機動戦士ガンダムの時系列を紹介しようと思ったきっかけは数点あります。
ガンダムTHEORIGINがかなり面白かったんですよ。
待ちに待った『ガンダムジオリジンⅤ-激突ルウム開戦-』が2017年9月2日から4週間限定で上映されるのが決定されていますよね。
ガンダムのストーリーって割と難しいですし、時系列もはっきりと覚えていないんですよね。
ということで、復習しなくては!という何とも単純な思いでまとめました。
もう一点は、この動画を見たことですね。
シャアむっちゃかっこよくない?
ってかガンダムジオリジンのシャアかっこよすぎ。
この動画、実は1年以上前のものです。
見つけたのはついこの間。・・・なんとも情弱。
真のガンダムファンの人には失礼にあたるかもしれませんが、微弱ながら紹介していきますよ!
全部は見たことないけど、ちょっとなら知ってる初心者用に書いてみました。
- 機動戦士ガンダムの宇宙世紀シリーズ(時系列順)
- ガンダムジオリジン(時系列:U.C.0068-U.C.0079)
- ガンダムMSイグルー(時系列:U.C.0079)
- 機動戦士ガンダム(時系列:U.C.0079)
- ガンダム 第08MS小隊(時系列:U.C.0079)
- ガンダム0080ポケットの中の戦争(時系列:U.C.0079)
- ガンダムサンダーボルト(時系列:U.C.0079)
- ガンダム0083 STARDUST MEMORY(時系列:U.C.0083)
- Zガンダム(時系列:U.C.0087-U.C.0088)
- ガンダムZZ(時系列:U.C.0088-U.C.0089)
- ガンダム逆襲のシャア(時系列:U.C.0093)
- ガンダムUC(時系列:U.C.0096)
- ガンダムF91(時系列:U.C.0096)
- Vガンダム(時系列:U.C.0153)
- 機動戦士ガンダムの宇宙世紀シリーズの時系列とおすすめポイントのまとめ
機動戦士ガンダムの宇宙世紀シリーズ(時系列順)
宇宙世紀シリーズは時系列は違えど、世界観と歴史上は一緒です。
少しなら知ってるけど、色んな作品が出ていてどっから見たらいいのかよくわかんない!!
って人用に時系列順に紹介していこうと思います。
- ガンダムジオリジンⅠ-青い瞳のキャスバル-(U.C.0068)
- ガンダムジオリジンⅡ-哀しみのアルテイシア-(U.C.0071)
- ガンダムジオリジンⅢ-暁の蜂起-(U.C.0074-U.C.0077)
- ガンダムジオリジンⅣ-運命の前夜-(U.C.0078-U.C.0079)
- ガンダムジオリジンⅤ-激突ルウム作戦-(U.C.0079)
- ガンダム MSイグルー 1年戦争秘録(U.C.0079 )
- ガンダム MSイグルー2 重力戦線(U.C.0079)
- ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート(U.C.0079)
- 機動戦士ガンダム(U.C.0079)
- ガンダム 第08MS小隊(U.C.0079)
- ガンダム0080 ポケットの中の戦争(U.C.0079)
- ガンダム MSイグルー 黙示録0079(U.C.0079)
- ガンダムサンダーボルト(U.C.0079)
- ガンダム0083 STARDUST NEMORY(U.C.0083-U.C.0084)
- Ζガンダム(U.C.0087-U.C.0088)
- ガンダムΖΖ(U.C.0088-U.C.0089)
- ガンダム 逆襲のシャア(U.C.0093)
- ガンダムユニコーン(U.C.0096)
- ガンダムF91(U.C.0123)
- Vガンダム(U.C.0153)
これだけ見てるってことはかなりの時間ガンダムに使ってるんだと実感。
時間の無駄と感じるかどうかはその人次第。
時系列としては、上記のようになっていますが、一つのシリーズを一気に見た方が理解できるので、一気に見る事をおすすめします。
そのあとに、関連作品を見ると理解が深まるのがガンダムの面白さだと思っています。
ガンダムジオリジン(時系列:U.C.0068-U.C.0079)
ジオン・ズム・ダイクンの遺児であり、本作の準主人公ともいえるキャスバル・レム・ダイクンとアルテイシア・ソム・ダイクンの兄妹が、ザビ家の権力争い、更には前述した政争に乗じてザビ家内の自らの主導権を固めんと暗躍するザビ家の長女キシリア・ザビ親衛隊隊長の思惑に翻弄されながら、懸命に生き延びていく。
