2017.08.28
どうも、おしょぶ~^^/です。
ついに来ちゃったか~と言う感じですが、焼き鳥チェーン店大手の「鳥貴族」が値上げに踏み切る事がプレスリリースされました。
10月1日より280円均一が298円均一になる見込みです。(それでも安いけどね)
◆鳥貴族とは
現在飲食チェーン店で、値段の安さと、値段比較で「美味しい」ものを提供する代表と言えば「鳥貴族」「サイゼリヤ」「丸亀製麺」ではないでしょうか?
特に「鳥貴族」はアルコールを嗜む若者には大人気なのです。
このブログも大変多くの若い方が、読んでくれていますのでこの話題ビッグニュース級です(苦笑)
●鳥貴族
株式会社 鳥貴族
2014年にジャスダックにて初上場、2016年東証一部に上場しております。
売り上げは平成28年7月期で約245億円です。
※HPにはこうあります。
創業以来貫いてきた均一価格。ずらりと並んだお得なメニュー、食べて納得のおいしさ、お会計でビックリの安さ。280円均一に、「お客様に感動してもらいたい」という鳥貴族の想いを込めました。280円均一の低価格で、高価値なサービスをお楽しみいただく。たかが焼き鳥で「世の中を明るくしていきたい」。 それが鳥貴族の誇りです。
そうなんですね。この価格は創業から社長のこだわりで価格改定をしていませんでした。またそれが、若者の支持を獲得して急成長しています。
2013年に350店舗達成!(現在の店舗数はつかんでいません)
大倉忠司社長は、過去にけっこういろんな経済紙のインタビューに応えていますが、その都度この価格戦略が中心の発言でしたので、今回の決断は相当の事だと思います。
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◆人件費高騰を吸収出来ず
それで、値上げの理由なんですけどね。いま外食産業はみんな人件費で苦しんでいます。日本は経済好調と言われていますよね。
まぁGDPも6四半期連続で拡大中ですからね。で、こう言う状況になると飲食業界は人が集まらない=人件費高騰となります。
また政府が次々と政策を実行しています。最低賃金の上昇や社会保険の適用拡大なども人件費が増加する要因ですね。
「鳥貴族」と言え例外ではありません。それともう一つ理由があります。
人手不足を背景とする店舗の人件費上昇に加えて、天候不順で国産食材の仕入れ価格が高騰している事とのダブルパンチで、今回の価格改定になりました。
「地産地消」って言葉を聞いた事があると思います。その土地で収穫したものを、その土地で消費する…で、鳥貴族のメニューには「国産国消」とあります。
つまり国内産食材に拘っているんですね。
鳥貴族では、創業当初より焼き鳥の美味しさにこだわり国産鶏肉を使用してきましたが、2014年にスタートした国産国消の取り組みにから適宜食材の見直しを行ってきた結果、2016年10月より、食品表示法(平成27年4月1日施行)で定められた国産基準において、フードメニューで使用する食材(生鮮食品・加工食品)全てが国産になりました。
公式サイトより
これ誤解の無いように書いておくと、店で使われる食材全てではないですからね。
この様に、消費者に大々的に謳っている以上、価格高騰時は外国産に切り替えるとかは出来ません。
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◆ガスト・バーミヤンも
ずっと書いて来ましたが、鳥貴族だけが厳しいわけではありません。
ファミリーレストラン最大手「すかいらーく」も値上げします。
すかいらーくと言えば「ガスト」「バーミヤン」でしょうか…まぁたくさんブランドはありますが、全てが対象です(ガク)
ことらも10月を目途に、サラダやデザートなどのサイドメニューを中心に平均で15円程度値上げする方針です。わざわざ値上発表しないで、同じような事を中堅・小規模企業もやってくるでしょうから、外食が多い人は辛い秋になるかもです^^;
逆に、スーパーなどの流通は販売価格を下げてきているので、これは益々宅飲みで外食市場全体が縮小するかもしれません。
でもね、298円でも安いよ^^おれは「鳥貴族」これまで通り行きます!(笑)
では^^/