前回、高校卒業後の進路についてのお話をしました。
専門学校の合格通知を貰ったわたしは、残りの高校生活を満喫するためにアルバイトを探しました。
偶然にも同じように進路が決まって暇を持て余していた友達が「うちの近所に新しくコンビニがオープンするんだけど、アルバイト募集してるよ!」と教えてくれて、さっそく店舗に連絡し、言われた日に面接に行きました。
面接のときには、わたしの他にも5人くらい人が来ていたような記憶があります。
後日、オーナーから「僕たちと一緒に働いてくれますか?」と電話があり、わたしは「はい!」と喜んで答えました。
後から知ったのですが、オープニングスタッフの募集には約100人が応募し採用はわたしを含めて8人くらいだったそうです。(友達は落ちていました)
そこから、オープンまでの1週間は別店舗で研修を受けたり、なにかと忙しい日々が続きました。
研修期間でいちばん辛かったのは、お店の近隣のおうちにチラシを持って挨拶回りに行くことです。
もちろん門前払いをくらったり、ポストに入れといて!と出てくれない方もいました。
(いちおう2人1組で回らせてくれたのでそこまで心は折れませんでしたが、ひとりで営業されてるサラリーマンはほんとにすごいと思います。)
オープン初日はおにぎりやサンドイッチのセールがあったので、めちゃくちゃ忙しかったのを覚えています。
でも、初めて経験することだったので、なにもかもが新鮮で、すごく楽しかったのを覚えています。
さて、コンビニのお仕事ですが、見た目以上にハードです。
経験したことがある方は頷いてくれるでしょうが、非常にオールマイティーかつ臨機応変に対応しなくてはならない部分が多く、総合力が必要だと思います。
レジ打ち
品出し、陳列
床、トイレ、玄関掃除
ゴミ処理
タバコ補充
おでんや肉まんからあげ補充
お湯を沸かす
売上回収
発注
電話対応
お歳暮クリスマス等の申し込み(ノルマあり)
年賀状販売
試食品の案内
駐車場でクリスマスケーキ販売
当時はなかったんですが、いまだと端末操作の説明とかもありそうですよね。
こんな感じで、コンビニでのアルバイト、結構しんどいです…笑
しんどいのは、お仕事なんだから当たり前のような気がしますが、わたしがいちばんガックリきてしまったのは、1年続けても時給が1円足りとも上がらない、ということでした。
おんなじコンビニの他店舗には、別の高校の友達がアルバイトしていました。
彼女は1年で10円ほど時給があがったそうです。 友達の方が良い働きっぷりだったのかもしれませんし、わたしのバイト先の売上が芳しくなかったのかもしれません。
でも、そのときのわたしは、【アルバイトでは生活できそうもないな】と強く思いました。
自分でも一生懸命頑張っているつもりでも、正社員じゃなければ給与のベースアップも望めない。
同じ働くなら絶対正社員だ!と心に決めたのでした。
当時は専門学生だったので、負けてられない!頑張らなくちゃ!と勉強に精を出すため、2月頃にバイトは辞めました。土日だけでも構わないと言われたのですが、その頃オーナーと揉めたこともあり、お断りしました。
因みに、そのコンビニはわたしが辞めたときに、オープニングスタッフは1名しか残っていませんでした。
更に加えると、オープンから5年くらいで潰れてしまいました。
まあ、そういうとこだったんだなと今更ながらに思います。笑
いつになるかは分かりませんが、次回の更新は「アルバイト 郵便局編」を予定しています!
お楽しみに^ ^
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