発達障害の早期診断 体制拡充へ診断できる医師養成
k10011114091_201708270519_201708270530.mp4
他人とのコミュニケーションがうまく取れないといった発達障害について、早期に診断する体制を広げようと、厚生労働省は地域のかかりつけ医などが研修で専門的な知識を学び、診断を担えるようにする取り組みを全国で実施していくことになりました。
発達障害の人の中には、他人とのコミュニケーションがうまく取れないことで学校や職場で孤立する人も多く、いち早く診断を受けたうえで障害の特性にあった支援を受けることが重要とされています。
しかし、総務省がおととし全国27の医療機関を対象に初診の予約を受けてから実際に診察を行うまでの期間を尋ねたところ、平均で3か月以上と答えた医療機関が半数を占めたということです。
このため厚生労働省は早期に診断する体制を広げようと来年度から都道府県と政令指定都市ごとに発達障害を診断できる医師を養成していくことになりました。
専門的な医師のいる医療機関で地域のかかりつけ医などを集めた研修を実施し、発達障害の知識や診断方法などを身につけてもらうことにしています。
厚生労働省は研修などに必要な費用として来年度予算案の概算要求に1億5000万円を盛り込んでいます。
しかし、総務省がおととし全国27の医療機関を対象に初診の予約を受けてから実際に診察を行うまでの期間を尋ねたところ、平均で3か月以上と答えた医療機関が半数を占めたということです。
このため厚生労働省は早期に診断する体制を広げようと来年度から都道府県と政令指定都市ごとに発達障害を診断できる医師を養成していくことになりました。
専門的な医師のいる医療機関で地域のかかりつけ医などを集めた研修を実施し、発達障害の知識や診断方法などを身につけてもらうことにしています。
厚生労働省は研修などに必要な費用として来年度予算案の概算要求に1億5000万円を盛り込んでいます。