鼻の下のムダ毛がいつのまにか青ヒゲに・・・!上手な脱毛で透明感を取り戻そう
近頃では男性ホルモンの分泌量が多い女性が増え、男性ほどではないにしろ、メイクでも隠せないほど青くなる人も出てきました。
男性なら多少青くても不自然ではありませんが、女性の立場でこれはつらいですよね。かといって、次から次へと生えてくるムダ毛をそのままにしておくわけにはいきません。
そこで重要なのが、肌に負担をかけることなく、根元からスッキリ脱毛すること。ヒゲの濃い人でもキレイを保てる方法をご紹介するので、ぜひ試してみてください。
鼻下はなぜ青くなる?
鼻の下が青くなってしまうのは、他の部分に比べて皮膚が薄く下にある毛が透けて見えてしまうからです。頑張ってツルツルに剃り上げても、皮膚の下に毛がある限り青ヒゲはなくならないのです。特に、肌の色が白い人ほど目立ちやすくなります。
鼻下の脱毛はプロにお任せするのが一番!
鼻下のようなデリケートな場所を自分でキレイにするのは難しいので、ここはやはりプロの手を借りましょう。肌に極力負担がかからない方法で毛根からムダ毛を取り除いてくれるので、仕上がりはまるで赤ちゃんのようにスベスベになります。
もちろん、ヒゲが太い男性でも大丈夫。メンズエステに行けば、ちゃんと「鼻下脱毛」というメニューが用意されていますよ。
ところで、自宅での鼻下脱毛が難しいのはどうしてでしょう?その理由についてはページの後半の「なぜサロンやクリニックの脱毛がいいのか」をご覧ください。
最も手軽なのが脱毛サロン
プロに頼む場合でもっとも手軽な手段は脱毛サロンです。
サロンで行うのは脱毛したい部分に光をあてるフラッシュ脱毛です。所要時間は10分程度、回数は10~12回が平均的です。
鼻下の脱毛は殆どのサロンで可能ですが、サロンによっては全身脱毛のプランに組み込まれていて単独では脱毛できないところがあります。
サロンで脱毛するメリット・デメリットは?
メリット
- 店舗数が多く通いやすい
- リーズナブルに脱毛できる
- 競合企業が多く選択肢の幅が広い
- 初回割引などのキャンペーンが多い
デメリット
- 鼻下だけ、のようなパーツの脱毛は割高になる
- 料金プランが複雑で金額がわかりにくい
- 通う回数が多い
脱毛したい場所は「鼻下」?「口周り」?
「鼻下」という範囲はどこからどこまででしょうか。脱毛したいと思ってる場所はサロンでは「鼻下」の範囲ではないかもしれません。
「鼻下」が指す範囲はサロンによっていろいろです。希望の部位がどの部分を指すのかをサロンで確認しておきましょう。
「鼻下」だけで希望する部位が脱毛しきれない場合は顔全体のプランがあるサロンを探してみましょう。パーツを1部位ずつ契約するよりおトクに脱毛できます。
鼻下のみのパーツ脱毛または顔脱毛コースがあるサロン
鼻下脱毛ができるサロンはこちらです。一部、顔脱毛コースのないサロンがあります。
どんなコースやプランを選べばいい?
脱毛サロンのデメリットはプランやコースが多すぎでどれを選べばいいかわかりにくいところです。
鼻下の脱毛を検討する時には以下の4つのパターンで料金比較をしてみましょう。好きな部分を選んで脱毛する方法では鼻下はSパーツと呼ばれるところが多いです。
脱毛方法のパターン
- 鼻下パーツを選んで1回脱毛する場合
- 鼻下パーツを選んで複数回脱毛する場合
- 顔脱毛のセットで複数回脱毛する場合
- 月額制で脱毛する場合
複数回脱毛したい場合、脱毛回数の設定は2回、6回、8回など各サロンによってバラバラです。自分の毛量をサロンで見てもらい何回にするかアドバイスをもらいましょう。
月額制は契約期間や回数の制限に注意
月額制は申込みできる契約期間が設定されているサロンがあります。「申込みは12ヶ月以上から」などがそうです。
この場合、例えば半年でキレイになったとしても12ヶ月分の料金はかかってしまいます。月額料金の安さだけで即決しないように!
