こちらの続きです。
今回は、長すぎるのでイラストと共に・・・。
からかわれる対象に
その後、お友達と仲良くしたい!という子たちは連帯感が出来始めました。
いわゆる、グループの初期のような感じです。
その中で長女はマイペースを保っていましたが。
グループの女の子達のなかで長女を鬼に見立てて逃げるゲームが流行り始めました。
長女は、もちろんその事を知らなくてニコニコしながら「どうしたの~?」と言っているばかり。(多分、長女はおしゃべりしに来てくれたと思っていた)
お友達達は笑いながら近づいては長女が振り向くと「長女ちゃんきたっ」と言って逃げます。
その光景を見て、私は悲しくなり長女の手を引いてササッと逃げ帰る日が多くなりました。
周りのママ友に相談するが・・・
ママ友たちに相談をしてみることもありました。
・長女ちゃん、一人遊びすきなんだから良いんだよ!楽しそうジャン!
・逆に、人好きも大変だよ~!人と関わるとトラブルも多くなるし。
一人で遊べた方がトラブル少ないじゃん!
・マイペースが一番だよ~
という意見をいただきましたが、ママ友の子供ちゃんは、皆人好きで対人関係が上手な子ばかり。
ネットを見ても
・絶対に友達と遊びなさいと無理強いはしてはいけない
・お子さんをあなたの思い通りにさせたいの?
・友達なんか、いつかできます
・一緒に遊ばなくても、お子さんは必ず周りを見ています。あせらないで。
など、ひとりぼっちを肯定してやりなさい、という考えが主流なのだな~と思いました。
でも、私は親なんです・・
子供がからかわれているのを見て、黙って、「キャラだからな~」と思えるほど私は器が大きくありません。それが出来る親は、神様みたいな感じなのかな??
子供のことですが、親としてできることは無いか、考えたかったのです。
ここは「親が子供の世界に口出すな」とかの意見もあると思いますが、「子供の世界」というよりは「子供自身」の可能性を広げたいという考えを持ち始めました。
長女の感覚を理解しよう
とにかく、長女はどんな感覚を持っているのか?
一番理解できるのは絵を描いて、聞いてみることだと思いました。
例えば、このような絵を描いて
「長女は、どんな風に遊ぶのが好き?」
「今日はどんな風に遊んだかな?」
長女の答えは「お友達と一緒にいる」絵を「長女、きょうはこんなふうにあそんだかな~」と指差します。
つまり脳内では「お友達とお手手をつないでおしゃべりしている私」のようなのです。
現実と自己イメージとのギャップを埋める
その頃、「どうする?」という本を気に入って読んでいたので絵本のように「この場合はどうだろう?」と長女と話し合うことにしたのです。
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例えばこんな絵を描いて、一緒に考えます(簡易ですみません)
長女からでてくる感想は
「ん~、うさぎさん、ひとりになってかわいそう・・」
「長女ちゃんはなんでおしゃべりしてあげないんだろうね?」
という第三者の言葉でした。
そこで、
「今日、長女はこんな感じで○○ちゃんにしてしまったのは、気がついている?」
「え!?長女、そんなことしてたの??」この時点では、まだぽかんとしています。
「じゃあさ、長女が○○ちゃんを誘ってこんな風にされてしまったら、どう思うかな?」
「・・・さみしい。なんでおしゃべりしてくれないの?っておもう」
そこで、長女は寂しい気持ちに気がつきました。
そうか、長女はこれは自分がされたらいやだな~と想像することが苦手なんだ、と思いました。立場を置き換えて考えられないのです。
この立場を置き換えて考えるというイメージ力は、きっとこれから長い人生必要なスキルだと思います。
ただ、まだ子供のうちは自分では出来ないから親が一緒に考えてあげることが重要かなとも思いました。
この一緒に考える、は今もやっています。
きっとこうなる!
色んな意見をママ友たちから聞いている中で、自分がとても印象に残ったのは
「小学生になるとね、何となく似たようなタイプ同士で一緒にいるよ~」
という話でした。
タイプが一緒=遊びが似てくる
のですよね。
長女はマイペースなので、マイペースな子と仲良くなるのかな?と感じていました。
そして今現在、やはりマイペースな子と仲良しになっています。