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再びの宮川師よりの代理投稿です。
以下、代理投稿。
先日の草創の方の投稿に対して、大変大きな反響がありました。
そして、また、尊き友が先生直結の学会によって救われた体験をメッセージで送って下さいました。
御本人の許可を得て、御紹介させて頂きます。
( 友からのメール )
宮川様
草創の方のお話しありがとうございました。
私も13才の時の忘れ得ぬ信心発心の動機として昭和58年の頃の体験を語らせていただきます。
それは、私の家族が生きる夢も、未来の希望もなく苦しみの中で引っ越した先の地区部長さんとの出会いでした。
父の経営する会社が、知人の会社の保証人となった事により連鎖倒産。僅かばかりの母の財産を守る為の偽装離婚。それまで、親しくしていた人たちが離れていく姿に子供なりに精神的に追い詰められておりました。
私は小学五年生の後半より不登校となり、完全に今で言う引きこもりとなっておりました。
更に生活は苦しくなり、私が中学一年の時、母と二人で更に家賃の安いアパートに引っ越しました。狭いぼろアパートにて、仏壇も手離し、御本尊様も何かの台にカーテンひき、小さな古い厨子をもらいうけ御安置しておりました。
その貧しい母子のところに、60才前かと思われる小柄の地区部長さんが、私を訪ねて訪問されました。あとから思えば未活動の母、聖教新聞も購読するお金もあるかどうかの経済状況、息子は二年間不登校の成績オール1の中学生の家庭。
( 現在、組織統監で使用されてる組織管理上の組織的な評価は、ゼロの、利用価値の無い家庭です。そう言う家庭の場合、現在の組織の対応は、「 選挙の際の票が何票あるか 」「 聖教新聞を取らせる事が出来れば前集金で取らせる 」のレベルDにあたるようですが、当時の創価学会は会員をAだのDだのレベル分けする事もなく、とにかく人の不幸に関わり、必ず幸せにするとの慈悲と勇気の精神に満ち溢れていました。今の信濃町執行部に影響されていらっしゃる方々に、
このような家庭に訪問対話する勇気を思い出して頂きたいです。)
未来部は学会の宝、社会の宝、世界の宝との池田先生の指導の下、地区部長さんと私との対話が、何度かの訪問にて始まりました。
自分も他人も信じられない中学一年生の私に、地区部長さんは、語ります。
「 私は小学校も、ろくに出ていないが、周りに馬鹿にされながら、子供を三人とも大学に入れた 」と、真剣な、そして優しい眼差しを向けながら、御自分の生い立ちから現在までのお話しをして下さいました。
「 私は池田先生の弟子だから、学歴もないが、日蓮大聖人の御書を読みたくて、自分で勉強して、字も読めるようになった。」と。そして池田先生が、いかに素晴らしい師匠であるかを、中学1年生の私に何度も、何度も熱く語ってくれました。
そして、「 あなたも池田先生の弟子なんだよ 」と語りかけて下さいました。
更に、十界論の話しをして下さいました。どんなに苦しくてもあなたの中にも、最高に素晴らしい「 仏界の命 」があるんだよ。と涙を浮かべながら、順々と語って下さいました。
難しいことは、当時は判りませんでしたが、涙を流して、接して下さる暖かさに「 また、勤行してみよう。」と挑む命が芽生えました。
その後、座談会に行っては司会をさせて頂き、皆さんから温かい大きな拍手を頂き、男子部の方々も兄貴として、優しく、厳しく、一人の人格をもった人間として接して頂き、私は「自信」と「他者への信頼」を取り戻していきました。
考えられないような諸天の加護や出会いがあり、新しい中学校にも通うようになりました。
中学三年生の頃、神奈川で文化祭があり、私にも声がかかりました。しかし、私は高校に行きたいので今は勉強したいと相談したところ、「 人生、信心は一生だからそれでいいんだよ 」と認めて下さいました。
つまり、「待つこと」を教えて頂きました。頻繁に「 今日、揚げ物残ったから持って来たよ 」とか「 パンもらったから持ってきた 」と有難い食べ物やおかずを届けてくれました。
実際は余ったからもらったからではなく、毎日、私が好きなものを選んで買って来て下さっていたようです。私や母が病気になれば、誰よりも早く駆け付けて下さり、学校での成績が上がったと報告すると地区の皆んなで祝って下さいました。
「 君が憂いに我は泣き、我が喜びに君は舞う 」まさに、この学会歌通りの素晴らしい学会でした。地区の方々も難しいことは語らず接してくださり、高等部になった頃は「 御書講義をしてごらん 」と言われ、男子部の方を紹介して下さり「 解らない事は、この人にききなさい 」と繋がりをつけて下さいました。
私の創価学会はこのように、学歴も、社会的の地位もない一人の不幸な人( 引きこもりの中学生 )に本当の信心の素晴らしさを、慈悲の溢れる姿で教えてくれた地区部長さんです。
組織ではなく、池田先生の慈悲の魂こそが、私の創価学会です。
今、その地区部長さんは三人の息子さんを育てあげ、御自身は認知症を発症されていると伺っております。私の父も認知症を発症しましたが、今一度、人間を、信心を、その時教えて頂きました。