更にはキャスバルが、対地球連邦独立のためにジオン共和国内に設立されたスペースノイド合同宇宙軍士官養成学校にシャア・アズナブルと身分を偽って入隊し、「ザビ家への復讐」を胸に、軍人としてしたたかに成長していく。
従来の機動戦士ガンダムとは設定が若干見直し有るのが特徴的。
そして、機動戦士ガンダムの設定に裏付けをもたそうとしています。
アムロが急にガンダムを操作できるわけがないってのも、この作品を見たら納得できる。
なので、機動戦士ガンダムだけどそうではないような違和感を感じるのがこの作品です。
シャアとセイラの過去についての詳細が知りたい人はこの作品は見た方がいいです。
良くも悪くも、現代版機動戦士ガンダムって感じがします。
特にバトルアニメーションがやばいぐらいキレイ。オリジン作画になったことで今の若い人でも見れるようになったと感じます。
ガンダムMSイグルー(時系列:U.C.0079)
劇場作品の第1期シリーズ『1年戦争秘録』とOVAの第2期シリーズ『黙示録0079』の各3話ずつ、2期合わせて全6話構成で、いずれも一年戦争を舞台にジオン軍側から描いた内容となっている。
また2008年には、地球連邦軍側から描いた『機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線』が公開された
ジオン公国軍の裏話というかストーリーを描いた話になっています。
完全にガンダム玄人向けの作品ですね。
ガンダムといっても、ガンダムが1シーン程度しか出ていないのですから、知らない人からしたらガンダム?って感覚になるかもしれません。
ガンダムはそれぞれの正義があるからジオンサイドと連邦サイドどちらの視点でも、物語が面白いのも人気の一つと思っています。
3DCGが苦手でも演出とストーリーとバトルアニメーションはかなり面白い。
機動戦士ガンダム(時系列:U.C.0079)
本作は、地球の激戦地帯を転戦しながら、宿敵シャアをはじめ様々な人々との出会いや戦い、そして別れを経て数々の困難を乗り越え、閉鎖的な極限状態に悩み傷つきながらも一歩ずつ成長していく、アムロたち少年少女の姿を描いた物語である。
一年戦争と言われるジオンと連邦の戦争の話が軸。
今も根強いファンが増え続けているガンダム。もうね説明不要です。
今見るとアニメーションと作画が・・・なんて思ってる人もいると思いますが、いいんです。面白いから全然見れます。
やっぱりガンダムといえばこれです。
ジオンと連邦。政治や戦略。恋愛や友情、出会いや別れなど全てにおいて考えさせられる作品。
ガンダムの裏話
当時は、視聴率が振るわなかったため打ち切りとなっていたが、 当時の中高生たちからの抗議でなんとか伸びていたみたいです。
でも、結局打ち切られた。
が、打ち切り直後に口コミが広がり再放送では視聴率29.1%を記録しているアニメなんです。
ストーリー展開自体もかなりいい感じにすすみます。見るごとにはまっていく色褪せない作品です。
ガンダム 第08MS小隊(時系列:U.C.0079)
地球連邦軍の新米士官であるシロー・アマダ少尉は、東南アジア戦線の第08MS小隊長として配属されることになったが、地球へ向かうシャトルの窓から、ジオン公国軍のMS小隊と交戦して危機に陥る先行量産型ジムを発見する。
機動戦士ガンダムの一年戦争の間に起きた別の物語。
ガンダムっぽくない雰囲気の作品ですが、それはテーマが禁断の恋。
雰囲気すら、今までと違いますが、こちらちゃんとこの作品で完結しています。
終わり方としては、賛否両論ありますがハッピーエンド?なのですっきりします。見てない人は見たら『?』の意味が分かると思います。
ガンダム0080ポケットの中の戦争(時系列:U.C.0079)
本作以前のガンダムシリーズはニュータイプを主軸に物語を展開したが、本作では普通の人々を主役に、サイド6という中立地帯での局地戦を舞台にしている。
ガンダムの戦闘シーンは昔の作品でありながら、作りこみが非常に丁寧です。
初のOVA作品のため、テレビシリーズでできなかったことを表現しているように思います。
