2017年08月27日(日)
平山 美緒/Test by MONOQLO編集部
Amazonで買った「10年前のろくろ」で焼いた茶碗が……
陶芸はつねに人気上位の趣味として、一度はやってみたい手工芸のひとつ。しかし始めるとなると、お金も時間もかかるなどそれなりに大変です。そこでアマゾンでみつけたこの掘り出し物、「ろくろ倶楽部」。電池で自動回転し、ひととおりの道具もセットになっているので、手軽に始めるにはもってこいの製品です。
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約10年前の発売だけど 今もアマゾンで買える!
あこがれの陶芸は、いざやろうと思っても教室に通わなければならなかったりして意外とハードルが高いですよね。しかしタカラトミーから出ている「ろくろ倶楽部」を使えば、自宅で気軽に始められます。
タカラトミー ろくろ倶楽部 実勢価格:8980円 本製品は、約10年前に発売されていますが、現在でもアマゾンで購入が可能です。単一電池4本が必要ですが、自動で回るろくろで作品を作ると気分も上がります。 今回は編集部員が挑戦してみました!
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陶芸初体験 少々不器用な編集者が挑戦
やや地味目ですが立派なロングセラー。その実力を編集部平山が確かめました。前提として、彼女は手先が器用なタイプではありませんことをご了承ください。 1. 説明書を読む
「おもちゃにあるまじき教科書のような複雑な説明書で出鼻をくじかれました……」(平山)。 2. 付属粘土が劣化
「約10年前に発売されたからか、付属粘土が劣化して固くて使えない!オーブン用粘土を買い直しました」(平山)。 3. 気を取り直して粘土をこねる
まずは粘土をこねて柔らかくします。
こねて山型にしていきます。 4. いよいよろくろ!
回転させながら中心に穴を開けます。「やっと陶芸らしい作業!」(平山)。 5. 穴を薄く伸ばす
開けた穴を指全体を使って伸ばしていきます。「気分はまるで陶芸家!コツも掴めてきました」(平山)。 6. 慎重に口をキレイにカット
付属の器具で口を水平にカットします。ここで失敗したら水の泡。「ドキドキでしたが無事成功しました」(平山)。 7. お楽しみの色つけ
「一番楽しかったのは色つけです!」(平山)。あれこれ悩みながらデザインを決めます。今回はブルーの塗料を別途購入しています。 8. 割れませんように!オーブンで焼く
乾いたらオーブンで焼きます。必要ならこの後釉薬(うわぐすり)でコートします。 9. 完成!
意外なほど本格的なものが出来上がりました。自動で回転するろくろは粘土を均等に仕上げられるので、ろくろなしで作るよりも作品の完成度がアップし、気分も上がります。 しかし、10年前発売のため、付属の粘土は完全に乾いてレンガのようになっていて、オーブン用粘土を別途買う必要がありました。これから挑戦しようという人は、あらかじめ準備しておいた方が良いです。
(Amazonより) オーブン用粘土はアマゾンで安く購入できます。調べたところ、『ヤコ オーブン粘土「工作用」400g』は実勢価格で527円でした。 簡単お手軽とはいっても、ろくろの上で回る粘土をいじっていると「私って才能あるのかも」(平山)と調子に乗ってしまうくらい簡単で楽しかった様子。 プロから習うようなものとは流石に違いますが、DIY気分で挑戦してみると意外と楽しめるのでおすすめです!
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。
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