【試合結果】8・26 東京女子プロレス後楽園ホール大会 【TOKYO P・O・P】坂崎ユカvs才木玲佳 滝川あずさvs伊藤麻希 山下実優vs里村明衣子
『BRAND NEW WRESTLING~新時代の幕開け~』
日程:2017年8月26日
開始:12:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:927人(満員)
▼上福ゆきデビュー戦 15分1本勝負
のの子/○瑞希(フリー)
10分35秒 キューティースペシャル
まなせゆうな(フリー)/●上福ゆき
▼アイドル・ランバージャックデスマッチ 時間無制限1本勝負
●滝川あずさ
8分52秒 抱え込み式逆エビ固め
○伊藤麻希(フリー)
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合~未来少女3WAYマッチ 15分1本勝負
【王者】○優宇
8分14秒 ラストライド→片エビ固め
●のどかおねえさん
※もう一人は小橋マリカ
▼インターナショナル・シングルマッチ 20分1本勝負
○中島翔子
10分50秒 ノーザンライト・スープレックス・ホールド
●ソロ・ダーリン(フリー)
▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
○里村明衣子(仙女)
10分47秒 TKO勝ち(スリーパーホールド→レフェリーストップ)
●山下実優
▼ドリームどらごんぼんば~ずvsNEO美威獅鬼軍 30分1本勝負
[ドリームどらごんぼんば~ず]○辰巳リカ/黒音まほ/越中詩郎(フリー)
10分36秒 ヒップアタック→エビ固め
[NEO美威獅鬼軍]●沙希様/マーサ/ユキオ・サンローラン
▼TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分1本勝負
【王者】●坂崎ユカ
14分13秒 ジャックハマー→片エビ固め
【挑戦者】○才木玲佳(フリー)
※坂崎が初防衛に失敗。才木が第4代王者となる
坂崎ユカが初防衛に失敗し才木玲佳が新王者へ!沙希様率いるNEO美威獅鬼軍が敗北!伊藤麻希がクビになる全てのサラリーマンにエール!
オープニング
前説に右膝前十字靭帯の再建手術および右膝半月板損傷手術後欠場中のハイパーミサヲが登場。前説中に甲田代表が新設されたタッグベルトをお披露目。続いて高木三四郎が登場。
ミサヲ「それ気になるんですが何着てるんですか?」
三四郎「今日から発売された三禁Tシャツです。アルコール、スモーク、デーティング、東京女子は三禁の団体です。最近ちょっとゆるくなってませんか?こないだからオーディションを続けてまいりましたアップアップガールズ(プロレス)に合格した4名を紹介したいと思います。厳しい審査、オーディションを勝ち上がってきた4名はこの子達です」
みゆ「埼玉県出身17歳みゆです。精一杯頑張りますよろしくお願いします」
ひかり「北海道出身19歳ひかりです。全力で頑張りたいのでよろしくお願いします」
ひなの「東京都出身19歳のひなのです。今日この素晴らしいステージのスタートラインに立てていることを誇りに思うのでこれから頑張っていきたいと思いますよろしくお願いします」
らく「東京都出身19歳らくです。らくたんと覚えてくださいよろしくお願いします」
三四郎「この4名がこの度アップアップガールズ(プロレス)のオーディションに合格した4名でございます。というわけで、今日、もうさっそくですね、あなたたちにお仕事がございます!アイドルランバージャックのランバージャックアイドルとして場外に落ちた選手をぶっ倒しちゃってください!大丈夫ですか?」
らく「大丈夫です頑張ります!」
ひなの「え?頑張ります…」
ひかり「え?今の説明で何をするかわかんないんですけど・・・」
三四郎「えっとですね、場外に、選手が落ちたらですね、皆さんには特別なピコピコハンマーを用意してありますのでボコボコぶっ叩いてくれれば。そしてリング内に押し戻すという。わかりましたか?」
ひかり「わかりました」
三四郎「これも大事なプロレスのお仕事ですよ」
みゆ「お披露目の日から先輩アイドルさんをぶっ潰したいと思います」
ミサを「アイドルランバージャックの試合は2試合目になっております。高木さんは特別レフェリーを行います。アップアップガールズ(プロレス)さんは初仕事頑張ってください!」
ハイパーミサヲが「東京女子プロレススタート!」の掛け声を行うと、そこにNEO美威獅鬼軍が登場。
紗希様「皆様、ごきげんよう。やーね、こんな大きい舞台で随分と貧相な方が前説されてるのね」
ミサヲ「いっつもいっつも私の大切な前説の時間を邪魔しやがって何なんですか。今日という今日は美威獅鬼軍をギャフンと言わせてやりますからね!俺達のリカが!ゾンビガールのまほもいますしね、あの老舗のケツレジェンドの、伝説のケツ職人である越中詩郎コーチが後ろにいるんですよ。越中コーチがその名に恥じないようにケツ特訓にケツ特訓を重ねて鋼鉄のケツを手に入れたんですよ。あなたの綺麗な顔もうちのリカの鋼のケツで粉々にしてやりますからね。そうやって笑っていられるのも今のうちですからね。言ってやったぜ」
沙希様「何から何まで下品な。お里が知れるわよ。ケツケツケツケツ、ワタクシそんな言葉が大っ嫌いなの。そんな言葉を聞いていると血圧が上がるわ。このくだらないやりとりも今日で決裂よ。マーサちゃん、一致団結して頑張りましょうね。それではセミでお会いしましょう。ごめんあそばせ」