月額制を考えているならば
- このような契約期間の制限があるのかどうか
- あるとすればどのくらいの期間なのか
- 期間途中の解約はできるのか
- 解約できるならば違約金等はかかるか
は契約前に確認しておきましょう。
短期間で高い効果が欲しい場合は医療脱毛のクリニックへ
サロンの脱毛方法「フラッシュ脱毛」より少ない回数で高い脱毛効果が得られるのが医療レーザー脱毛です。脱毛にかかる時間は10分程度、5~6回が平均的な回数です。
効果が高いだけでなく、料金の明確さもメリットに挙げられます。ホームページに部位ごとの料金・回数がハッキリと書かれているので他院との比較がしやすいです。
脱毛料金はサロンより高くなります。
医療脱毛クリニックで脱毛するメリット・デメリット
メリット
- 脱毛完了までの期間が短い
- 料金が明確でわかりやすい
- トラブルにすぐ対応できる
デメリット
- サロンより料金が高い
- 医院はターミナル駅に多く通うのが不便
- サロンより痛みが強い
鼻下が脱毛できるクリニック
医療レーザー脱毛は単価が高いため顔全体のセットにするとかなりの高額になります。
しかし口周りに限定したプランもあるのが脱毛サロンとは違うところです。当然、料金は顔全体より安くなります。
鼻下や口の周辺だけが気になるならばこのようなプランや部位と回数が選べるプランにするのがおすすめです。
永久に生えてほしくない人は針脱毛を
脱毛には針脱毛という方法もあります。毛穴に細い針を通しその針に電流を流して毛根を直接破壊する方法です。
クリニックでは絶縁針脱毛、エステサロンではニードル脱毛・ブレンド法などと呼ばれます。
クリニックとエステサロンでは使う針や電流の種類、電流を流す時間が違うのでよく比較した上で脱毛をしましょう。
針脱毛のメリット・デメリットは?
メリット
- じかに毛根を破壊するので永久に毛が生えない
- その場で毛がなくなるので最も効果が出るのが早い
- 白髪、日焼け肌でも脱毛ができる
デメリット
- 施術を行っている場所が少ない
- 費用が高い
- 痛みが大きい
- その他の脱毛方法より情報が少ない
独特の料金設定
料金は1本◯◯円、または30分◯◯円という設定です。フラッシュ脱毛、レーザー脱毛に比べ費用がかなり高くなり時間もかかります。
ただ鼻下は範囲が狭いので「この数本だけを永久になくしたい」という毛があるならばベストな方法です。
絶縁針脱毛ができるクリニック
美容電気脱毛ができるサロン
サロンやクリニックに行く前の準備
顔を剃って行きましょう
サロン脱毛、レーザー脱毛とも施術前は剃毛をしていきましょう。忘れると脱毛できなかったり剃毛料金がかかってしまいます。
針を使う脱毛ではある程度毛の長さが必要です。
前日には剃らない!
傷や赤みがあるとその部分を避けて照射します。鼻下は皮膚が弱いのでカミソリ負けを起こしてしまうと当日施術ができなくなってしまいます。
万が一カミソリ負けを起こしても施術日までにはおさまるよう日にちをあけて剃毛することをおすすめします。
メイク落とし料金はかかりますか?
サロンによってはサービスでメイクを落としてくれるところ、有料でやってくれるところがあります。行きたいサロンはどちらなのかを調べておきましょう。
マスクを持っていくとよい
脱毛後は殆どの場合ですぐに化粧ができますが、化粧ができなかった時の場合にマスクを1枚持っていくと安心です。
またサロンやクリニックに行くまで、毛が少し伸びた状態の顔を隠すのにも使えます。
なぜサロンやクリニックの脱毛がいいのか
プロに任せなくても自宅で鼻下を脱毛する方法はたくさんあります。ではなぜ自宅脱毛よりサロンやクリニックの脱毛がいいのでしょうか?
埋没毛(埋もれ毛)ができやすい
カミソリや毛抜きの脱毛後、しばらく経ってから出てくる黒いブツブツ。埋没毛(埋もれ毛)かもしれません。毛を無理やり抜くとできやすくなります。
埋没毛をよく見ると毛はうっすらと見えますが表面には出ておらず皮膚の中で曲がって生えていたりくるくる縮れていたりします。
無理な自己処理は皮膚を傷つけます。それが原因で毛穴が角質やかさぶたで塞がって毛が生える出口がなくなり埋没毛(埋もれ毛)となるのです。
肌が黒ずむ(色素沈着)
気になるからと、何度もカミソリなどで自己処理を繰り返すと肌がだんだんと暗くなっていきます。
これは肌が刺激に対して反応し、メラニン色素を過剰に作り出すからです。日焼けと同じメカニズムですね。
肌が傷つく
キレイに処理したいあまり、深くカミソリを入れてザックリと切ってしまうのも自己処理のデメリットです。
口元にできる傷は目立ちますし傷が消えずに残ってしまうと恥ずかしいものです。なぜ口元に傷がついたか、想像されるのもちょっと恥ずかしいですね。
どうしても自宅で処理するなら・・・・
家庭用フラッシュ脱毛が肌には最適
エステサロンやクリニックは敷居が高いという人は、家庭用フラッシュ脱毛器(ケノン等)を使う方法もあります。
シェーバーやカミソリのように肌に刺激を与えず、特殊な光の効果で毛根にアタック。自然にするりと抜けるので、鼻下が青くなりにくいのです。
