寂しいと死んじゃう・・・すぐに泣く男と付き合っていた話(大昔)

 

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人気ブロガー山倉梨子様(id:rico_note)が先日、「彼氏の部屋にあった衝撃的なもの」という記事を書かれて、さらに「はてブのコメント集」記事をアップされました!

そちらに言及して頂き、ありがとうございます!

www.cheer-up.info

最初はブクマにエピソード書かなかったんですけど、コメント集の記事見て

 

「え?紹介してもらえるの?じゃあ、私も私も!」

 

と遅ればせながらコメント編集しなおしたら、早々に記事に追加してくださったのですよ!

 

ありがたや・・・

梨子さん、あんたええお人や

いつもおおきにです


で、絞り出したエピソードがこちら↓

 

元カノへの未練たっぷりの未投函の手紙を発見しました^^;
私とケンカして会ってない期間に書いたようです・・・
寂しいと生きられないウサギのような彼でした

 

というものです

大昔の話ですが、実話です!

これを機に、忘れていた彼の記憶がふつふつと沸いて出てきましたので、書きたいと思います

初めての年下の彼!

当時、わたし20代半ば・彼は20代前半

いわゆる合コンで知り合いました

 

タイプではなかったけど、いわゆるイケメン

しかも初めての年下彼氏で私も最初はるんるんと浮かれておりました

 

しかし、お付き合いが続くに連れて・・・

違和感というか考え方や感覚の違い?から喧嘩が多くなっていったのです

私が???と違和感を覚えたこと

〇 やたら元カノ(この方も年上)の容姿や性格の事を事細かに話題にする

〇 夕飯を賭けて簡単なゲームをし、私が負けたら居酒屋でこれでもか!というほどバカみたいな量を注文する

〇 毎日連絡をくれるのはいいんだけど、連絡が取れた時私が女友達と食事をしていると必ず合流してバカみたいに食べて会計は出そうとしない

〇 お互い給料が出たら決まった額を入れるデート用の財布を使っていたのだが、給料日過ぎてもなかなか入れてくれないし、催促すると「いいじゃん、ある方が出せば」と言った


本当はもっといっぱい理解できなかった事があるんだけど、キリがないのでこの辺でやめときます(お金に関する事が多いですね)

 

※彼が悪いと言っているのではなく、私とは考え方や感覚が違うという意味で捉えて下さいね


さらに彼は若い割に口が達者なのでね、上に書いた事を私が責めても、いかにも自分が正しい!と言わんばかりの話を展開していきます

 

居酒屋の時も「そんなにたくさん頼まなくても・・・」と言うと

「賭けに負けたんだから、腹くくっていくらでも奢る気にならなきゃ!往生際が悪いよ」

と言われたし・・・

いや、そうなんだけどね、そうかもしれないけど、遠慮がなさすぎるというか・・・

 

そうなるとね、私もわからなくなるんですよ・・・初めて付き合うタイプだったので

洗脳されていくと言うか・・・私が間違ってるのか?とか

 

そんなこんなで意見の食い違いでしょっちゅう喧嘩してたわけです

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そこで、例のブクマしたエピソードに繋がるのですよ

ほんと、びっくりしましたよ

人の手紙勝手に見た私も私ですけどね

さんざん聞かされた元カノの名前が宛名に書いてあるもんだから、

 

「は?」

 

と迷うことなく中身を見てしまったわけです

 

ほんじゃー、ま、未練たっぷりに

「君に会いたいです」

なんて書いてあって!


「な、何じゃこりゃあーーー!!

 

って松田優作のジーパン刑事並みに叫びましたよ(え?知らない?)

 

しょっちゅう喧嘩するとは言え、私と言う彼女がいるのに!ってね

まあ、今考えれば元カノと私とどっちが本命だったのかわかりませんね


仲直りして家に遊びに行ったのに、これでまた大喧嘩ですよ!

 

バーーン!と家を飛び出してね、私

そしたら追っかけて来て、

 

「待てよ!」

「離して!」

 

私の人生で数少ないドラマのような修羅場やり取りがありまして(Twitterでは言っちゃったけど)、

振り切って帰ろうとしたら、


彼がボロボロ涙流して泣いてる!

