鳥頭奮闘記

「3歩で忘れる鳥頭」と称された管理人が送る備忘記録。人生って常に修羅場。

根性論者の心理とか特徴とかまとめてみた

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最後の切り札が「根性」だったときの脱力感ぷらいすれす。

 

体育会系の部活にずっと身を置いていたわりに、根性論を振りかざす人が嫌いな鳥頭です。根性論自体に良し悪しはないとは思うんですが、押し付けられたら反発したくなるんですよね。。

 

基本的に根性だけじゃなくて、こういう姿勢は自分に言い聞かせるものであって、他人から指図されてどうこうするものじゃないと思うんですよ。

※でもなぜか松岡修三は許せるw

 

今回は「根性論信者について」です。

 

 

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根性論とは

根性論とは、苦難に屈しない精神力、すなわち根性があれば何でもできるという精神論のことです。

根性論者は、根性論を妄信している人のことを言います。

 

年配世代や体育会系に多い考え方(偏見)で、論理的に論破されても「んなもん関係ねえ!!」で突っ切っていく強引理論の一つです。

 

今回まとめるのは、根性論者の特徴や心理についてです。

※今回も人間観察シリーズの結果からお送りしますが、いつもよりサンプルが少なめです。結果が偏っている可能性がありますが、ご了承くだしあ!

 

根性論者の特徴・心理その1:自信がない

根性論者は自信がありません。

ちょっと意外っぽく思うかもしれませんが、自信のなさをカモフラするために、根性論に固執しているんですよ。

 

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たとえばうまくいかない仕事があって、それに対して助言を求められた場合。

自分に自信を持っている人は「ならば、こうやればいいのでは?」とか「自分ならこうやるかな」とか自分の意見が自分の言葉で言えます。それが的を得ているかどうかは様々でしょうが、自信のある人は自分の意見に責任を持てます。

 

けれど根性論者の場合、すべて相談者の根性で解決させようとします。

 

「もっと根性見せろ!そんなもん根性で何とでもなる!」。と、まあ極端な例ですけどね。現状ではなくて、相手の精神に問題点を見出すことで、責任を逃れるだけでなく、相手に一切の責任を負わすのです。

 

自信がないからこそ、自分の意見を言えないんです。

自信がないからこそ、相手に責任を負わせるのです。

 

※あわせて読みたい→「自信」と「うぬぼれ」って何が違うの? - 鳥頭奮闘記

 

 

根性論者の特徴・心理その2:質より量派

根性重視の人は、質より量的な思考を持ち合わせています。

彼らは「100回叩けば壊れる壁を99回でなんたらかんたら」的な思考を持ち合わせているので、そりゃそうだわなと。

 

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確かに、量をこなしてやっと成し遂げられることはあります。諦めないことで手に入れられることもあることを否定しません。

 

ただ、問題なのは「量が足りない」と病的に拘ってしまうあまり、思考停止していること。

量をこなそうと思えば必然的に時間がかかります。体力も気力も必要です。しかし、それらは無限にあるわけではありません。

さらにそれだけ労力を費やしたとしても、できないことってやっぱりあるわけです。人は努力しても100メートルを1秒で走ることはできません。

 

でも100メートルを一秒で移動する乗り物は、もしかしたら開発できるかもしれません。壁を100回素手でぶん殴るより、金槌持ってきた方がまだ手っ取り早いでしょう。

 

数打てば当たる理論を随所に持ってきて、思考をやめてしまうことの危険性を考えるに至っていないのかもしれませんね。

 

 

根性論者の特徴・心理その3:形にこだわる

根性論者は、何かをやるときに、姿勢や態度などの形から徹底します。

道具とか物理的なものに対する拘りではなく、精神的な部分を重視します。画家を志しているのに、画材を買わず、画家の心得的なものを習います。

 

「画家たるものほにゃらら」みたく、まず気持ちを決めてから行動に移るという形式美があるそうです。継続できないのも、上達しないのも、その気持ちが定まっていないから、とのこと。

 

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気持ちではじまり、気持ちで終わる。聞こえはいいし、間違ってもいないような気もしますが。「いや、画家目指すなら、まず描けよ」というツッコミまったなしです。

 

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根性論者の特徴・心理その4:苦労しないと成長できないと思ってる

根性に固執する人って「苦労しないと成長できない」と思っています。

故に根性論者は、もっと辛い思いをしろ、もっと苦しい思いをしろと地獄への道にせっせと誘導してくる鬼畜っぷりを見せ付けてきます。他にも、あえて効率の悪いやり方を押し付けて「手間ひまかけないと得られないものがかくかくしかじか」みたいなことを主張したりね。。

 

根性論者の一番害悪な部分はここだと思います。

 

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確かに逆境が成長をもたらすことはあるし、辛い状況から教訓が生まれることもあります。でもそれって、辛い状況だから成長できたわけではないんですよね。逆によく学ぶ人はすべてのことを刺激にして教訓にできるし。

根性論者自体が、痛い思いをしなければ学べなかった人なのかもしれません。

 

 

まとめ

半分ぐらい悪口になってしまいましたw

根性論自体にいいも悪いもなく、それを押し付ける人がいて、それを評価する人がいるからこそ良し悪しが生まれます。

「根性論=悪」と現在の風潮が流れているのは、根性論者があまりに多くのものを蹂躙し、傷つけてきたからです。根性論者はそれを認めないでしょうけど。

 

理論も気持ちも使い方次第。

 

強い考え方だからこそ、うまく受け流したり、自分の中に留めておいたりという工夫が必要でしょうね。

 

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