私はコンサルやセミナーを行う際、
これまではSkypeを使って行ってきましたが、
最近、Zoomに完全移行しました。
もうSkypeには絶対戻れない!と思うほどに
Zoomは素晴らしいです。
今日はSkypeからZoomに乗り換えてまだ1ヶ月足らずですが、
ZoomのどんなところがSkypeより優れているのか?
感想と私の使い方についてお話ししてみたいと思います。
目次 [表示]
とにかく難しい設定が入らずにスタートできる
私のコンサルはこれまでSkypeを使って行ってきました。
ですのでコンサルをスタートする前には、
と言ったようなことをアナウンスして、
クライアントさんにいろいろと準備を
してもらわなければいけませんでした。
ただこれがパソコンがあまり得意ではない方には
結構ハードルが高かったりするんですよね。
設定がうまくいかず予定通りにコンサルが始められなかったり
つながっても音が聞こえない、カメラが映らないなどなど、
トラブルに見舞われることもしばしばでした。
ZoomはURLをクリックしてもらうだけで自動で全て終わる
Zoomはスカイプのように事前にインストールして、
設定を済ませてもらって、
なんてことを先方にお願いする必要はありません。
こちらがやることはただ一つ、
ビデオチャットへの招待URLを送るだけ。
あとは全て自動でことは進み、
ビデオチャットが自動的に始まります。
例えば私がとある方とカメラを使ってお話ししたいとすれば、
まずはZoomを立ち上げ、“ビデオ有りで開始” というボタンをクリック。
次にコンピューターでオーディオに参加をクリック。
招待 → URLのコピーをクリック。
あとはコピーされたURLをLINEでもMessengerでもなんでもいいので、
相手に送り相手がそのURLをクリックしてくれれば良いだけ。
相手の環境がパソコンなら自動的にZoomのインストールを促され、
スマホならZoomのアプリのインストールがされ、
ビデオチャットがスタートします。
マイクとスピーカーの自動設定が秀悦
自動的にスタートすると言いましたが、
Skypeのようにマイクやスピーカー、カメラの設定は必要ないのか?
全ての場面で必要ないとは言い切れないかもしれませんが、
私がこれまでお話ししてきた方々とは
これといった設定は必要ありませんでした。
要するに先方がZoomをインストールした後
自動的にマイクやカメラの設定がなされるのですが、
その自動で行われる設定が秀悦で
わざわざいじる必要がありません。
Skypeではそうはなりませんでした。
マイクかスピーカーの環境が少しでも変わると、
その都度Skypeの設定をいじらなればいけなかったりしたのですが、
Zoomの自動設定は結構優秀ですね。
URLを送るだけでアプリのインストールから
マイクなどの設定を自動ですぐに会話を始められる。
どう考えてもSkypeよりも優れていると思います。
品質がスカイプとは比べ物にならないほど良い
Zoomの会話の品質についてあまり書かれている記事がないのですが、
SkypeからZoomに切り替えたのでわかるのですが、
音の綺麗さ、雑音の少なさなどZoomはSkypeよりも全然綺麗です。
一度スカイプをしていてどうもブツブツと切れてしまうので、
Zoomに切り替えたことがあるのですが、
「音が全然違いますね。」
とクライアントさんも驚かれていたほどです。
Skypeの場合はどこかこもったような音質ですが、
Zoomはそういった感じもなく、雑音も少なくクリアに聞こえます。
途中で切れることがほとんどない
Skypeを使っていた頃はよく会話途中で
相手の声が聞こえなくなったり会話が
途中で切れてしまったりしたことがよくありました。
ですのでその度に、
とか言って一度スカイプを切って、
再度かけ直す作業をすることが結構ありましたが、
Zoomを使い始めてからそういったことは今のところありません。
これはZoomでのビデオでの会話が
非常に軽いデータのやりとりで済んでいることに要因があるようです。
ちなみにSkypeとZoomで同じビデオでの会話を行った場合、
通信にかかるデータ量はこれだけの違いがあるそうです。
- スカイプビデオ通話 1分 36MB
- Zoomビデオ通話 1分 3.3~5MB
引用:Zoom革命
同じビデオでの会話で使うデータ量はスカイプの1/10!
