皆さまドラクエしてますか?
まぁまぁ世間ではドラクエ11なんかが賑わしておりますが今回取り上げるのはドラクエⅣでございます
過去に大まかなシステム、特徴をご紹介したのでそちらも参考までにー
してですね今回わたくしが何を言いたいのかというとドラクエ4のストーリーを脳内補完しつつ、てかもう妄想の域にありますが述べたいと思うております。
もちろんネタバレ要注意でございます。
なぜ今更に語るのか、それは好きだからです(´∀`*)それだけ
場面的にはデスピサロとのラストバトル終わりから語ってみたいと思います、お時間のある方お付き合いくださいませ
死闘
・・・どれだけ時が流れたのだろう
無限とも感じるほどに魔王デスピサロとの戦いは長く熾烈を極めた
周りを見渡すと立っているのがやっと、もしくは倒れて生きているのか死んでいるのかさえも分からない仲間たちの姿がある
この長い戦いを物語るかのように勇者ソロもそうだがデスピサロも瀕死の状態にまで消耗している
お互いに次がラストだと感じたのだろう
魔王を貫くために剣を握る拳に力が入る
複数の手が勇者を引き裂くため、叩きつけるために力がみなぎっていく
一瞬だった
神の速さで距離を詰めるソロに対し凄まじい勢いで両の腕で迎撃しようとするがすでにそこにソロはいなかった
ソロはデスピサロの腕を踏み台にし眼前まで近づき剣を振りかざす
その刹那目が合った
ソロは何かが繋がった気がした
そして何もかもを振り払うようにデスピサロの額に剣を突き刺す
巨躯をゆっくりと倒しながらデスピサロは呟く
・・・すまない・・ロザリー・・
戦いは終わったのだ
ソロたちは帰路に着き、仲間たちをそれぞれの故郷に送っていく
全員を見送りソロは一人故郷の村に帰ってきた
村は滅ぼされたままで誰もいない
シンシアとの思い出の花畑にくると思いが込み上げてくる
本当にこれで良かったのだろうか
操られていたとは言え人間に恋人を殺されれば恨むだろう
俺はシンシアを殺され、ピサロはロザリーを殺され
ピサロは俺と同じなのでは・・
戦いの最中に感じた繋がりは同じ哀しみを背負っていたからじゃないのか
誰か教えてくれ・・
装具を外し、天を仰ぐ
その時一筋の光が天から差し込み、奇跡が起こったのだ
眩しさで閉じた目を開けるとそこには幼馴染のシンシアの姿があった
優しく微笑む彼女の顔を見て溜め込んでいた思いが霧散していった
シンシアを引き寄せ抱きしめる
遠くには駆け寄ってくる仲間たちの姿が見える
瞳を閉じて想う
今はこれで良い・・例えこれが幻であっても・・
fin
最後に
はい、そうなんです、幻オチで僕は受け取りました
後のリメイク作では全クリ後ロザリーを生き返らせてピサロを仲間に出来る事からもこのシンシアは幻ではないとされてますがどーしてもファミコンのエンディングを見ると幻オチが僕はしっくりくるのです
まぁ良いじゃないですか、十人十色、ゲームの世界くらい好きに感じて想いましょうよ(´∀`*)
現代のゲームを否定する気はありませんがユーザーライクになり過ぎて説明し過ぎな気もするんですよね
ドラクエを手掛けた堀井雄二さんってプレイヤーに想像させる隙間を作る天才だと僕は思うのです
そんな巨匠の作品をこれからも勝手な目線で語れればなと思いますー(´∀`*)
次はドラクエⅤかのーではでは
ちなみにファミコンのドラクエⅣのエンディングはこちらっす
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち~エンディング(FC版) - YouTube
今やスマホでお手軽に出来るんすね、、いつでもドラクエや( ˘ω˘ )