こちらは、ガンダムでありながら主人公が小学生ということで、戦争の視点を子供の視点から見つめているということもあり、評価が高い作品の一つです。
ガンダムサンダーボルト(時系列:U.C.0079)
一年戦争終結から7か月が経過した宇宙世紀0080年7月。戦争による連邦の支配力低下をきっかけとして、インド洋周辺地域「南洋同盟」は連邦からの独立を目論み、極秘にRPDの開発を継続していた。
単機で艦隊を潰滅させたRPDを脅威と見做し、これを奪取・破壊する「サンダーボルト作戦」が発令され、ホワイトベース級強襲揚陸艦「スパルタン」は作戦に参加するために地球へ降下する。
舞台は、一年戦争終結後7か月後。
絶対的な正義というのがない話。
特に、フルアーマーガンダムが襲い掛かってくるシーンなんかは、宇宙世紀シリーズではないような描写もかなり特徴的。
ジオンと連邦どっちつかずの視点は今までになく新鮮なため見ごたえあり。
広告
ガンダム0083 STARDUST MEMORY(時系列:U.C.0083)
『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の商業的成功を受けて製作された『機動戦士ガンダム』の外伝的OVAの一つ。作品タイトルの「0083」とは宇宙世紀0083年を指し、『機動戦士ガンダム』の宇宙世紀0079年と、当時すでに放映済みであった『機動戦士Ζガンダム』の宇宙世紀0087年の間の出来事が描かれ、両作品間の空白を埋めるストーリーとなっている。
ガンダムの時系列の中では、一年戦争とグリプス戦役の間の話になります。
連邦と一年戦争で負けたジオンの残党との話ですが、出てくるキャラクターがすっごい魅力的です。
真面目な話で一通り終わるのですが、全然飽きません。
ガンダムでは連邦がかなり目立つように作られていたのですが、こちらの作品はジオン残党メインに作られている印象。
Zガンダムで連邦が内部分裂する理由が非常に分かるぐらい、連邦のクズ加減が目立つ作品。
とりあえず、アナベル・ガトーがかっこいい。
Zガンダム(時系列:U.C.0087-U.C.0088)
登場人物およびモビルスーツのデザインは刷新され、前作の登場人物は年齢を重ねて再登場する。前作の連邦対ジオンという明快な図式に対して、本作はティターンズとエゥーゴという地球連邦軍から発生した二つの勢力による抗争を中心に、中盤以降ではジオン残党最大勢力であるアクシズの地球圏帰還や、各勢力同士の同盟・決裂、指導者の暗殺など、複雑な構図となっている。
本作は、機動戦士ガンダムから8年後のお話。
一年戦争勝者の連邦から内部分裂したティターンズとエゥーゴの戦争の話。
これが、グリプス戦役といわれるものになります。
機動戦士ガンダムより内容がかなり難しくなっており、より政治的な話が多くかなりの登場人物が入り乱れます。
割と見るのが苦行って人が多いと思う作品です。
好みがかなり分かれる作品ですね。
ガンダムZZ(時系列:U.C.0088-U.C.0089)
ガンダムシリーズの第3作であり、『機動戦士Ζガンダム』の直接的な続編として第一次ネオ・ジオン抗争を描いた作品である。
エゥーゴ側のモビルスーツは前作からの引き続いた物が多く、前作の主人公カミーユ・ビダンが搭乗したガンダムMk-IIとΖガンダムもエゥーゴの主力として活躍した。
Zガンダムから一年後の世界の話。
序盤では、Zガンダムが難し過ぎたというか内容が・・・なせいか、少し子供向けに描かれていた。
ストーリー中盤から一気にシリアスな展開になっていく軌道修正したのを感じます。
戦争よりかは個人同士の争いがメインに感じます。
機動戦ガンダムを期待してみると、少し期待はずれ感が出てしまうんですよね。
ガンダム逆襲のシャア(時系列:U.C.0093)
宇宙世紀0093年。先のグリプス戦役以降消息不明だった、元ジオン公国軍エース・パイロットで、ジオン共和国創始者ジオン・ズム・ダイクンの息子であるシャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクン)は、幾多の戦いを経ても旧態依然として地球から宇宙移民を統制し続ける地球連邦政府に対し、ネオ・ジオンを率いて反乱の狼煙を上げる。
終わりが良ければって思ったけど、かなり出来のいい作品。
サザビーとνガンダムかっこよすぎる。
