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「阿久悠物語」改め「日テレがケンカに勝った日」

2008-08-04 | PICUP TOPICS
いい加減、
暑いと言うのもいやになりますが
あついですね。。。。



さて、以前
フジテレビ・ナベプロの最強タッグが放ったドラマ
「ザ・ヒットパレード ~芸能界を変えた男・渡辺晋物語~」も取上げたので
8月1日に放送していた今回のこれも、取上げないと不公平でしょう。



ヒットメーカー阿久悠物語


阿久の生涯、というよりは、
「スター誕生」と言う番組の成功秘話と
日テレとナベプロのケンカ
で日テレが勝った話が
番組の核心の部分、かな?


そして後半は、
お待ちかねの、
同じ「スタ誕」出身者である
山口百恵ピンクレディーの一騎打ち



ドラマのなかでは
「ナベプロがタレントを日テレに出演させなくなったので
自前でタレントを調達しなければならなくなった」ので
「スター誕生」と言う番組を作らざるを得なかった
とあったが、

スター誕生! - Wikipediaにもあるとおり、
最初から、日テレとナベプロは
ケンカ状態にあったわけではない。
(ケンカ状態にあったのなら、シャボン玉ホリデーは無かっただろうに)


それに、「ナベプロ三人娘」に対抗して登場した「花の中三トリオ」も
番組がそのように演出した、と言うよりはライバル会社ホリプロが
勇んで演出した、
はずなんだけど。。。。。




ドラマの製作会社が
久米宏を擁する「オフィストゥーワン」というのも
気になったが。。。。。

今ググッたら、阿久さんの所属は、一応ココだったのね。
でも、だったらなおさら、
阿久さんはジュリー(沢田研二)など、あの頃のナベプロ歌手にも
積極的に歌詞を提供していたはずだけど。。。。。


ドラマだから、盛り上がる場面は必要!かも知れないが
事実を歪曲してまで伝えたかったこととは、
いったいどう言う事なのだろうか?
そこの所が今市よく分からないが

とにかく
阿久悠が
・「スター誕生」という番組に大きく係った
・ピンクレディーという存在自体を「プロデュース」した
という事実は、良く分かったドラマだったし、

阿久悠が手にしそこなった山口百恵は
阿木燿子がプロデュースしたことによって上手く大化けした、ということが
良く分かったドラマでした。



その、前にあった、
ナベプロとフジテレビが総力挙げたドラマよりも
金も時間も無かったのだから
色々と制約があったのかもしれないけど


アノ時代をさらっと触れるぐらいなら
なんとも思わないけど、

ドラマとして、
絵空事としては、面白さはまずまずだったと思うけど
現実は、もっとこうだったはず。。。。。

というカタストロフが溜まるドラマでした。



今回のドラマの売り物の一つであるはずの
ピンクレディー役の2人の出番があまりにも少なかった!
というのもカタストロフが溜まる原因のもう一つに
あるのですが。。。。。

----------
最後の出演者の名前に「ホリケン」とあったけど、
あのネプチューンのホリケンではないよね。
だって、彼ナベプロだし!


---------
前回の「ナベプロ物語」も取上げたブログが少なかったのよね。
今回の「阿久悠物語」を取上げた、数少ないブログ

「ヒットメーカー!阿久悠物語」 - R30夫婦のお気楽日記
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