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現在、SNSなどで噂となっている「ゲーム」がある。その名は「青い鯨」。プレイヤーを精神的に追い込み、自殺させるという内容のものであるという。
【こちらも】ロシア発の自殺ゲーム「Blue Whale」、中国でも流行
このゲームが今、インドで流行しており、実際に自殺者が出ていると報道されている。インディアン・エクスプレス紙などの報道によると、死者は少なくとも3人に達している。
「青い鯨」というゲームの概要を説明しよう。参加者は、ゲームを主催する何者かに、SNSを通じて、50日間に渡って指示を出される。そして、その指示を実行したという証拠を、フェイスブックやインスタグラムなどのSNSを使って報告する。
指示の内容は初めのうちは簡単なものだ。「指示された音楽を聞く」「ホラー映画を観る」などといった具合である。しかし、次第に「睡眠時間を削る」などの、判断力を低下させる内容の指示が加わるようになっていき、「自分の膚に入れ墨を入れろ」など要求はエスカレート。最終的には、50日目に自殺することを要求されるという。
このゲームの元々の製作者は、ロシアのグループであったとされており、最初の指導者、フィリップ・ブデイキン容疑者は既にロシア当局によって逮捕されていると報じられている。その後もゲームは何者かによって運営されているわけだが、その「犯人」の正体などは現状では不明だ。
インドでの報道によれば、同国で最初の事件が起こったのは7月29日。西部のムンバイで、14歳の少年がビルの6階から飛び降りて死亡した。その後1カ月足らずの間に、南部のケララ、そしてニューデリーで、相次いで10代の少年が死亡している。
インド当局はこれらの事件の背後に「青い鯨」があると見て捜査を進めている。またニューデリー高裁は、今月17日、グーグルやフェイスブックに対し、青い鯨に関連するリンクを発見次第削除するように要請したという。(藤沢文太)
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