どのような状況であれ、一人の未来部員に接して下さった師弟不二の精神は、今も私の心に生き続けています。
その地区部長さんは壮絶な闘病の戦いを通して、私に信心を最期まで教えて下さっております。
あの地区部長さんの組織のポイントや何の成果にも繋がらない、無私と利他の祈りと振る舞いが無かったならば、今の私は存在すらしていなかったと思います。
私は、あの頃の創価学会が大好きです。
夢も希望もなく、生きる事すら放棄せざるを得なかった母と私。その私たちの心に勇気と希望の灯を灯し、ご自分で得た福徳を惜しみなく分け与えて下さった池田先生、そして学会の方々。
月に一度の座談会は、喜びに溢れて、常に人の事、地域の事に気を配りながら、生きる事自体が喜びである場でした。
その素晴らしかった創価学会は、2010年先生が本部幹部会に出席されなくなってからは、暖かい血の通う創価学会からその血が固まり、流れなくなり、いつしか、選挙の票取りと新聞啓蒙だけの組織になってしまったようです。
私は、もう一度あの素晴らしかった池田先生の創価学会に戻って貰いたいと思います。
拙い文を読んで下さり有難うございました。
( 以上です )
素晴らしい体験に心洗われると共に、先生の暖かい慈悲の血が流れ通う、戸田先生が仰った「戸田(先生)の生命より大切な学会(組織)」の血を止め、濁らせ、末梢組織を壊死させる如く、会員を犠牲にしているとしか考えられない先生不在の本部執行部。
常識では考えられない三桁四桁の財務についても、これは何を根拠として平然と行われているのか?
池田先生が、御自分の出された出版物の全ての印税収入を学会に財務として、提供されている事は、既に述べた。
(私の公開フェイスブック)
又、先生が高額財務に反対であり、秋谷元会長を呼んで「 君は一体、幾ら集めれば気が済むんだ!三桁、四桁言うのなら、お前がやれ!」と仰った事。
「 1人、最高でも、10万まででいいんじゃないか?」と仰ったこと。
「会員さんに、負担かけたくないんだ 」と、おっしゃった事。
又、元三井全国婦人部長に対して、「 私が全部してます(財務)。世界一です。何百億です。私は、(会員さんに)負担かけたくないんだ 。お願いします」と、仰った事。
先生の御心には、会員さんの幸せしかありません。
私も1996年。先生にマイアミの研修道場にて黄金の時を過ごさせて頂いた御礼に、丁度1996年が牧口先生の御生誕125周年にあたることから、母と娘と共に125万円を先生に御供養させていただきました。
先生は、海外ご出張の為、第一庶務の大山副会長にお手紙と共にお渡し致しました。直ぐに先生にご連絡を取って下さったようで、大山副会長から連絡が入りました。
先生からの御伝言は、
「 真心のお祝い有難うございます。心から感謝申し上げます。これから21世紀に向け、色々大変ですから、このお金は宮川さんが持っておいて下さい 」
との事で、全額返して下さり記念のお品をいただきました。
これが、師匠の心です。
皆さんが幸せになる事が先生の幸せです。仏典(雑阿含経)には幼い徳勝童子と無勝童子が、砂遊びの最中に出会った釈尊に、泥で作った餅を供養して、小さな手を合わせた。その功徳によって、釈尊滅後百年を経て、パータリプトラの地に於いて阿育大王となって生まれたと説かれている。
三桁四桁、沢山すればするほど功徳がある等というのは邪教であり、反仏法であり、罰こそあれ、一切功徳には繋がらない。
弟子ならば、先生と御奥様の絶対の御健康と御長寿を祈るべきである。
もし、財務を準備しているのなら、御本尊様にお供えして、家族で先生、御奥様の御健康、御長寿を祈り、お供えしたお金で、家族で食事をしたり、旅行する方が大功徳に通じる。
今の組織には、何の喜びもない。功徳もない。
先日、神奈川県の、青年部獅子が、選挙支援より百千万倍重要な未来部育成を主張した為に、査問。信心も、教学力も幹部より遥かに優れている彼に手が出せず、最後は、副理事長の大場氏が対応。それも、誰が聞いても大場氏の完敗。
本部が取った手段は「 組織の意向に従わず、幹部に従わなかった 」等の理由で一方的な除名処分。
私の知る全国の先生の直弟子は皆、除名、役職解任、会館出入り禁止などの栄光の処分をうけている。
集団的自衛権行使容認に反対した元理事長、元婦人部長も閑職に追われたと聞いた。誉れではないか。
先生はじっと見守って下さっている。先日お会いした草創の先生の弟子は語った。
「 私たちは、日蓮大聖人の教え、池田先生の平和思想を、学ぶ為、そして、幸せになる為に創価学会に入り信仰を始めたのです。選挙運動をする為に信仰を始めたのではありません。まして況や、以前の民衆の味方の公明党ではない。とても平和を希求しているとは言い難い政党の為に選挙運動をするなど論外です。私たちは、池田先生の弟子だから今の原田さんらのやり方には同意出来ません。」と。
今こそ、先生の御心を心として偉大な先生の創価学会百周年の大勝利を目指して立ち上がる時である
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