海上自衛隊舞鶴地方総監部は、護衛艦に所属する隊員が6人が内部の試験で事前に解答を入手して答案に書き写す不正を行ったとして減給の懲戒処分にしたと発表しました。
減給の処分を受けたのは、海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」に所属する40代の1等海曹ら、いずれも護衛艦「ひゅうが」や「あさぎり」に所属する20代から40代の隊員6人です。
自衛隊によりますと6人は去年11月に行われた内部の試験で事前に解答を入手して試験会場に持ち込み、答案用紙に書き写して提出したということです。
海上自衛隊は、28日付けで6人を減給15分の1、1か月の懲戒処分にしました。
海自隊員が試験問題をLINEで漏えい 12人懲戒処分
k10011115981_201708281935_201708282036.mp4
青森県むつ市にある海上自衛隊大湊基地の部隊に所属する50代の隊員が、内部試験の問題や解答を無料通信アプリのLINEを使って不正に元部下に漏えいしたとして、停職5日の懲戒処分を受けました。この問題ではこの隊員から事前に問題や解答を入手した隊員など合わせて12人が懲戒処分を受けました。
このうち、内部試験の問題や解答を漏えいしたとして懲戒処分を受けたのは、青森県むつ市にある海上自衛隊大湊基地の第15護衛隊に所属する50代の海曹長です。
海上自衛隊によりますと、この海曹長は、去年11月、内部の技能検定の試験で試験問題を取り扱う立場にありましたが、元部下から、試験問題の提供を依頼され、自分のスマートフォンで撮影した試験問題や解答を、LINEを利用して元部下に送信したということです。
試験の得点の結果に不審な点があったことなどから問題が発覚し、自衛隊の調べに対し、海曹長は「元部下からの頼みを断ることができなかった」と不正行為を認めたため、海上自衛隊は、28日付けで海曹長を停職5日の懲戒処分にしました。
今回の不正について、海上自衛隊の第15護衛隊の司令、小幡哲也1等海佐は「隊員が規律違反を起こしたことは誠に遺憾です。服務指導を徹底し、再発防止に務めていきたい」としています。
この問題では、この隊員から事前に問題や解答を入手した隊員など、合わせて12人が懲戒処分を受けました。
海上自衛隊によりますと、この海曹長は、去年11月、内部の技能検定の試験で試験問題を取り扱う立場にありましたが、元部下から、試験問題の提供を依頼され、自分のスマートフォンで撮影した試験問題や解答を、LINEを利用して元部下に送信したということです。
試験の得点の結果に不審な点があったことなどから問題が発覚し、自衛隊の調べに対し、海曹長は「元部下からの頼みを断ることができなかった」と不正行為を認めたため、海上自衛隊は、28日付けで海曹長を停職5日の懲戒処分にしました。
今回の不正について、海上自衛隊の第15護衛隊の司令、小幡哲也1等海佐は「隊員が規律違反を起こしたことは誠に遺憾です。服務指導を徹底し、再発防止に務めていきたい」としています。
この問題では、この隊員から事前に問題や解答を入手した隊員など、合わせて12人が懲戒処分を受けました。
舞鶴でも6人処分
海上自衛隊舞鶴地方総監部は、護衛艦に所属する隊員が6人が内部の試験で事前に解答を入手して答案に書き写す不正を行ったとして減給の懲戒処分にしたと発表しました。
減給の処分を受けたのは、海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」に所属する40代の1等海曹ら、いずれも護衛艦「ひゅうが」や「あさぎり」に所属する20代から40代の隊員6人です。
自衛隊によりますと6人は去年11月に行われた内部の試験で事前に解答を入手して試験会場に持ち込み、答案用紙に書き写して提出したということです。
海上自衛隊は、28日付けで6人を減給15分の1、1か月の懲戒処分にしました。
減給の処分を受けたのは、海上自衛隊の護衛艦「ひゅうが」に所属する40代の1等海曹ら、いずれも護衛艦「ひゅうが」や「あさぎり」に所属する20代から40代の隊員6人です。
自衛隊によりますと6人は去年11月に行われた内部の試験で事前に解答を入手して試験会場に持ち込み、答案用紙に書き写して提出したということです。
海上自衛隊は、28日付けで6人を減給15分の1、1か月の懲戒処分にしました。
佐世保では4人処分
海上自衛隊佐世保基地に配備されている護衛艦に所属する隊員4人が内部試験の際、無料通信アプリLINEで入手した答えを書き写してカンニングしたなどとして減給の懲戒処分を受けました。