Σ(・ω・ノ)ノ!エッ!


「君と喧嘩して離れてて寂しかったから・・・」

とかなんとか・・・


そう、彼はウサギ君

寂しいと死んじゃうウサギ君

ウサギのように目を真っ赤にして泣いている

確か干支もウサギ年・・・

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それを見てると、喧嘩がめんどくさくなってついつい許してしまったり

男は女の涙に弱いと言うけれど、逆もまた然りということでしょうか?私だけ?

 

そんな事を繰り返し、当然平穏に過ごせる日があまりなく、彼とはやっぱりお別れすることになるのです

でも、なんだかんだで2年付き合ってました!2年!

よく耐えてたなー、私

もしかしたら、彼の方も私に対して価値観の違いを感じててしんどかったかもしれませんけどね

最後お別れした日に・・・

この人とはもう、無理だ!

でも、今まで喧嘩しながらもなんとか付き合ってきた

別れてしまっていいのだろうか?

 

てな感じに気持ちが揺れてたのは確かなんです

でも、あ、やっぱりだめだわ

と思う事があったのです


その日、彼と一緒に電車に乗ってまして、座席に並んで座ってたんですね

車内は少し混んでいる感じでした

 

私の目の前に大きな荷物を持ったおばあさんが立ったので、

席を譲ろうとしたのですよ

おばあさんは1人だったのですが、私は当然彼もいっしょに席を立ってくれるものと勝手に思ってたのです

 

しかし、彼はデデーンと席に座ったまま動かず!

Σ(゚д゚;) ヌオォ!?

 

は?何で?何であんたは座ってんの?

彼女が立ったら、一緒に立ったりしない?

私が間違ってる?いや、もうわかんない!

 

でも、とにかく、おかしい気がする!

 

気のせいか、乗客の皆さんもチラチラこちらを見ている気がして、非常に居心地が悪い・・・ような気がする

 

おばあさんは、「ありがとうね」とお礼を言って私が譲った席に座り、隣に座っている彼をちらっと見て、

 

(私の事を)「彼女?」

 

と彼に話しかけてきたのです!

 

「はい、まあ・・・」

 

と答えた彼に対して

 

「いい彼女さんやね!あんたには勿体ないわ!」

 

と大きな声で言い放ったのです!

スカッとジャパンじゃないですけど、なんか本当にスカっとした気分でした

 

世間の人から見ても、私は間違ってなかったんだ~~って!

彼と付き合ってから、もはや何が正しいか分からなくなっている思考に陥ってしまってたのでね

 

周りの乗客の人たちからも、クスクスと笑い声や

「勉強になったわ」という声も聞こえてきて

 

「ああ、やっぱりこいつとは無理だわ」

 

と確信できたのでした

 

ついでに言うと、電車を降りて一応聞いてみたんですね、なぜ一緒に席を譲ってくれなかったのか・・・すると

 

「おばあさん1人の為に、俺ら2人とも席を譲る必要ないやろ?もし2人が席を立って、1つ分におばあさんが座ってもう1つに、近くにいたおばさんグループの1人に声かけたりするの?そんなんおかしいやろ?俺が座ってるのが普通じゃない?」

 

彼の言っている事が正しかったのか、どうかわかりません

彼と同じ意見の人もいるのかも知れない

 

でも、私は少なくとも違うと思いました

自分の好きな彼女がお年寄りに席を譲ろうとしたら、その気持ちを汲んで同じ行動を取ってくれる事が、彼女の気持ちに寄り添う事になるのではないのかなと感じたのです

 

とにかく、この一件で完全に彼とは一緒にやっていけない決心がついたのでした

彼と別れてからは・・・

一緒にいて価値観を共有できて、お互いを思いやることができる関係・・・

それが一番一緒にいる「最大の意味」だと思うようになりました

相手を傷つけて貶めるなら、その後でどんな甘い言葉や高価な物を送られても、一緒にいる「意味」はないなーと

 

違うかな?(まだ不安)

 

その結果、今の旦那と知り合えて今もいい関係を築けているわけですよ

テヘヘッ(*゚ー゚)>

 

「一緒にいる意味がある」って思えてます

 

珍しく、最後はのろけみたいになりましたけどね

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!