つらつらとネットを見ていたら、こんな記事を見かけた。
大した内容のない記事なんだけれども、この記事の中でマライア・キャリーが
「私、自己肯定感が低いのよね」
みたいな話をしている。
マライア・キャリーでも自己肯定感がないの?
お騒がせ&わがままセレブリティとして有名なマライア・キャリー。
マライア・キャリーって、わがまま女王様キャラだと私も思っていたので、自己肯定感がないなんて、にわかには信じられない。
私が読んだ記事では、こういうことを言っている。
(原文での編集の関係か、ぶつ切り感があって、ちょっと違和感があるけど)
私だって普通の人間だし、他人と同じように尊重されたいと思うのよね。でも、私はいつも自信がないの。そうは見えないだろうけど。
他の人と違うふうに育って、混血でもあるし、ここは私の居場所ではないという思いももっている。だから音楽が私の人生にとって大切なものであった。音楽のおかげで、そんな思いから助けられてきたしね。
身にまとったよろいを下ろすのは、結構難しいものよ。
マライア・キャリーの生い立ちはウィキでもみてもらえたらいいけど、こんなに名声を得て(きっとお金も)いるのに、自信がないなんてことはあるんだなあと思うのと同時に、数々のお騒がせも「さもありなん」という気がしないでもない。
マリリン・モンローも自己肯定感が低めだったことを思い出す
アメリカのセレブリティで、自己肯定感が低いといえば、マリリン・モンローのことを思い出す。歴史に名を残す女優であるけれども、マリリン・モンローの自己肯定感の低さは半端ない。
マリリン・モンローは、両親の離婚後、母親の精神状態が不安定だったこともあって、養護施設や様々な家庭(複数の養父母の家)を転々としていたらしい。性的虐待も受けたことがあったという話しもある。
女優になってからの、彼女の自己肯定感低めエピソードを箇条書きにしてみようか。
- 睡眠薬の常用
- アルコール中毒とみまがうほどの飲酒
- ドラッグ
- びっくりするぐらい多い情事(マリリン・モンローの情事といえば、JFKとのそれが有名だよね)
- 恩師にあてた手紙に"Then I feel like I’m not existing in the human race at all."(人間として存在していないような気がする)というような発言
ちょっとソースが見当たらないのだけれども、軍の慰問で前線に赴くときは、生き生きしていたのだそうな。多くの人(男性?)に必要とされることが嬉しかったんだろうね。
でも、最終的には自殺なのか他殺なのかわからないような形でなくなってしまった。
これだけ富や名声、そして様々な男性を手に入れたにもかかわらず、「人間として存在していないような気がする」とまで告白していたんだからね。
富や名声に囲まれていても、自己肯定感は高まらないのもしれない
マライアやマリリンの例から思うことは、富や名声といった外的なものをじゅうぶんに手に入れたからと言って、自己肯定感を手に入れることはできないということ。
いや、自己肯定感が低いから、異常なほどに他人の評価にこだわって、結果として富や名声を手に入れた、という言い方もできるのかもしれない。
そうではなくて、芸能界という華やかな場所に立ったからこそ、そこにいる素顔の自分とのギャップに苦しんだのかもしれない。
真相は私にはわからないけどね。
ただ、世間様がいう「成功」が、必ずしも全ての人を幸せにするとは限らない、ということだけは、確かなことだと言えるような気がする。
富や名声でも自分を癒せないのであれば、自分を癒やせるものとはいったい何なのだろうか。
あなたはどう思いますか?😉