先日ネットを閲覧してたところお酒に関する面白い記事を見つけました。
内容は「お酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点」というものです。
元の英語の記事
What Happens To Your Body When You Quit Drinking Alcohol
ユレオは断酒をしており本日で断酒595日目です。
今ではお酒を飲みたいと思う「飲酒要求」やお酒を急にやめたことで生じる「離脱症状」は一切なく、普通にお酒を意識することなく生活ができるようになりました。
そういった経験があるのでこの記事はとても興味深く読んだわけです。
この記事では「体に生じる7つの利点」と挙げられていたので、それぞれについてユレオなりに考えと感想をまとめました。
【この記事の目次】
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1:寝付きが良くなる
2015年にメルボルン大学のMelbourne School of Psychological Sciencesが発表したアルコール依存症に関する研究によると、アルコールは睡眠を妨害する性質を持つため、夜に目覚めたりイライラしてストレスを感じたりする原因になり、日中に眠気が続いてしまうことがあるとのこと。飲酒をストップすると夜間の睡眠の質が向上するため、目覚めが良くなり、一日をリフレッシュした気分で過ごせるようになることが科学的に証明されています。
これについてはユレオは現在は睡眠の質が上がりましたが、断酒を始めた最初の8か月近くは不眠症で悩まされることになりました。
あまりにもこの期間の不眠症が苦しかった為、一度断酒に失敗しています。
しかし今ではすっかり解消し、夜寝たら朝まで目が覚めることがありません。
飲酒していたころにあった「朝起きるとだるい、頭が重い」という症状は当然ながら無い為、寝起きの気分は良くて体調も良くなりました。
この記事ではお酒を辞めたらすぐに睡眠の質が上がるように書かれていますが、万人がそのようにはならないのではと思います。
2:がんになるリスクが減少する
アルコールの飲み過ぎが肝臓に悪影響を及ぼすことは周知の事実ですが、アメリカ国立がん研究所によると、乳がん・頭頸部がん・食道がん・大腸がんを引き起こす可能性もあるとのこと。日常的にお酒を飲む人は、断酒するだけで肝臓がんを含む5つのがんリスクを遠ざけることができるわけです。
これについては現在の私では効果のほどは立証できません。
ただ内臓への負担が減ったことは感覚的に分かりますし、健康診断の結果として数値にも出ています。
体を労わり休ませることは大切です。
運動で筋肉が疲労するのと同様に食事した栄養を分解してエネルギーとして吸収するには内臓に負担がかかります。
お酒はアルコールを分解する為に肝臓を酷使するので、内臓を労わることでがんのリスクが抑えられるという研究結果になんとなく納得できます。
3:節約になる
1本1000円のワインのボトルを買う代わりに、数百円で買える水や炭酸水にすればお金の節約になるのは明らか。バーでお酒を飲めば1杯のカクテルで500円以上かかり、場合によってはグラス1杯の炭酸水で数百円を支払うことになります。
これはかなり恩恵があり納得のできる内容です。
もともとユレオはそこまでお酒にお金を費やしていませんでしたが、飲みに行くことが減り、行ったとしても食事のみになりました。
また晩酌することも無くなったので、それだけでも年間25万近くは浮いたと思います。
またお酒代だけでなく終電を逃してタクシーを利用したり、締めにラーメンを食べたり、飲酒した翌日に二日酔いで動けなくて休んだり、目を覚ますために栄養ドリンクを飲んだりしていたことを考えると、お金に換算して年間30万から40万近く浮いたこと思います。
1年でそんなものですから、10年断酒したら車が新車で買えてしまいます。
4:食べ過ぎなくなる
National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism(アルコール乱用・アルコール依存に関する国立研究所)の調べでは、適度な飲酒量を守っていても、お酒を飲んでいる間はお酒を飲まない人より食べる量が多くなることがわかっています。
たしかにお酒を飲むと意志とは関係なく不思議と食欲が増します。
また飲酒後にアルコールを分解する為にラーメンやうどん等を意志とは関係なく体が求めるので、お酒を飲むというだけで摂取カロリーが増えます。
今はお酒を飲まなくなったのでそういった「コントロールできない食欲」というものが湧きあがることはありません。
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5:ダイエットになる