海上自衛隊佐世保地方総監部によりますと不正が発覚したのは、海上自衛隊佐世保基地に配備されている護衛艦「ありあけ」と「あきづき」の30代から40代の1等海曹と2等海曹合わせて4人で、28日付けで減給1か月の処分を受けました。
4人は去年11月、内部の試験で無料通信アプリLINEを使って知り合いから事前に入手した答えを書き写して提出したほか、このうち2人は答えを別の隊員に転送し拡散させていたということです。
調べに対しいずれも「試験の好成績につながればというできごころからしてしまった」などと不正を認めたうえで、「仲間意識から情報を拡散した」と話しているということです。
護衛艦「ありあけ」と「あきづき」の艦長は、それぞれ「隊員がこのような規律違反を起こしたことは誠に遺憾です。再発防止の徹底に努めます」とコメントしています。
海上自衛隊佐世保地方総監部によりますと不正が発覚したのは、海上自衛隊佐世保基地に配備されている護衛艦「ありあけ」と「あきづき」の30代から40代の1等海曹と2等海曹合わせて4人で、28日付けで減給1か月の処分を受けました。
4人は去年11月、内部の試験で無料通信アプリLINEを使って知り合いから事前に入手した答えを書き写して提出したほか、このうち2人は答えを別の隊員に転送し拡散させていたということです。
調べに対しいずれも「試験の好成績につながればというできごころからしてしまった」などと不正を認めたうえで、「仲間意識から情報を拡散した」と話しているということです。
護衛艦「ありあけ」と「あきづき」の艦長は、それぞれ「隊員がこのような規律違反を起こしたことは誠に遺憾です。再発防止の徹底に努めます」とコメントしています。
呉基地の隊員処分
海上自衛隊は、去年11月に行われた内部の試験で、試験問題を管理する隊員から事前に解答を入手し、答案用紙に書き写していたとして、呉基地を拠点としている訓練支援艦に所属する1等海曹を、減給の懲戒処分にしました。
減給の処分を受けたのは、海上自衛隊呉基地を拠点としている訓練支援艦、「くろべ」に所属する1等海曹です。海上自衛隊によりますと、この1等海曹は、去年11月28日に行われた内部の試験で、試験問題を管理していた別の基地に所属する50代の隊員から漏えいされた解答を事前に入手し、答案用紙に書き写していたということです。
1等海曹は、「好成績につながればというできごころからやってしまった」と、不正を認めているということです。
海上自衛隊は、28日付けで、この1等海曹を減給15分の1、1か月の懲戒処分しました。
訓練支援艦「くろべ」の艦長の相馬美佳2等海佐は「隊員がこのような規律違反を起こしたのは誠に遺憾です。服務・規律を徹底し再発防止に努めます」とコメントしています。
減給の処分を受けたのは、海上自衛隊呉基地を拠点としている訓練支援艦、「くろべ」に所属する1等海曹です。海上自衛隊によりますと、この1等海曹は、去年11月28日に行われた内部の試験で、試験問題を管理していた別の基地に所属する50代の隊員から漏えいされた解答を事前に入手し、答案用紙に書き写していたということです。
1等海曹は、「好成績につながればというできごころからやってしまった」と、不正を認めているということです。
海上自衛隊は、28日付けで、この1等海曹を減給15分の1、1か月の懲戒処分しました。
訓練支援艦「くろべ」の艦長の相馬美佳2等海佐は「隊員がこのような規律違反を起こしたのは誠に遺憾です。服務・規律を徹底し再発防止に努めます」とコメントしています。
試験の不正行われた経緯
不正があった海上自衛隊の試験は「海曹士技能検定」と呼ばれる艦艇の乗組員に必要な基礎知識をチェックするもので、年に1回、全国の基地で実技と筆記の試験が行われます。給与の手当や昇進を検討する際の参考としても使われるもので、今回は旗やライトを使った通信方法の技能を確認する実技試験で問題と解答の漏えいがありました。
海上自衛隊によりますと、試験内容を漏らしたのは青森県の大湊基地に所属する50代の海曹長で、司令部から基地に届いた試験を管理する立場でした。海曹長は去年11月、元部下の隊員から依頼されて無料通信アプリのLINEを使って試験の内容を漏らし、この元部下が実技試験を受ける別の隊員にLINEで内容を転送しました。
さらに、LINEを使っての転送が複数の隊員の間で繰り返され、最終的に入手した問題と解答を持ち込んで試験を受けた隊員は5つの艦艇に勤務する全国の基地の11人の隊員に上りました。
