日本文化史ハンドブック

阿部猛, 西垣晴次

東京堂出版, 2002 - 414 ページ

文化=人間の営みの観点に立った、新しい文化史を考える指針を提供。各時代の文化を「概観」で捉え、重要事項を「研究の現状と課題」で理解できるように構成。「論文・レポート」の書き方も付す。

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もともと田の神とその使令としての狐という信仰があったことが伏見稲荷が全国的に
受容された基盤であり、各地に見られる ... 長野県東筑摩郡では、屋敷神に稲荷神と
氏神(袓霊)を合祀しているが、田の神と氏神を同一視するのは非常に古い形式とされて
いる。

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