Skypeで会話が不安定になる、途切れる時というのは、
大体の場合、どちらかのインターネットの回線が遅い場合がほとんどなのですが、
Zoomなら会話中に大きなデータのやりとりが必要ないので、
仮にインターネットが遅い環境であっても会話が成立してしまいます。
一度電波のかなり悪いところでクライアントさんと
話さなければいけない機会があったのですが、
普通にビデオでのやりとりができてしまって驚きました。
だから同時に何十人と会話をしても問題ない
ビデオ会話でのデータ量のやりとりが軽いことは、
一度にたくさんの人とビデオでの会話も可能にします。
スカイプでも5人くらいなら同時に
ビデオチャットをすることはできるのですが、
人数が増えていけばいくほどデータのやりとりは増えていくので、
Skype自体の安定性が低下していきます。
先方のインターネットの環境がよくないと
さらにそれは顕著になりますが、
Zoomであれば何十人と一緒に会話しても大丈夫です。(最大100人まで可能)
私の場合はまだ多くても10人くらいでしか会話をしたことがありませんが、
本当に100人でも会話ができてしまいそうなくらい安定しています。
あとミュート(相手のマイクをオフ)がこちらからできるところもいいですね。
一度に多く方とビデオで会話をすると
こちらから特定の方のマイクをオフにしてもらいたい場面が出てきますが、
Skypeだとそれができません。
Zoomならそれもできるので会議の議長のように
強制的に場の雰囲気を守りながら会話を進めることも可能です。
SkypeにはないZoomならではの機能
ZoomにはSkypeにはない便利な機能がたくさんあります。
ホワイトボード共有機能
ホワイトボード共有機能これは便利です。
Skypeでもこちらのパソコンの画面を相手に見せながら
会話をすることはできるので、
何かお絵かきをするときはイラストレーターなど
別のソフトを立ち上げてそのソフトにお絵かきをして
その画面をクライアントさんにお見せしていました。
しかしZoomであればそんなまどろっこしいことをする必要はありません。
最初からホワイトボード共有機能がついています。
アプリケーションごとの画面共有ができる
Zoomはスカイプと違ってアプリケーションごとの画面共有ができます。
Skypeの場合、パソコンの画面(デスクトップに映っているもの)を相手に見せながら
会話をすることはできるのですが、
こちらのパソコンで見えてる画面をそのまま見てもらうことしかできません。
しかしZoomであればwordの画面だけ、excelの画面だけといったように
開いているアプリケーションのみの画面を共有することが可能です。
この機能の何が良いかというと、
例えばデスクトップに見せたくないものがあったりした場合でも、
見せたいアプリだけを相手に見せながら話をすることができますよね。
これ、結構うれしい機能です。
なんと画面録画機能までついている
私のコンサルやセミナーはクライアントさんには、
「是非録画して何度も見たり聞いたりして下さいね。」と
アナウンスしているのですが、
なかなか録画をするための環境を作るのがめんどくさかったりします。
しかしZoomであればビデオ会話の内容をボタンひとつで
録画しておくことが可能です。
この機能、すごい機能だと思うんですよね。
しかもボタンひとつで。
Zoomさん太っ腹、やりますね^^
Zoomの便利な使い方
私がZoomを使って便利だなと思うところもご紹介しておきます。
ミーティングごとにIDを別にできる
ちょっとこの部分はSkypeとは概念が違うので、
多少仕組み自体を理解する必要があるのですが、
Zoomは登録すると(無料でも有料でもどちらでもOK)
“IDが別のミーティングルーム” をいくつでも作ることができます。
どういうことかといえば、
それぞれのミーティングルームの招待URLを
分けることができるということです。
Skypeの場合はグループを作って
そのグループに参加してもらうための招待URLを送って・・、
といった具合にして特定のミーティングルームを作ることが可能でしたが、
Zoomの場合も部屋を作ってそこに招待することができます。
しかもミーティングルームを作る時、
googleカレンダーと連携することができてしまいます。
Zoomとグーグルカレンダーを連動するには、
Googleクロームの拡張機能を使って行います。
設定の仕方はこちらのサイトに詳しく書かれていますので、
参考にしてみてください。
設定が終わるとgoogleクロームの右上に、
カメラのマークのようなものが出現します。
このマークをポチッと押すと
グーグルカレンダー上でミーティングルームをどんどん作り、
しかも自動でID、招待URLを振り分けてくれるので大変便利です。
要するにグーグルカレンダー上で開催したいミーティング
をどんどん作れて、しかも自動で招待URL(ID)を吐き出してくれて
Zoomの管理画面とも連動している。
こんな感じでどんどん開催したいビデオ会話部屋を作っていき、
部屋別の招待URLで呼べば、
それぞれの部屋で値段設定ができたり、
サービスの内容を変えたりもできますよね。
私の場合は以下のようにカレンダーを作って参加ボタンを作り、
その参加ボタンごとに招待URLを貼っています。
(※日時を指定したからといって
その日時にしか部屋に入れないというわけではありません。
ただ単に部屋ごとにIDを振り分けているだけであって
入ろうと思えばいつでも入れます。
ただホストが入っていないとその会話はスタートしません。)
英会話を教えている先生とかZoomを使えば
もはや教室とかいらないと思います。
パソコン一台あればオンライン上に教室環境が作れます。
英会話の先生だけでなくZoomを使いこなせば
様々なビジネスでのコミュニティ運営、
セミナー、コンサル開催など、
やれることの幅は無限大です。
10年前にこれだけの安定したクオリティの高いオンラインの会議室を
持とうと思ったら物凄いお金がかかりましたし、
しかも “性能も今ひとつ” でしたが今の時代は凄いですね。
$14.99/月でこの環境が手に入ってしまいます。
※Zoomはお客さんとして会話に参加するなら無料でできます。
ただ無料版だとグループでの会話が40分までという制限があるので、(一対一の会話の場合は制限はありません。)
自分がホストしてグループ会話を主催したい時は有料版に登録する必要があります。
それでも決して高くないと思いますね。
まとめ
Zoomを使って1ヶ月足らずですが
Skypeにはもう戻れなくなってしまいました。
それほどまでにZoomは全てのところがSkypeより優秀だと思います。
日本語化の対応が十分ではないなどの問題がありますが、
サポートや日本語化にZoomがもう少し力を入れれば、
ビデオチャットサービスはアメリカのように日本でも
Zoomが主流になりそうな予感がします。
もしこの記事を見てZoomに興味を持った方は、
無料版からはじめてみて下さい。
ビジネスの幅が間違いなく広がると思いますよ。
参考にしてみて下さいね。
P.S.
Zoomには今日ご紹介した機能以外にも
まだまだ便利な機能がついているみたいですが、
私の場合は今のところ今日ご案内した機能くらいしか
使っていないので、割愛させて頂きました^^。
興味のある方はまだまだやれることはあるみたいなので
興味のある方はぜひ、調べてみて下さい。
こちらの記事では、Zoomを使うとビジネスの幅をこれだけ広げることできるよ!
といったことを書いています。合わせて参考にしてみて下さい。