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お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
今日郵便物が届くと、クレジットカード会社からのはがきでした。
カードご利用枠増額のご案内
でした。
中身を見て、わなわなと怒りが立ち込め、ぶち切れて細切れにしてやりました。
マイナス金利の時代、融資先を失った金融機関は、銀行カードローンや不動産融資ローンを始め、あの手この手で、庶民から資産を掠め取ろうとしています。
金融リテラシーをしっかり学び、金融機関から資産を掠め取られないように注意しましょう。
1 クレジットカードの表の顔と裏の顔
「お支払いは何回にしますか?」
クレジットカードを利用すると必ず聞かれる言葉です。
私などは心がせまいので、その度ごとに「1回だよ!1回!1回払いに決まっているだろう!わざわざ聞くな!馬鹿野郎!」と心の中でつぶやきます。
わざわざ聞いてくる理由は、利用者に金利の付くクレジットカードの利用を期待しているからです。
クレジットカードによる決済は、1回払いと2回払い、そして季節的に行うボーナス払いに限って、決済に金利はつきません。
クレジットカード会社にとって、金利がつかない利用者は、招かざる客です。
しかし、クレジットカードは、国内で発行枚数は3億枚を超えており、競争が激化していることから、さまざまなサービスを付加することにより、利用者を確保せざるを得ません。
そのためほとんどのクレジットカードには、年会費無料、ポイント付与、国内外旅行保険無料、盗難保険無料、24時間無料相談、JAFロードサービスなど驚くようなサービスが満載されています。
これらのサービスは、利用しなければ絶対に損します。
ただし、条件があります。
それは、クレジットカードは、金利のつかない利用に限るという条件付きです。
悪魔のシステムというリボ払いを始めれば、クレジットカードはたちまち高金利業者としての裏の顔をもたげ、牙を剥きます。
2 クレジットカードの支払い方法 分割払い
クレジットカードの支払い方法は、分割払いとリボ払いの2つです。
最近はフレックス払いというリボ払いの変化球的な支払い方法も出現していますが、2つであると覚えておいて問題はありません。
分割払い
1回、2回、ボーナス払い 金利手数料無料
3回払い、10回払い、24回払いなど支払い方法は、クレジットカード会社ごとに定めています。たとえばMUFGカードは9種類の分割払いを設定しています。
分割払いの場合の金利もクレジットカード会社によってばらつきがありますが、大体年15%程度です。
マイナス金利で、普通預金の金利が0.001%であることを考えれば、金利差は実に15,000倍です!
こんな金利があっていいのでしょうか?
金利のかかる分割払いは選べば絶望的に損します。
10万円分の買い物に24回払い(年15.0%)にすると、16,320円の金利がつきます。
たかが、1万6千円じゃね?という方は、一生搾取される側です。
定期預金が0.01%の時代に16,320円の金利を得るためには、1億6千万円も1年間預けない限りつかないからです。
いかに金利15.0%が暴利かがお分かりかと思います。
3 クレジットカードの支払い リボ払い
リボ払いは、お金に対するリテラシーを持っている方なら、悪魔のシステムとして絶対に利用することはないと思います。
そもそも利用してはいけないものです。
リボ払いとは、リボルディング払いの略称で、毎月一定額を支払うことにより、限度額までお金を借りることができるシステムのことです。
↓ 説明が複雑なので下表をご参照ください。大きく2つの方式から成っています。
(引用:一般社団法人日本クレジット協会)
(引用:一般社団法人日本クレジット協会)
カード払いで分割にすると、その都度返済額が変わり、面倒なので、一定額のほうが管理しやすいように思えますが、借金を後回しにしているに過ぎない分、分割払いよりもはるかにたちの悪い借金方法です。
毎回リボ払いにしていれば、常に一定額を返済しているように見えますが、実際には金利を減らしているので、借金額が減らずいつまで経っても返済が終わらず、むしろ膨らむ一方のシステムです。
まるで、永遠に弱者からむしるだけむしりとろうとするシステムです。
リボルディングという名前も、拳銃のリボルバーが由来です。
1回転して、また借金を増やしていくという本当に怖ろしい悪魔のシステムです。
こんなクレジットカード会社だけが、庶民の生き血をすするためのシステムに対して、融資枠を増額しましたと案内が来れば、管理人がぶち切れたくなるのもおわかりかと思います。
4 まとめ
クレジットカードのサービスは目を見張るほど充実しています。
無論利用しなければ絶対損をするサービスとなっています。
しかし、そのサービスは分割払いやリボ払いなど利用者に金利を負担してもらう撒き餌です。
利用したが最後、年に15%前後というサラ金並みの金利が歯を剥き出しにして襲い掛かってきます。
リボ払いを始めてしまえば、借金は雪だるま式に積み上がり、取り返しのつかない人生となる可能性まであります。
お金は大事です。
搾取されない正しい金融リテラシーを学び、クレジットカードのいい面、便利な面のみ使うように徹底しましょう。
お支払いは何回ですか?と売り子さんに尋ねられたら、心の中で、ふざけんなよ!というくらい怒りを持つことが大切です。
それでは