羊の夜をビールで洗う

シングルファーザーなプログラマーのワンオペ育児&暮らしのブログ。

私がこれまで出会ってきた頭いい人たち。

常日頃から、「頭よくなりたいな~」とか「うちの息子くんが実は天才だったらいいなぁ~」とか考えている私です。頭がいいってなんでしょうね?

 

このブログ読んでる人にはバレてると思いますが、私は受験勉強の小手先を鍛えて運良く上位の大学にひっかかっただけで、頭は全然良くないんですよ。けど、ここまで出会った人の中には、真の実力を把握できてるわけじゃないけど、肌感覚でも「この人頭いいなぁ」と感じられた人が、何人かいたなぁ、と。

 

そういう人たちのことを思い出していたら、それぞれの特徴めいたものを書き出してみたくなったので、ちょっと書いてみます。

 

こういうネタを書くと、「こんなすごい友人がいる自分すごい」自慢に受け取られかねなくてアレなのですが、そういう意図はなくあくまで話のタネとして読んでもらえれば、幸いです。

 

ちなみに、私がいた環境的に、世界的な大企業で金融や経営の知識を武器にビシバシコンサルしたりとか、士業ですごい実績を上げているとか、そういう類の上位層はいないです。あと、一応特定怖いので以前の職場の知人まで限定で、それなりにぼかして書くつもり(リアルな友人がもし見てたら、あの人のことかとニヤついてもらえれば)。

 

高校で手も足も出なかった三人衆

私が通っていた高校は、だいたい学年で20位圏内にいないと、東大・京大・医学部のどれかには入れない、というレベルの地方の進学校だったのですが、私の学年には自分がどうひっくり返っても敵わなかったレベルの秀才が三人いました。

 

この三人には、総合点数どころか科目ごとの点数でも追い抜けたことがほとんどなくて、その結果、私が実力テストとかで超絶好調の点数を叩き出したときは、科目でも総合でも決まって4位だった。この三人はそれぞれ最上位校がいない全国模試なら一位取れるくらいの実力はあったはず。

 

三人の進学先はそれぞれ東大文一、東大理一、京大理だったかなぁ(私がいた高校では東大理三は数年に一度しか出ない)。京大に入った人は、その中では一番付き合いやすいタイプで入学後ちょっと遊んだりもしたけど、その後は疎遠。いつか覗いたFacebookでは、海外の大学で研究職をされているよう。

 

睡眠と料理が命の天才

大学にいたときに、仲良かった友達のつてのつて、くらいでお知り合いになった人。大阪の有名な男子私立校でトップだった人らしい。

 

学部はたしか理学部で、何らかのモデルの数値解析をコンピューターでごにょごにょするような研究をされていたと思うのだけど、詳細は覚えてないしそもそも私レベルでは理解できていないはず。

 

見た目は天才のイメージからかけ離れた、ふっくらした体型に柔和な笑顔の癒し系の人で、大量に寝ないとベストパフォーマンスが出ないとよく言っていたのが記憶に残っている。あと料理に凝っていて、自宅に遊びに行ったときには、粉から練ったピザとか出てきて自分が女なら惚れそうって思った。この人もおそらく今は海外の大学の研究職。

 

孤高のリードプログラマー

大学でふらふらしていたときにアルバイトしていた、ITベンチャー企業のリードプログラマ。たしか当時、京大理学部在学中。

 

プログラミング覚えたての頃の私が、はじめて凄いなと思ったプログラマーで、その会社では携帯電話黎明期の頃のとあるミドルウェアを作っていたのだけど、各社のAPIや言語仕様を巧みにハックした斬新なアイデアを、次々に製品として実用化まで漕ぎ着けられていたのがすげぇな~と。

 

寡黙でいかにも取っ付きにくそうなタイプで、仕事で集中しているときに声をかけるのには勇気が要ったものだけど、質問の内容が良くてニッコリ笑顔を返してくださったときには、嬉しかった記憶がある。

 

その会社はその後大きく飛躍したわけではないし、私もプログラマー駆け出しの頃だったので、もしかしたらその位の人は、もっと世の中にゴロゴロいたのかもしれない。

 

でも、この方の一番弟子的存在だった人が、後に未踏ソフトウェア人材に採択されて、その後も大手EC企業やら誰もが知ってるスマホアプリのベンチャーやらで活躍されているので、相対的にあの人はやっぱり凄かったのだと思っている。

 

対照的な東大卒若手

前にいた会社で、配属された四人の新卒が全員東大出身だった年があったのだけど、そのときに明らかに実力が抜けていた二人。ちなみに残りの二人のうち、一人は平均的な実力の子で、もう一人はわりと早い段階で辞めてしまった。東大を出た人で本当に優秀な人の割合って、だいたいこのくらいという感覚。やっぱり確率的にはすごいです。

 

一人は、大学院時代から実力的には太鼓判を押されていた人で、国内の研究機関最大手の内定を蹴ってわざわざ事業会社である前の会社に入ってきた人らしい。仕事では直接頭の良さを実感できるほどの関わりはなかったのだけど、端から見ていると、若いのに細かい調整・段取り・根回しもめちゃくちゃ器用で、典型的な新人のやらされ仕事である忘年会や社員旅行の裏方、なんて仕事も全て滞りなく進行するよう、陰で細々動いていた。できる人って、ほんと何でもできるんだな~、ってことをこれまでで一番感じたのがこの若手。

 

もう一人の子も、専門領域での実力では甲乙つけがたい、という感じだったけど、新人は電話がかかってきたらすぐに取る、みたいな旧体質が残る前の会社の社風には、適応に少々苦労している様子だった(もしかしたらそれでも我関せず、というポリシーだったのかもしれない)。けれど、コミュニケーション力が低いかというとそうでもなく、一話しかけると十くらいの的を得た知識が、どばどばっと返ってくる。こっちの彼のキャラクターもそんなに嫌いじゃなかった。

 

まとめ

もう少し書こうかと思ったのですが、調子に乗っていると要らんところまで書いてしまいそうなので、この辺にしておきます。

 

「本当に頭がいいってどういうことなんやろな~」というぼんやりした疑問から、これまでに出会ったそういう人たちの突き抜け具合とか、ちょっと変わったところを抽出してみることで、何か見えることがあるかな、と思ったのですが、その人の真の凄さを説明しきれず、ただの浅い人物観察記か、やっぱり周りのすごい人自慢、みたいになってしまっていたらスミマセン。

 

要するに、頭がいいにもいろんなタイプがいるし、表面ヅラだけ真似したって同じようにはならないよね、という当たり前の結論が導き出されたのでした。やっぱり地道な努力の積み重ね、あるのみですね。さー、いい加減積読になっている勉強の本も読んでいこ。。。

 

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