どもども、ふくてんです!
皆さん、ゲーム開発者によるゲームカンファレンスがあるのをご存知ですか?
その名も「CEDEC」
ついに、今年もCEDECの開催日が近づいてきました。
9月には東京ゲームショウが開催されますが、8月に開催されるCEDECもゲーム開発者にとっては年に一度楽しみにしている大イベントの1つです。
「CEDEC」ってなに?
転用:CEDEC2017 より
CEDECとは、一般社団法人コンピューターエンタテイメント協会が主催する国内最大のゲーム開発者に向けた技術交流会です。
今年で18周年を迎える程の歴史を持ち、初期は東京ゲームショウと併催しているイベントでした。
東京ゲームショウなら誰しも一度は耳にしたことがあると思いますが、CEDECは業界の間だけ有名な感じですね!
しかし、ここ最近では一般の方の認知度が上がってきていますので、大注目です!
「ゲーム開発者向けの技術交流会」というのは、いわば最新鋭のゲーム開発のいろはを共有できるイベントのような感じです!
東京ゲームショウが「最新鋭のゲームが体験できる場」だとしたら
CEDECは「最新鋭のゲーム開発のいろはが学べる場」という感じです!
もちろん、業界の方だけでなく、例えば「ゲーム開発してないけど興味はある!」という一般の方も参加する事ができます。
ゲーム開発の知識ってなに?
ゲーム開発ってどのタイトルも作り方が同じというわけではなく、千差万別さまざまな作り方があるんです!
例えば、「できるだけフォトリアルな作りにしたい!」や「広大なマップを作りたい!」など、ゲームの主旨によって作り方が大きく異なります。
例えば、近年よくあるのが、ゲームハード機の高機能化によって、ユーザーから「より美しく、よりリアルなビジュアル」が求められる事があります。
しかし、ここには開発側の抱える大きな課題があるのです。
それは「開発費の高騰」
当たり前ですよね。
より、高精細でクオリティの高いものを作ろうとすると必然的に開発費と開発期間が必要になってきます。
しかし、ゲームっていうのは「開発費と開発期間を費やせば費やすほど売れる!」というわけではないのです。
経営側としてはコストをかけてハイエンドゲームを作ったはいいが、売れないと困るという事情があるので、開発者側に求められるのは「できるだけ低コストな作り方」です。
ですが、今まで通りの作り方をしていてはお金も期間もかかります。
そこで開発者たちは最新鋭の技術を駆使して、開発の低コスト化を図ります。
例えば、人体を360°撮影して3Dデータ化する「フォトグラメトリー」という技術手法があります。
転用:3Did.artsより
今まで3Dツールでゼロからキャラモデルを作っていたものが、撮影で「パシャッ」と撮ったら、あとは最新鋭のソフトウェアが3Dデータ化してくれるのです。
これにより、開発コストを大幅に削減する事に成功した事例があります。
それは今年人気を博した「バイオハザード7」ですね。
CEDECは、こうした問題を打破する為に生まれる開発手法やノウハウを多くの開発者と共有し、国内のゲーム産業の活発化を図る意図があります。
CEDECの魅力
CEDECの魅力はズバリ、「最新のゲーム開発の内情を知れる」という事です!
普段、ニュースやインターネット広告など、たくさんのゲームのCMを見かける機会が多いと思いますが、ゲーム開発の中身を知る機会は滅多にありません。
ゲーム業界というのは特に守秘性の高い業界なので、その内情はメディアなどで露出する事は滅多にないからこそ、CEDECは貴重な存在と言えます。
ゲーム開発に携わっている人にとっては、最新鋭の開発技術の知識が身につきますし、就活生にとっては、今後のゲーム業界の流れを開発側の観点から知る事ができます。
今年のセッションは「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」に関するセッションが豊作ですね!
天下の任天堂さんがこうしてセッションを担当する事は非常に稀な事です。
入場料は少し高めですが、お値段以上の価値はあります!
公式ホームページでは各セッションの概要がお披露目されているので、この機会にゲーム業界の最新情報を追ってみてください♪
それでは、また!
開催日時 |
2017/8/30(水)~9/1(金) |
場所 | パシフィコ横浜(みなとみらい線「みなとみらい」駅) |
入場料(3日間分) | 37,780円(税込) |
入場料(1日分) | 21,600円(税込) |
公式ホームページ |