本体は数万円もするので「欲しいけど手が出ない」とあきらめている人も多いと思いますが、エステサロンやクリニックで処理をしてもらうとその何倍もお金がかかるし、一度購入してしまえば後はカートリッジなどの消耗品を買い足すだけなので意外と経済的です。
顔用のカートリッジが付いているものなら安全に脱毛できるので、機会があれば試してみてください。美顔効果のある商品もありますよ。
電動レディースシェーバー
電気で刃を振動させて毛を剃る顔用電動シェーバーは、肌の上を滑らせるだけで顔のムダ毛を剃ることができます。
余計な力が入らないので手で剃るより肌に優しいですが、剃り残しが出る場合があります。
値段は500円程度から4,000円近くまでと範囲が広いです。美容家電の最大手パナソニックの製品が人気です。
脱毛シート
脱毛シート(脱毛テープ)は刺激が強いイメージがありますが、今は顔用のシートも販売されています。ネットショップで600円前後で売られています。
顔用とはいえ強力な粘着力のあるものを貼って剥がすので刺激がないわけではありません。毛穴を温めて開いてから使う、脱毛後は保湿をするなどできるだけ肌への刺激を減らす努力をしましょう。
カミソリ脱毛
カミソリ脱毛は時間がない時の最終手段です。
コストが安く、思い立ったらすぐできる手軽さがありますが皮膚の下に毛が残るので青く見えやすいです。
さらに埋没毛や色素沈着のリスクがとても高い方法です。脱毛シートの脱毛同様に
- 毛穴を温めて開いてから剃る
- シェービングジェルやクリームを使う
- 何度も刃をあてて剃らない
- 処理後は保湿をする
という肌へのケアが重要です。
鼻の下に使うものは顔剃り用(ナイフのようにまっすぐになっているタイプ)で刃の部分がなるべく小さいものが使いやすいです。
下記のようなブランドがあり3~4本入りでだいたい300円~400円で購入できます。
脱毛クリーム
脱毛クリーム(除毛クリーム)は毛を刃物で切るのではなく、薬剤で溶かすため毛の断面が太くならなりません。
処理後の肌がカミソリより青っぽくならずキレイに仕上がります。
ですが顔に使える国産の脱毛クリームは今のところありません。ネットショップで販売されているものは外国製の並行輸入品です。
顔に使うものですし、日本人の肌や毛質に合うかどうかは未知なのでなるべく別の方法をおすすめします。どうしても使いたい場合はパッチテストをしてから使いましょう。
鼻下に埋没毛ができてしまった時は
鼻下は皮膚が柔らかいので、脱毛に失敗すると埋没毛ができてしまうことがあります。一度こうなってしまうと自分で解決するのは難しいので、早めに皮膚科の診察を受けましょう。
毛抜きで強引にほじくり出そうとしたり、カミソリで皮膚の表面を削ろうとしたりすると、炎症が起きて余計に悪化するので注意してくださいね。
放置もアリ?
ただし、埋没毛がそれほど目立たない状態であれば、基本的に放置していてもかまいません。肌は定期的にターンオーバーを繰り返しているので、そのうち埋没毛を覆っている皮膚が生まれ変わって、毛先がぴょこんと顔を出します。気をつけなくてはならないのは、毛穴の周りが炎症を起こしている場合。赤みや痛みがある時は、そのまま放っておくと腫れてしまう可能性があるのできちんと処置をしておきましょう。
皮膚科では、レーザー脱毛で埋没毛を取り除いたり、ピーリングでターンオーバーを促したりして治療を行います。気になる料金は、埋没毛の周りが炎症を起こしていれば保険適用ですが、美容目的なら自由診療扱いになります。
鼻下のヒゲを生えにくくするには?
クリニックで永久脱毛を受けない限り、鼻下のヒゲとのお付き合いは延々と続きます。せめて、生えるスピードをできるだけ遅くして、面倒な処理の回数を減らしたいですよね。抑毛には次のような方法が有効なので、試してみてください。
女性ホルモンの分泌量を増やす
ヒゲの濃い人は男性ホルモン優位になっているので、女性ホルモンの分泌量を増やすことで毛は自然と薄くなります。
女性ホルモンの分泌量を増やすには?
- 6~8時間の質の良い睡眠
- 適度な運動
- たんぱく質やビタミンたっぷりの食事
- ストレスフリーな生活
これらのことに気をつけて、規則正しい生活を心がけましょう。部屋のカーテンやベッドカバーなどをピンク色にするのも効果的ですよ!
抑毛ローションを使う
抑毛ローションは、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンなどの成分を配合した化粧品です。有効成分が毛乳頭に直接作用して発毛を抑えてくれるので、面倒な自己処理の回数がぐんと少なくなります。
効果が現れるまでには、ヒゲが薄い人なら1ヶ月、濃い人でも3ヶ月ぐらい。継続して使えばヒゲ自体もどんどん細く、柔らかくなるので、鼻下が青くなるリスクも減りますよ。痛みがないのもうれしいですね。
鼻下脱毛は、レーザーや光フラッシュを使えば肌が青くなるのを防げる!
せっかくキレイになろうとしたのに、脱毛をしたせいで肌が青くなってしまっては意味がありません。特に女性は非常に恥ずかしい思いをするので、自己処理でなんとかするのではなく、できるだけプロにお任せするようにしましょう。
コストはそれなりにかかりますが、厄介な埋没毛を防ぐこともでき、自信を持って見せられる素肌が手に入りますよ。