酷評されていますね!「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」。
これだけの製作陣が集まって、何よりあの伝説の映画のアニメ化ということで、
どこをどうするとこのレビューになるのかと興味を持って観に行きました。
この記事のスタンスとしては、誰にでも勧められる映画ではないけどここまで酷評されていると観に行くべき人が行かなくなるのは可哀想だなあ、、という曖昧な感じです。
観る前「どうせ脚本の大根仁氏がわかりやすく書きすぎて、薄っぺらい映画になったに違いない」
結果、
観た後「なんだこれは、、、微妙なところ付いてきたな。。。」
という状態になったので、他の人の意見も見てみたくなり、映画レビューを漁りました。
(ちなみに、それらを踏まえた上での「正しい見方」は後半にあります。)
映画レビューサイトなどは責任が無いこともあって極端なレビューや部分的なレビューが多いので、Youtuberの皆様による参考レビューをまとめました。
映画の良し悪しに関わらず、どういう人が、どういうことを言っているのか、というのは参考になりますね!
https://www.youtube.com/watch?v=ImsZEy_5Q0U
・レビュアーについて
・アニメは絵が命と思っているような感じがする
・絵について
・絵が綺麗じゃない
・声優について
・声優も合って無い。年齢が合って無い。
・その他
・胸強調のシーンなど
・総評
・ほんと無駄金であった
https://www.youtube.com/watch?v=h_TvQse51E4
・レビュアーについて
・シャフト好き
・絵について
・シャフト好きなので、絵がとにかく綺麗
・声優について
・ストーリーについて
・ストーリー分かりにくい
・あれ?終わった?みたいな感じになる
https://www.youtube.com/watch?v=8L3zGz5O7-E
・レビュアーについて
・論理的な感じ
・公平に語ろうとはしている
・若いと思われる
・総評
・プロモーションでは君の名はを想像させるのに、ターゲットが中高生ではない
・悪くは無いけど良くは無い映画
・絵について
・作画は綺麗、背景
・音楽について
・音楽は良い
・ストーリーなど
・一般受けしない
・分かりにく
・声優について
さて、、、、
そんなわけで「正しい見方」、、、
少し長いです、、、
を求めている人はいないわけです。
という作品です。
そして冒頭にも書いたように、このアニメ作品でも映画の良さを残して、
タイムリープの展開をより哲学的な形にまとめあげたりしています。
そんなわけで、岩井俊二の世界観が理解できない、好きではない人にとっては、
単なる「よく分からない話」で終わるわけですね。
プロモーションが「君の名は」を想像させたんでしょうねえ、、、
という人ももちろんいるでしょうが、それにしても「打ち上げ花火〜」はちょっと難しいのかもしれません。
そんなわけでプロモーションの失敗ということは確実に言えそうです。
原作ではタイムリープは1回でした。あのとき違う結果だったら、という2つのストーリーを描いた映画です。
アニメではタイムリープは何回も行われます(4回だったかな?)。タイムリープするための石という新たなアイテムも出てきます。
石のアイテムの効果で、現実感を薄くさせてしまって想像の世界という感じがもちろん強くなりました。
そのため、原作が好きな人にとってはちょっと不満はあるでしょう。
ただ、これによってアニメが好きな層にアプローチできると思って新たなストーリーを作ったのでしょう。
結果的にはそれでも良く分からなかったということで、アニメ好き層には響かなかったような感じがします。
原作では、完全に2つの世界があって、それらは別々でした。ただ、観客はその2つの世界を客観的に見ることによって、ノスタルジーや非現実感を感じて楽しむのが「打ち上げ花火〜」の醍醐味です。
(この辺りが、若年層には全く伝わっていないっぽい、、、、)
詳しくないのでわかりません。
ただ、声優は別に違和感は無いです(あまり期待していないというのもある)
詳しくないのでわかりません。
あと「君の名は」もそうですし、横田守氏、ジブリ系のものと比べても書き込まれていない部分が目立つのはその通りと思います。
→岩井俊二氏が描きたかった人間を全然理解できていないというか、世代の違いなんでしょうか、、、
人って素直になれない時は変なこと言っちゃうっていう、そいいうことが理解されない時代になったんでしょうか、、、
→ある程度、知見を持った人が映画作ってるわけなんで、理解しようという視点も必要なんじゃないかなんて老婆心的に思います、、、
→この映画は恋愛は真ん中に置いてあるけど主題では無くて、子供の頃の気持ちとかノスタルジーが主題なんだと思うんですが、、、
「原作が好きな人が、原作をすっぽり忘れて観に行くと、爽やかな夏の午後のような気持ちになれる」
(どっちやねん!)
小学生の典道と祐介は仲の良い友達だが、実は2人とも同級生のなずなの事が好きだった。しかしなずなの両親が離婚し、彼女が母親に引き取られて2学期から転校することになっているとは、2人には知るよしもなかった。親に反発したなずなは、プールで競争する典道と祐介を見て、勝った方と駆け落ちしようとひそかに賭けをする。勝ったのは祐介か? 典道か? 勝負のあとから、異なる2つの物語が展開する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/打ち上げ花火、下から見るか%3F_横から見るか%3F
(未確認)