三重大の大学院に来年2月から、入試に忍術が設けられるそうです。
三重大は、大学院の人文社会科学研究地域文化論専攻で、来年(2018年)2月の入試から選択科目として「忍者・忍術学」を導入することを決めた。
同専攻では、忍者関連の授業が複数設けられ、修士論文も忍者をテーマにすることができる。
注目の試験は、小論文のほか、忍者の歴史や忍術書についての一問一答、古文書などの資料読解などになる予定。
忍者の研究自体は2015年から授業科目として行われてきたが、これまで志望者はまず「日本史」の受験が必要であったのが、今後はまっすぐに「忍者・忍術学」を選択できる。
古文書資料の読解も「活字」になったものでよく、難解な「崩し文字」読解の試験は除外されます。
三重大では7月に、国際的な忍者研究の拠点として「国際忍者研究センター」を設立したばかり。
すでに米国などからも「ニンジャになれるのか!?」と、問い合わせがあり、
ニンジャを養成するわけではないが、希望者には忍者の身体の使い方や呼吸法の研究など、実技的な授業も考えているとのこと。
山田教授によると、
便利なものに依存する現代で、自然と共に暮らした忍者の知恵を学び、持続可能な社会の構築に役立てたい
と話している。
地域文化論専攻の定員はわずか8人。入試倍率の高騰は必至となりそうです。