試験の結果に不審な点が見られたことから、海上自衛隊が本人に問いただすなどして調べた結果、不正が明らかになったということです。
海上自衛隊は28日付けで試験内容を漏らした海曹長を停職5日、入手した内容を持ち込んで受験した11人の隊員を減給1か月、15分の1の懲戒処分にしました。
このほかに、試験内容の転送だけに関わった隊員などが複数いて、訓戒などの処分を受けたということです。
海上自衛隊によりますと、試験内容を漏らしたのは青森県の大湊基地に所属する50代の海曹長で、司令部から基地に届いた試験を管理する立場でした。海曹長は去年11月、元部下の隊員から依頼されて無料通信アプリのLINEを使って試験の内容を漏らし、この元部下が実技試験を受ける別の隊員にLINEで内容を転送しました。
さらに、LINEを使っての転送が複数の隊員の間で繰り返され、最終的に入手した問題と解答を持ち込んで試験を受けた隊員は5つの艦艇に勤務する全国の基地の11人の隊員に上りました。
試験の結果に不審な点が見られたことから、海上自衛隊が本人に問いただすなどして調べた結果、不正が明らかになったということです。
海上自衛隊は28日付けで試験内容を漏らした海曹長を停職5日、入手した内容を持ち込んで受験した11人の隊員を減給1か月、15分の1の懲戒処分にしました。
このほかに、試験内容の転送だけに関わった隊員などが複数いて、訓戒などの処分を受けたということです。
海自隊員が試験問題をLINEで漏えい 12人懲戒処分
青森県むつ市にある海上自衛隊大湊基地の部隊に所属する50代の隊員が、内部試験の問題や解答を無料通信アプリのLINEを使って不正に元部下に漏えいしたとして、停職5日の懲戒処分を受けました。この問題ではこの隊員から事前に問題や解答を入手した隊員など合わせて12人が懲戒処分を受けました。
このうち、内部試験の問題や解答を漏えいしたとして懲戒処分を受けたのは、青森県むつ市にある海上自衛隊大湊基地の第15護衛隊に所属する50代の海曹長です。
海上自衛隊によりますと、この海曹長は、去年11月、内部の技能検定の試験で試験問題を取り扱う立場にありましたが、元部下から、試験問題の提供を依頼され、自分のスマートフォンで撮影した試験問題や解答を、LINEを利用して元部下に送信したということです。
試験の得点の結果に不審な点があったことなどから問題が発覚し、自衛隊の調べに対し、海曹長は「元部下からの頼みを断ることができなかった」と不正行為を認めたため、海上自衛隊は、28日付けで海曹長を停職5日の懲戒処分にしました。
今回の不正について、海上自衛隊の第15護衛隊の司令、小幡哲也1等海佐は「隊員が規律違反を起こしたことは誠に遺憾です。服務指導を徹底し、再発防止に務めていきたい」としています。
この問題では、この隊員から事前に問題や解答を入手した隊員など、合わせて12人が懲戒処分を受けました。
舞鶴でも6人処分
佐世保では4人処分
海上自衛隊佐世保基地に配備されている護衛艦に所属する隊員4人が内部試験の際、無料通信アプリLINEで入手した答えを書き写してカンニングしたなどとして減給の懲戒処分を受けました。
海上自衛隊佐世保地方総監部によりますと不正が発覚したのは、海上自衛隊佐世保基地に配備されている護衛艦「ありあけ」と「あきづき」の30代から40代の1等海曹と2等海曹合わせて4人で、28日付けで減給1か月の処分を受けました。
4人は去年11月、内部の試験で無料通信アプリLINEを使って知り合いから事前に入手した答えを書き写して提出したほか、このうち2人は答えを別の隊員に転送し拡散させていたということです。
調べに対しいずれも「試験の好成績につながればというできごころからしてしまった」などと不正を認めたうえで、「仲間意識から情報を拡散した」と話しているということです。
護衛艦「ありあけ」と「あきづき」の艦長は、それぞれ「隊員がこのような規律違反を起こしたことは誠に遺憾です。再発防止の徹底に努めます」とコメントしています。
海上自衛隊佐世保地方総監部によりますと不正が発覚したのは、海上自衛隊佐世保基地に配備されている護衛艦「ありあけ」と「あきづき」の30代から40代の1等海曹と2等海曹合わせて4人で、28日付けで減給1か月の処分を受けました。
4人は去年11月、内部の試験で無料通信アプリLINEを使って知り合いから事前に入手した答えを書き写して提出したほか、このうち2人は答えを別の隊員に転送し拡散させていたということです。
