Macお宝鑑定団Blogは、「Wireless Power Consortium」に詳しい業界筋の情報として、9月に発表される次期iPhone(4.7インチ、5.5インチ、5.8インチモデル)に搭載されているワイヤレス充電機能は、最大7.5Wになる可能性があると伝えました。
Wireless Power Consortiumは、ワイヤレス充電技術の国際標準規格を策定している業界団体で、Apple社も加盟をしています。
ワイヤレス充電規格QiはVer 1.2以降、Extended Power Profile 15Wを利用可能ですが、次期iPhoneは、残念ながらその半分となるStandard Power Profile 7.5W(5V/1.5A)をサポートするとのこと。
さらに残念な情報として、Appleは次期iPhone 8のワイヤレス充電をMFiライセンスで縛る可能性があるとのこと。もしそうであれば、Appleから認証を受けたMFiチップの無い充電器では充電できないということになります。
このような仕様は既にApple Watchでも導入されています。Wireless充電器側にQi規格ながらMFiライセンスが必要となっているのです。次期iPhoneはApple Watchと共通のワイヤレス充電器を使えると噂されていることと整合性があります。
このような制限は、純正品価格の高騰や消費者の選択肢が狭まるといった問題に繋がるおそれがあります。一方で、周辺機器の品質を確保する効果も期待できるため、一概に悪いとも言い切れません。
次期iPhoneは、従来モデルを踏襲した4.7インチ・5.5インチモデルと、3D顔認識に対応した5.8型有機ELディスプレイのベゼルレスモデルの、3モデルラインナップになると噂されています。
- 情報元Macお宝鑑定団Blog