ステート・ストリートの全世界株式インデックス・ファンドと8月のムサコ会
昨日、ムサコ会があり、参加してきました。最初、kenzさんと私だけの時間が、1時間ぐらいあり、そのとき以下の新ファンドの話をちょっとしました。
全世界株式インデックス・ファンド
ついに、日本含む先進国+新興国 に一本で投資できるファンドの登場です。
- 日本を含むMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)に連動
- 信託報酬 0.48%(税抜)
となっています。
まだ、どういうチャネルで販売される商品なのか、わからないので、ブログでは、取りあげていなかったのですが、せっかく、話題に上ったので取りあげちゃいました。
このコンセプトは、とても素晴らしい。もし、このファンドが一般販売されるなら、投信ブロガーが選ぶFund of the year 一押しにしようかなー。
このファンド、今のコスト相場観でいうと、信託報酬が高い感じがします。しかし、kenzさんともお話ししたのですが、使いようでは、ベストな一本になり得ます。
このファンドの使い途
たとえば、以下の超簡単ポートフォリオにする作戦です。
- 全世界株式インデックス・ファンド 50%
- 個人向け国債 50%
ずばり、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの代替策。これであれば、保有コストが実質0.24%という超ローコストな疑似バランスファンドであると考えることができ、なかなか、優れた選択だと思います。
この作戦、突き詰めると、「このファンド一本」と同じ意味合いです。全財産におけるリスク資産の比率だけを、リバランス含めて、別途管理するわけです。これは、もともとバランスファンドで管理できる話じゃないですしね。
8月のムサコ会
今回、参加のメンバーは、
- kenzさん(インデックス投資日記@川崎さん)
- くまこさん(仕事と育児で忙しいけど少ない手間と費用でちょいお金増やしたいYO(/・ω・)/さん)
- 桃さん
- 安房さん(海舟の中で資産設計を ver2.0さん)
このような場に参加させていただくと、色々、発見とか再認識をすることができます。
今回の再認識のひとつが、確定拠出年金制度や、投信を使った資産形成というのは、やっぱり、まだまだ、市民権を得ていないんだなと言うこと。
たとえば、「株式投資による資産形成なんて考えるヒマがあるんなら、もっと別のこと(結婚とか仕事)を考えろ」だったり、「投信なんて儲からない。株式をやった方がいい」とか。オヤジ感満載です。
こういうことを言うオトナは、そのうち、絶滅していくのではないかとも、思うのでした。なぜって、未来のオトナは、今の若者だからです。
もう一つの発見は、女性ファッション誌の記事がきっかけで、インデックス投資を知ったという方がいらっしゃったこと。
これも、古い世代の投資感覚から、新しい「資産形成のための投資」への変化を象徴するようなお話しだと、感じました。
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