パーソナルスペースって何?
パーソナルスペースとは、他人に近づかれると不快に感じる距離感のことです。
電車で座る時、相手と距離を保って座ろうとしませんか?
またエレベーターで見知らぬ人と乗り合わせた時、無意識に上を向いたりしませんか?
あれらの状況も全て、パーソナルスペースが関係している心理です。
人は誰でも、この空間(パーソナルスペース)を持っています。
この空間(パーソナルスペース)は、その人との付き合い方で変化します。
例えば、このように数値で表されています↓
超密接距離(0cm~15cm)…恋人の距離感
密接距離(15cm〜45cm)…友達の距離感
個体距離(45cm~120cm)…仕事の距離感
社会距離(1.2m~3.5m)…初対面の距離感
この距離感を把握すれば、お互いがどのような仲なのか、客観的に分析することが可能になります。
男女で違うパーソナルスペース
男性と女性ではパーソナルスペースの距離間が違ってきます。
個人差もありますが、一般的に言われている男女のパーソナルスペースはこのようになります↓
画像参照 男心と女心《距離間の数値》
男性:正面が150センチ、左右は10センチ。後ろは80センチ前後
女性:半径60~70センチ
基本的に男性よりも女性の方がパーソナルスペースは狭いです。
範囲が狭いということは、不快に感じる範囲が男性よりも少ないということ。
なので、女性がグワっと近づいて男性が勘違いしてしまうというケースが起きるのも、パーソナルスペースの違いがあったりします。
この図面を見てみるとわかりやすいです↓
画像参照 男心と女心
男性の特徴は前方にパーソナルスペースが伸びています。
ですので対面になった時、女性が思う距離間以上に、男性は距離を近く感じてしまうことになるのです。
パーソナルスペースを活用した視線の見つめ方
パーソナルスペースは、親密な人以外には入ってきてほしくない心のエリア。
ならばパーソナルスペースに侵入せざる追えない状況でのタイミングを活かしてみるのはいかがでしょうか。
例えば、文頭でもあったエレベーターという特殊な環境下。
もし気になる人が居合わせたのならば、あえて話しかけてみる攻めのアプローチ。
その時に少しでも目を合わせて会話することで、相手との親密度をアップさせることにつながります。
無理に視線を送るのも不自然ですが、「目を見て話してくれる人だな」という印象程度なら、好印象に取られやすいです。
あくまで自然に。
できる人は約1.5〜3秒を目安にしてみると良いかもしれません。
エレベーターはちょっと…という人は他にもそのように環境作りをすることができます。
例えば飲み会での個室。
カフェで隣席。
カラオケ。
他友達がいる場合は見つめるバランスも考慮しながら、何気に目線を意識したりする必要がありますが^^;
デートであれば、映画館や車の中、バーのカウンター席など。
もちろんカフェや居酒屋など上記の場所でも環境は作れます。
まとめ
パーソナルスペースを狭くするのも視線であれば、パーソナルスペースを活用して視線を合わせるタイミングも作れます。
大切なのは相手との心の距離感。
パーソナルスペースと視線をバランスよく活用してみてください^^