こんにちは、たけのこです。
突然ですが、私はうつ病です。
プロフィール読んでくださった人はご存知かもしれませんが、精神疾患を患っています。
今でも、気持ちの浮き沈みはあるし、体が動かなくなることもあるんです。
うつ病になった理由はまた記事にしてみたいと思いますが、今回は自分を見失った私が、嫁からもらった手紙に救われた話を書きたいと思います。
自信を失った時のクスリ。妻が手紙を通して教えてくれたこと
いろいろブログに成功するための秘訣とか書いている私ですが、病を患ってから酷く落ち込んでいる日々がありました。
うつ病は単に落ち込みや、やる気がなくなるだけでなく、私の自信も奪っていきました。
それに気づけたのも妻との会話の中でなんですけどね。
うつ病だと思考力が低下して、自分の何がおかしいのかも感じることができなくなるのかもしれません。
そんなある日、机の上に4つ折りの紙が置かれてました。
妻からの手紙に書かれていたもの
四つ折りの紙は、私が大学時代に買った大学のロゴ入りルーズリーフ。
開いてみると、紙一面にびっしりとメッセージが書かれていました。
タイトルは「あなたの良いところ」
そこには箇条書きで、これでもかってくらい私を褒め殺しにする言葉が書かれていました。
嫁は会社の研修で4日ほど外泊していたときに、空いた時間をつかって手紙を書いてくれたのです。
今になって数えてみると、約100個くらい嫁から見て良いと思ってくれていることが書かれていました。
手紙を読み終えると嫁は私に言いました。
「これだけ良いところがあるんだから、自信を持っていいんだよ」と。
私は自信を持っていい。
それだけで、心が救われました。
病気になるまでは、仕事に多くの時間を割かれ、平日は朝しか顔を合わさない生活だったのに、そのような生活の中でも嫁は、私をここまで見てくれていたと思うと本当に感謝しかありません。
今、自信を失っている人に
私と同じように精神疾患を患っている人は多くいると思います。
病気に至らないまでも、職場や学校で悩みを抱えている人もいることでしょう。
そんな今、自信を失い、やる気も気力も奪われかけている人に伝えたい。
あなたには、たくさんの良いところがあること。
あなたを理解してくれる人がいること。
あなたの周りには、気づかないだけでたくさんの支えてくれる人がいること。
私は落ち込むとよく下を向いてしまうのですが、そんな時、嫁は私の顎を掴み天井まで目線をあげさせます。
下を向くことだけは、どんなに辛くてもやめてください。
落ち込み俯きがちだと周りが見えなくなり、ますます視野が狭まってしまうからです。
顔上げて、自分の心と向かい合えば、絶望に感じる現実も、きっと変えていくことができます。
誰にでも良いところがたくさんある
誰にでも良いところは、気づかないだけでたくさんあるんです。
以前記事にした「嫁のお願いを断ったことがなかった」話も、嫁との会話のなかで気づいた私の良いところの一つです。
自分で言うのも恥ずかしいですね。
不思議なんですけど、自分の知らない自分ってのがあるんです。
良いところに目を向けよう
人は誰しも完璧じゃないし、何かできる人よりもできない人の方が多いです。
それにも関わらず、自分の悪いところ、劣るところを見ることは賢明ではありません。
そうは言っても、良いところを見つけるのも簡単なことではないです。
そんな時はもし可能なら家族でも、親友でもいいので、人から見える自分の姿を教えてもらうのがいいでしょう。
自分で自分の強みや良いところを考えてもいいですが、人に力を借りるほうがたくさん良いところが出てくると思います。
自信を失った時のクスリ
あなたの良いところがわかったら、紙に記して、いつでも見えるところに置いておくことをお勧めします。
私も嫁からの手紙を通帳と同じ場所に厳重に保管していますが、気持ちが落ちているときに、今でも見直すようにしています。
自分の良いところを思い出すと、それが自信になり、その自信が何よりも私のクスリになるんです。
これは同じような悩みを抱えている人にも、おすすめしたいです。
また今、行き詰まりを感じていないあなたも、自分の良いところを是非書き出してみてください。
将来、悩んだ時にきっと力になってくれることと思います。
最後にいつも見守ってくれている嫁に感謝して終わりにします。