話の軸はアムロとシャアの決着という形です。
機動戦士ガンダムとZガンダムで起きた戦争を生きてきたアムロとシャアの思惑が交錯するのがいいですね。
この作品はガンダムとZガンダムを見ないと理解に苦しむかもしれませんが、かなり洗練されたストーリー構成。
ガンダムUC(時系列:U.C.0096)
『機動戦士ガンダム』をはじめとした「宇宙世紀」を舞台とする作品で、劇場用アニメ作品『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から3年後の宇宙世紀0096年が主な舞台となっている。
物語は宇宙世紀元年から始まり、その年に起こった宇宙世紀誕生や、一年戦争の発端にも関わるラプラス事件が物語の中核となっている。
逆襲のシャアから3年後の話。
フルフロンタルが最初に出てきたときには、何故?シャアがと思いましたし、設定上今までの作品のリアル感が少し薄れてしまうオカルト的な設定となっています。
設定を入れても久しぶりに出た宇宙世紀シリーズの中では、個人的にはかなりの高評価。
超面白かった。
いつもながらキャラクターを死ぬか死なないかで迷っている感じも出るし、アムロとシャアのやり取りを彷彿とさせるシーンも出てくるのがぐっときます。
ガンダムF91(時系列:U.C.0096)
長引く平和の間に地球連邦政府は再び腐敗しており、これに対しマイッツァー・ロナは「人の上に立つべき者は、人々の規範となるような高貴な精神を持つ者でなければならない」とする思想「コスモ貴族主義」を掲げ、地球連邦政府の打倒と理想とする貴族主義社会の実現のために、秘密裏に軍事組織 クロスボーン・バンガード(C・V)を設立していた。
一年戦争より30年後が舞台。
今までの作品と比べて、非常に分かりやすい内容になっています。
とりあえず、ガンダムシリーズってどんなもの?みたいな人には個人的にはおすすめの作品です。
元々50話程度のテレビアニメシリーズにしようとしたのに、大人の事情で約2時間に短縮されたものです。
話の展開が早いというか、ここから新しいストーリーが始まるのかな?って思うような終わり方をします。
Vガンダム(時系列:U.C.0153)
主人公ウッソ・エヴィンが幼馴染のシャクティ・カリンを守るためにリガ・ミリティアに参加するが、戦いは熾烈さを増し、オイ・ニュング伯爵のギロチン刑や、ガンイージを駆る女性部隊・シュラク隊のメンバーが次々と戦死していく様など、生々しい戦場の現実を見せつけられる。そしてオデロ・ヘンリークをはじめとする友人たちも、戦いの激化とともにMSパイロットや後方支援要員として戦いに身を投じる。
ガンダムF91より、30年後の世界。
序盤の方から悲劇の主人公になり果てるのですが、明らかに子供向けじゃない。
戦闘シーンや登場キャラクターの変貌が明らかに大人向けに描かれている。
メカニックデザインも今までのものと違います。
ストーリー構成はガンダム好きな僕としては、非常に面白く見れた作品です。
機動戦士ガンダムの宇宙世紀シリーズの時系列とおすすめポイントのまとめ
作品 | 一言おすすめポイント |
ガンダムTHEORIGIN | シャアの生い立ちが知れる |
ガンダムMSイグルー | 一年戦争ジオン公国軍の視点 |
機動戦士ガンダム | 一番最初に見るべき一年戦争の全て |
ガンダム第08MS小隊 | ジオンと連邦の禁断の恋 |
ガンダム0080 | 戦争におけるヒューマンドラマ |
ガンダムサンダーボルト | 新しいガンダムの魅せかた |
ガンダム0083 | ジオン残党の忠誠心 |
Zガンダム | シリアスな展開と考察できる物語 |
ガンダムZZ | キャラクター達の個人の戦い |
ガンダム逆襲のシャア | シャアとアムロの決着 |
ガンダムUC | 一年戦争の発端ラプラス事件 |
ガンダムF91 | ガンダムの中では分かりやすい |
Vガンダム | 戦争の悲惨さ |
機動戦士ガンダムシリーズはどれを見ても好きになったらはまるのが特徴的です。
特に、通称1stと呼ばれる機動戦士ガンダムに関しては、今見ても本当に色んな視点で見れて面白い。
これからも、ガンダムシリーズは絶えることなく続いていくことを切に願っています。
鉄血のオルフェンズといい、ガンダムジオリジンといい最近また盛り返してきているし今後も非常に楽しみです。