HTC、VR事業を売却か? 7
ストーリー by headless
検討 部門より
検討 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
PC用VR HMD「VIVE」が好調なHTCだが、VR事業の売却も含めた幅広い選択肢の検討を進めているとブルームバーグが報じている(Bloombergの記事、 Engadget日本版の記事、 VR Insideの記事)。
HTC全体の業績はここ数年芳しくないことから、会社全体の売却も検討されているという。ただし、現時点では何も確定しておらず、いずれの選択肢も選ばない可能性がある。この件に関するHTCのコメントは得られていないとのこと。
VIVEは21日に99,800円から77,880円への値下げ(いずれも税別)が発表されたばかりだが、VR市場はまだまだ小さく、体力のある会社でないと難しいのかもしれない。買い手としてはどこがありえるだろうか。
Bloombergの英語版記事によれば、VR事業の売却先としてGoogleを含む数社と交渉しているという。会社全体の売却については、事業内容がVRデバイスから携帯電話まで幅広いため、情報提供者の一人は単一の売却先を探すのは難しいとの考えを示しているとのこと。
携帯電話事業でHTCは市場を支配するSamsungやApple、中国ブランドに押されて苦戦しているが、今年発売したHTC U11はDxOMarkでトップの座を得るなど高く評価されている。また、昨年のPixel/Pixel XLに続き、Googleの新型Pixel(小さい方)はHTC製になることがほぼ確定したと考えられている。
VRの将来性はどうなんだろうなぁ (スコア:1)
これから過当競争に入って苦しくなるとか、ARに押されて急速にしぼむとか、そういう可能性はあるんじゃないかという気がする。
ゴーグル型の非透過HMDは性質上ARには使えないし、価格競争で不利すぎるスマホ装着型との差別化のために高機能化すればするほど需要はニッチになって市場を狭めてしまう。アミューズメント施設で使われるとかの需要だけではやっぱ厳しいだろうし、実は将来性ってあんまり見込めない分野なんじゃないだろうか。
まあ、売却が本当かどうかと言うのもこの記事だけだとあやしいんだけど……。
心の豊かさをHDDの中に求めれば、部屋なんて狭くても良い [srad.jp]
Re: (スコア:0)
単価的には3D Visonよりは儲かったんじゃないかな
3DやVRって結局
リアルに近づけば近づくほど
感覚器官を騙せなくなってくるんですよね
触覚や機動性の限界はいかんともしがたいんだし
ARやMRのほうが割り切って使える
# VRが流行るにはナーブギアクラスでないと
Re: (スコア:0)
産業応用などもあるので将来性はそれなりにあるかと。
ただし、ARは自然映像に組み合わせるので多少チープでも良いが、VRは最後の違和感…不気味の谷を乗り越える必要があるから、もっと研究が必要なのだと思う。
今回の話も、全部売却ではないと書かれている。全部売却ではないということは、ここから先、VRにかけて研究していくた資金が必要だが、そのための資金が足りないので、合弁会社にして出資をしてもらえる人を募集するという話ではなかろうか。
Re: (スコア:0)
> ゴーグル型の非透過HMDは性質上ARには使えないし
Windows Holographic向けに各社から出ているAR HMDはみな非透過型 [moguravr.com]ですけど?
Oculusからかなりのシェア奪ってたのに (スコア:1)
勿体無いね。
VRはNVidiaのPascal世代になってようやくミドルクラスGPUでも動かせるようになったけど、それ以前はハイエンド必要だったからまだまだ市場はアーリーアダプタしかいない。これから主流になるなら将来性はあるけど、投資を集められないという事は、不透明なんだろうね。
3D TVや、体感ゲー見たくポシャった例もあるし。
10 Random Steam Key Global (スコア:0)
ガチャ感覚面白がって買うと、10本中1本くらい同封されてくるイメージ
おかげでVR機器を所持していないのにゲームだけは殆ど所持(流石にFollout VRとかSairent VRなんかは出ない)してる
まあプロスチマーにとっては、ゲームを集めること自体がゲームなので、VR機器が陳腐化して未来永劫遊べなくなっても何も問題ないが、VRゲームを楽しんでるゲーマーさんは可哀想
購入して使っていましたが (スコア:0)
値下げ発表となる丁度前日、国内発売当初手に入れたViveを中古屋に売却しました。
夢は見れましたし、技術革新に心踊りましたが、結局まともに使った回数は両手で事足りるくらいです。
如何せん設置に場所を取る、いちいち使うのに手間がかかる、長時間使い続けるには辛い(暑いし、伸びてる線が邪魔だし)と
使い勝手に相当の難がありました。
VRそのものの将来性もそうですが、スマートフォンを装着して使うタイプか、スタンドアロンタイプの方がまだ未来はあるように感じます。
それもARやMRに持っていかれてしまうと思いますが・・・・