調べに対しいずれも「試験の好成績につながればというできごころからしてしまった」などと不正を認めたうえで、「仲間意識から情報を拡散した」と話しているということです。
護衛艦「ありあけ」と「あきづき」の艦長は、それぞれ「隊員がこのような規律違反を起こしたことは誠に遺憾です。再発防止の徹底に努めます」とコメントしています。
呉基地の隊員処分
海上自衛隊は、去年11月に行われた内部の試験で、試験問題を管理する隊員から事前に解答を入手し、答案用紙に書き写していたとして、呉基地を拠点としている訓練支援艦に所属する1等海曹を、減給の懲戒処分にしました。
減給の処分を受けたのは、海上自衛隊呉基地を拠点としている訓練支援艦、「くろべ」に所属する1等海曹です。海上自衛隊によりますと、この1等海曹は、去年11月28日に行われた内部の試験で、試験問題を管理していた別の基地に所属する50代の隊員から漏えいされた解答を事前に入手し、答案用紙に書き写していたということです。
1等海曹は、「好成績につながればというできごころからやってしまった」と、不正を認めているということです。
海上自衛隊は、28日付けで、この1等海曹を減給15分の1、1か月の懲戒処分しました。
訓練支援艦「くろべ」の艦長の相馬美佳2等海佐は「隊員がこのような規律違反を起こしたのは誠に遺憾です。服務・規律を徹底し再発防止に努めます」とコメントしています。
減給の処分を受けたのは、海上自衛隊呉基地を拠点としている訓練支援艦、「くろべ」に所属する1等海曹です。海上自衛隊によりますと、この1等海曹は、去年11月28日に行われた内部の試験で、試験問題を管理していた別の基地に所属する50代の隊員から漏えいされた解答を事前に入手し、答案用紙に書き写していたということです。
1等海曹は、「好成績につながればというできごころからやってしまった」と、不正を認めているということです。
海上自衛隊は、28日付けで、この1等海曹を減給15分の1、1か月の懲戒処分しました。
訓練支援艦「くろべ」の艦長の相馬美佳2等海佐は「隊員がこのような規律違反を起こしたのは誠に遺憾です。服務・規律を徹底し再発防止に努めます」とコメントしています。
試験の不正行われた経緯
不正があった海上自衛隊の試験は「海曹士技能検定」と呼ばれる艦艇の乗組員に必要な基礎知識をチェックするもので、年に1回、全国の基地で実技と筆記の試験が行われます。給与の手当や昇進を検討する際の参考としても使われるもので、今回は旗やライトを使った通信方法の技能を確認する実技試験で問題と解答の漏えいがありました。
海上自衛隊によりますと、試験内容を漏らしたのは青森県の大湊基地に所属する50代の海曹長で、司令部から基地に届いた試験を管理する立場でした。海曹長は去年11月、元部下の隊員から依頼されて無料通信アプリのLINEを使って試験の内容を漏らし、この元部下が実技試験を受ける別の隊員にLINEで内容を転送しました。
さらに、LINEを使っての転送が複数の隊員の間で繰り返され、最終的に入手した問題と解答を持ち込んで試験を受けた隊員は5つの艦艇に勤務する全国の基地の11人の隊員に上りました。
試験の結果に不審な点が見られたことから、海上自衛隊が本人に問いただすなどして調べた結果、不正が明らかになったということです。
海上自衛隊は28日付けで試験内容を漏らした海曹長を停職5日、入手した内容を持ち込んで受験した11人の隊員を減給1か月、15分の1の懲戒処分にしました。
このほかに、試験内容の転送だけに関わった隊員などが複数いて、訓戒などの処分を受けたということです。
海上自衛隊によりますと、試験内容を漏らしたのは青森県の大湊基地に所属する50代の海曹長で、司令部から基地に届いた試験を管理する立場でした。海曹長は去年11月、元部下の隊員から依頼されて無料通信アプリのLINEを使って試験の内容を漏らし、この元部下が実技試験を受ける別の隊員にLINEで内容を転送しました。
さらに、LINEを使っての転送が複数の隊員の間で繰り返され、最終的に入手した問題と解答を持ち込んで試験を受けた隊員は5つの艦艇に勤務する全国の基地の11人の隊員に上りました。
試験の結果に不審な点が見られたことから、海上自衛隊が本人に問いただすなどして調べた結果、不正が明らかになったということです。
海上自衛隊は28日付けで試験内容を漏らした海曹長を停職5日、入手した内容を持ち込んで受験した11人の隊員を減給1か月、15分の1の懲戒処分にしました。
このほかに、試験内容の転送だけに関わった隊員などが複数いて、訓戒などの処分を受けたということです。