよね
(;´∀`)
水が本当にキレイ!
どうしても寄り道したくなってしまいます。岩の色が白いせいか、水がエメラルドグリーンに輝いています。
最近いっぱい雨降ったっけ?前回行ったときこの道に水なんて無かったのに、この日はじゃあじゃあと流れていました。
御在所は本当に岩だらけの山ですね。裏登山道の岩だらけの個所は、昔おきた豪雨の影響だそうで、以前は全く違った風景だったそうです。岩壁も多いので、ロッククライマーさんもちらほら。
林の中を通る道もあります。こうゆう、苔むした岩が大好き♥
だいぶ登ってきました。下を見ると、下々の町が遠くに見えます。
再び岩続きの道に出ると、ここでも知らないうちに登山道から外れて歩いていて、たまたま近くにいた人が声をかけてくれたので助かりましたが、あやうく迷うところでした。上の写真の標識を完全に見落としていたんです。
裏登山道、ほんと迷いやすいです。私だけかしら?
1本道になっているわけではなので、ところどころにある目印を見逃すと、簡単に登山道から外れてしまうんですよね。気をつけねば!
上のほうが見えてきましたー。
途中、雲行きが怪しくなってきて少し雨が降りましたが、本降りにはならずに雲がかかって風もあって涼しく、快適なお天気でした。
山を登っていて嬉しい瞬間、それは低木を見つけた時。低木があるってことは、頂上が近いってことですもんね!「やっとここまできたか~」裏登山道は距離が長いので余計に。
あと、嬉しい瞬間と言えば、蝉の鳴き声がいつのまにかしなくなって代わりに小鳥の鳴き声が聞こえてきた時ですよね。「下界から離れたわー」と感じて嬉しくなります♪
9:30に湯の山温泉のバス停を出発し、何度か迷ったりもしながら12:30には山頂に到着しました。
一等三角点がある山頂は前回見たので今回は行かず、反対側の富士見岩からの景色を満喫しました
(*´▽`*)
晴れていればもっと綺麗に見えるのでしょうが、これでも十分素敵な景色を拝めました♪
中道
そして帰り道は初心者向けとの口コミがあった、中道から帰ることに。
初心者向けって、ほんとかいな?
しょっぱなからエライ急坂を下ることになります
(;´∀`)
写真では分かりづらいかもしれませんが、設置してある鎖を持たないと、とてもじゃないけど降りてこれません。
でも景色は裏登山道に比べるととても良いです。大きな岩がそびえ立つ姿は圧巻ですね。
道は相変わらず難関続き。
といっても、ハシゴや鎖やロープがしっかり設置されているので、慎重にいけば全然問題ないです。
岩登りが多い山は、登りも下りも足だけじゃなく手も使うので、力が分散されて逆に楽だったりしますよね。
中道は、巨大な奇岩があちこちにあって、見ても楽しいルートなんですよね!
しかし、今回の私はその奇岩の写真を撮れずじまい。なんと中道を下山中、完全に道に迷ってしまったのです
Σ( ̄ロ ̄lll)
ここが私が道を見違えた個所。道に迷って遭難した件は、また別の記事で詳しく書きたいと思います。とりあえず、生きててよかったホント。
登山の持ち物に地図は絶対!
やっぱり、登山には絶対に地図が必要ですよね!!!
何度も山に登っているのに、いつも地図を持たずに行っていた自分が情けない。絶対に必要な物なのにね。
地図を持って行かない言い訳としては、「地図が読めないから」なんです
(;´∀`)
普通の地図だって上手く読めないのに、山の地図なんて見ても全然わかんないんです。たとえば山で道に迷ったとして、そこで地図を見たところで自分が地図上のどこにいるのかなんて、まったく分かんない!
分かんないなら勉強して覚えろよってことなんでしょうけどね・・・。
でもでも、中にはとっても分かりやすい山の地図もあるんです♪
この日、ものすごーくお世話になった、御在所岳ロープウェイ株式会社の 運輸技術部長 である 樋口さん に教えてもらった「御在所岳イラストマップ」!
めちゃくちゃ分かりやすいんです!
ところどころ、危険な個所とかも示してあるし、分岐点などもとても見やすく描かれています。ビジュアルで見やすくなっているので、地図を読むのが苦手な女性にはとっても有難い!
これは必携ですね( `ー´)ノ
山麓の売店にも売っていますし、ネットで事前に買うこともできます↓↓
価格は300円とお安く、ネットで買っても郵便での発送を選択すれば総量は82円なので、気軽に購入することができますよ♪
まとめ
ほんとうに素晴らしくて魅力的ポイント満載な山、御在所岳。
がっつり山登りするもよし、快適なロープウェイで山頂からの景色を楽しむもよし、とってもおススメの山です
(*´▽`*)
私の道迷い遭難事件についてはまた次の記事で・・・。
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