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ウォンテッドリー(Wantedly)が炎上中
9月14日にIPO(新規株式上場)するWantedlyが一部のツイッターやはてぶあたりのネット上で炎上しております。
YAHOOニュースにも載ってしまうなどちょっと収まる感じではないですね。
Wantedlyについて「ひふみ投信代表の藤野さん」が「マネーフォワード」と合わせて早産と言われてましたが・・・
今回はこのウォンテッドリー(Wantedly)の炎上の件について考えてみたいと思います。
上場発表時の記事はこちら
ウォンテッドリー(Wantedly)の炎上理由
炎上の理由はこんな感じです。
Wantedlyに対して批判的なことを書いた記事がGoogleの検索やツイッターから削除
↓
その理由がDMCA申請をWantedlyによるものと判明。
ツイッターで削除前、削除後を載せておられる方がおられました。
こんな感じです。
削除された記事は簡単に言えばちょっと不思議なIPOだねとか社長だけ儲かるねって書いてある感じです。
たしかにある程度批判的なことなことも書いてありますがそこまでとはおもえませんが・・・
なぜ一企業の批判記事が削除されたのか
なぜWantedlyという一企業の批判記事をグーグルの検索結果やツイッターが削除したのでしょうか?
これはDMCA申請というものになります。
DMCA申請とは
DMCA申請とは、アメリカのデジタルミレニアム著作権のことです。
著作権違反の記事や画像がネット上に蔓延されるのを防ぐためにつくられました。
グーグルやツイッターはこの申請を受けると著作権違反のあるコンテンツの検索やツイートを削除することが有るのです。
ウォンテッドリー(Wantedly)のDMCA申請
ウォンテッドリー(Wantedly)のDMCA申請の第三者でも内容は見ることができます。
元ページは英語ですので簡単にいうとWantedlyの創業者で代表である仲暁子氏の写真の著作権はWantedlyにあるから勝手に使うなってことらしいです。
ただし同様に仲暁子氏の写真を使った記事は他にもたくさんありますがDMCA申請をされたのはこの批判記事とそれに関連したツイートのみとなっています。
つまり、批判記事を削除したいというのが先にあったことは誰でも想像できると思います。
ウォンテッドリー(Wantedly)の公式コメント
この度、当社が著作権侵害による削除申請を行った件に関しまして、ご説明申し上げます。 一部ブログ記事で利用されていた画像に関しまして、有識者に意見をいただきながら社内で協議した結果、 当社が著作権を有する画像の無断使用はやめていただきたいとの判断に至りました。 当社からGoogle、Twitterに著作権侵害による削除申請を行った次第です。
ウォンテッドリー(Wantedly)は正式コメントとして上記を発表しています
しかし、これは批判記事を狙い撃ちしたことが一切触れられておらずよけいに炎上する原因となっています。
まあ、つまり説明責任が果たされていないのですね。
しかも、公式なコメントとしてもなんか微妙です(笑)
ひふみ投信の藤野さんの早産というコメントがよく響く内容となっています。
まだ、ちょっとIPOするような会社じゃないってことなのでしょう。
一般的には記事に対して問題があれば名誉毀損なりで訴えるのが普通です。
(今回の記事がそこまでとは全然思えませんが)
それをDMCA申請という裏道をつかって削除を狙うのは上場企業としてどうなのか・・ということが疑われてしまう現状となっていまいました。
おそらくIPOのブックビルディング前に批判的なことを書かれるとIPOの金額に影響する可能性があるため排除したかったのでしょう。
しかし、それが逆効果となってしまいましたね。
ウォンテッドリー(Wantedly)のIPOについての影響
おそらく今回のIPOについてのある程度の影響は避けられないでしょう。
元々かなり小規模な上場(目的が本社オフィス増床時の内装費の一部に充当する予定)でどうなんだ・・・と言われていましたしね。
今回の件でウォンテッドリー(Wantedly)という企業のレベルが垣間見えてしまった感もあります。
つまり、会社がまだ上場レベルに熟成されていないということです。
仲間内でやっている個人企業の感・・・
今のまま上場するよりも個人的には一度上場申請取り消して早産ではない状況でやり直すのが正解だと思いますが・・・
読んで頂きありがとうございます、
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