4番の「お酒を飲むと食べ過ぎてしまう」ということは、お酒を飲まなければ自然と食べる量が適量になるということ。ピザなどのジャンクな食べ物はお酒のいいお供になりますが、食べ物のデータベースサイト「MyFitnessPal」によると、冷凍マルガリータには1枚あたり300kcal、および糖分が23g含まれています。また、カクテルの種類によっては食事と同レベルのカロリーを含むことがあるため、お酒飲まなければ不要なカロリーをカットすることができます。
これについては残念なことにユレオは恩恵を受けていません。
体重が減ったかというとせいぜい1.2kgで「ダイエットになった」という実感は全くないです。
断酒直後は甘いものが食べたくなる症状がありましたが、今ではそういったことはありません。
なので、元々それほど食べ過ぎていなかったからとも考えられます。
ですがせっかくお酒を辞めたのですからダイエットの恩恵を受けたいです。
6:肌がきれいになる
Vogueはアルコールを飲むと脱水と炎症を引き起こし、肌に深刻なダメージを与えることについて説明しています。お酒をやめることは肌にみずみずしさを与えるだけではなく、壊れた血管が減少することで肌の色も良くなるそうです。また、同年齢で20年以上飲酒している人とそうでない人は10歳以上の年の差があるように見えることもあり、お酒を飲まなければ老化の速度を抑えることも可能です。
ユレオは軽いアトピーが冬場乾燥した時期に出ることがあったのですが、断酒してからは肌荒れが無くなりました。
肝臓がアルコールを分解することが無くなり、その分の肝機能が正常に働くようになったからなのか、毎年決まった冬場になっていた肌荒れが改善しました。
これについては最初はなんで改善したのかはわからなくて、布団を代えたからとか別要因を調べたのですが、断酒について調べていた際に肌荒れが無くなるという効能があることを知りすごく納得がいきました。
7:胃酸の逆流が減る
アメリカ国立医学図書館の発表によると、アルコールは胃と食道の筋肉を弛緩させ、胃酸の逆流を起こしやすくなることがあり、「胃食道逆流症(GERD)」の発症リスクになる可能性があるとのこと。もし胸焼けなどの症状が長く続いているのなら、アルコールを少なくしてみると改善するかもしれません。
胃酸が逆流しているかどうかという症状は正直分かりませんが、胸やけで気分が悪くなるということは無くなりました。
また少しデリケートは話ですが「息がくさい」ということが減り、空嘔吐(えづき)がほぼなくなったのは確かです。
口臭やえづきがアルコールを控えることで改善するかもしれないということを知らなかったので、結果として体感できたのはうれしいです。
まとめ部分
このようにお酒を飲まないことでさまざまな利点が得られるわけですが、継続的に飲酒を続けていた人は、禁酒後の数日間に体の震え、不眠、不安感、ゆううつ、発汗などのさまざまな離脱症状に悩まされる可能性があります。しかし、1週間後には禁酒による利点を体で感じられるようになるとのことです。
記事ではこのように締めくくり、最後に断酒による離脱症状について書かれていますが、これは人それぞれで1週間で解決する人もいれば数か月の間離脱後の体調不良に悩まされる人もいるかと思います。
ただ、確実に言えるのは断酒もしくは禁酒を行うことは身体への負担が減り、より健康になるのは確かです。
この元記事の原文である「メルボルン大学のMelbourne School of Psychological Sciencesが発表したアルコール依存症に関する研究」は「体に生じる7つの利点」として書かれているので、「精神に生じる利点」には触れられてません。
断酒をすることでユレオが一番大きな利点と考えているのは「精神的に安定」です。
以前別の記事でも触れていますが、寝起きの苛立ちや普段の生活での感情の起伏がものすごく安定しました。
メルボルン大学に精神に対する利点の研究を発表してほしいです。
最後に
”お酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点”で挙げられた内容はほぼすべて結果としてユレオも体験できています。
断酒や禁酒をこれから始められる方や今まさに行っている方は、断酒による利点が科学的に証明されていることを知ることで安心できたのではないでしょうか。
ユレオも断酒始めたころ、こういった情報をしっかりと調べていなかった為、不安に思ったりして断酒への意志がぶれることがありました。
しかし今では自分が実体験として経験できたので、この経験を何らかの形で伝えて
これからお酒を控えてみようと考えている方の手助けになればと考えています。
長文となりましたが最後までお読みいただきありがとうございます。
合わせてお読みください