(NEO美威獅鬼軍は退場)
ミサを「え?えー、私より巧妙にケツ入れ込んできたじゃyないですか!いやでもね、さっき言ったとおり今日こそケツレジェンドいらっしゃいますし、私達ドリームどらごんぼんば~ず 、東京女子プロレスがNEO美威獅鬼軍に勝つ日がやってきましたので安心して試合をお楽しみください。気を取り直してオープニングコールをやりたいと思います。皆さんの喉開いてますか?もう一度オープニングコール、東京女子プロレススタートでいきましょう。東京女子プロレス、スタート!がんばっていきまっしょい!」
第1試合
先発は瑞希とゆき。リストの取り合いからゆきがヘッドロックで捕らえショルダータックル。さらに走り込むが瑞希はバックエルボーで倒し、のの子の胸にゆきの顔面を叩き込みのの子にタッチ。
のの子はゆきの胸を踏み潰し中央に連れ出すと手ブラツイスト。コーナーに振ってKカップアタックからコーナーでの昇天。
倒れたゆきを引き起こすと、顔面に胸を打ち付けて倒していく。のの子は瑞希にタッチ。
瑞希は投げようとするが、ゆきは英語で抗議し、困惑した瑞希にガットショットからコーナに叩き込む。さらに英語で罵倒し、大混乱の瑞希をコーナーに叩き込んでゆうなにタッチ。
ゆうなはヘアーホイップ連発から髪を捻ってさらにヘアーホイップ。コーナーで座り込み瑞希にストンピング連打から顔面を踏み潰す。
瑞希を正面ロープにくくりつけると、尻へのミドルキックからゆきにタッチ。
ゆきとゆうなでサンドイッチで踏み潰し、顔面を蹴りつけるとコーナーに振ってゆうなが串刺しバックエルボー。さらにゆきがサミングからボディスラム。フォールも2。ゆきはゆうなにタッチ。
ゆうなはエルボーも瑞希はコーナーに振り走り込むが、ゆうなは足を伸ばしてカットし、さらに走り込んだ瑞希を避けてビッグブーツ。フロントネックロックで捕らえたゆうながそのままDDT。フォールもブリッジして抜けた瑞希はクロスボディで倒すも、ゆうなは髪を掴んで引き倒しバックをとるが瑞希はカサドーラで丸め込むも2。
瑞希はセカンドロープからのフットスタンプをからフォールも2。瑞希はのの子にタッチ。
のの子はショルダータックルで次々倒すと、パイグリーからコーナーで串刺しバックエルボー。のの子はその場飛びボディプレスも、避けたユウナがストンピングからショルダータックル。さらにロープに飛ぶがのの子が追走ボディスプラッシュ。ゆうなも追走ビッグブーツからかかと落としも、のの子は胸で真剣白刃取り。ふっ飛ばしたのの子がボインメーカーポーズからのボインメーカーも、避けたゆうながビッグブーツで倒しゆきにタッチ。
ゆきとゆうなはダブルのビッグブーツからゆうながサッカーボールキック。ゆきがフォールも2。
ゆきとゆうながロープに振ろうとするが、耐えたのの子が二人を同士討ちさせると瑞希にタッチ。
瑞希はロープに振ってガットショットからエースクラッシャ。さらにフェイスロックもゆきはロープへ。
ゆきはガットショットからロープに振ってビッグブーツ。さらにドロップキックを叩き込んでフォールも2。
瑞希はコーナーに振って串刺しドロップキックからフォールも2。
瑞希はコーナーに登ると、のの子がゆうなもゆきの隣に立たせて瑞希が二人まとめてダイビングクロスボディ。瑞希はロープにゆきを振ってキューティースペシャル。これで3カウント。
<試合後コメント>
まなせゆうな&上福ゆき
――デビュー戦を終えられた感想をお願いします
上福「痛いし、疲れましたし、なんか、まさか一番のペチャパイに負けるとは思わなかったです。そんな感じかなー。酒が飲みたいなーって」
まなせ「?! い、一応三禁の団体だからね?」
上福「じゃあ飲まないです(笑)」
まなせ「なんか言ってる。怒られちゃう……(笑)」
上福「なんか、一番美しいカップがまなせさんだと思うんで。大きさじゃないです」(まなせの胸を指差しながら)
まなせ「ありがとう。形も柔らかさも私はのの子さんに勝ってるし。それなのに今日守ってあげられなかったのは」
上福「いえ、自分の乳不足です」
まなせ「もっと一緒に、おっぱいのヨガやろう」
上福「やりますやります。胸をおっきくします」
まなせ「おっきくして、東京女子でプロレスを一杯頑張ろう!」
上福「頑張ります」
まなせ「これからもよろしく!」
上福「よろしくお願いします!」(固く握手し抱き合う)
まなせ「おっきいおっぱい」(上福の胸を揉む)
上福「ご利益、ご利益」(まなせの胸を揉む)
第2試合
アイドルランバージャックのリング下で選手たちを囲むアイドルとしてNωA(大石真翔、勝俣瞬馬、MAO)が登場しライブ。三禁の女子プロレス団体のリングに男子アイドルが上がるという状況に若干の困惑が客席におきる中、才木玲佳が所属するWRESTLE-1の応援アイドルCheer1(永友春菜、尾崎礼香、如月さや)が登場。
あずさはアナウンサー衣装ではなく、現役女子大生アイドルユニット「Aime」時代を彷彿とさせる衣装で「なんてったってアイドル」で入場。伊藤麻希は入場でLinQの曲が流れるが、伊藤は走り込むと「ちょっと待った!LinQはクビになったから大人の事情でその曲使えないの!もう伊藤が歌ったほうがよくないですか!?聞いてください槇原敬之で『もう恋なんてしない』」と涙が流れそうな感情のこもったアカペラを披露しながらリングへゆっくりと上がる。
やっとリングに上った伊藤をあずさが後頭部にランニングエルボーを叩き込んで場外に叩き落とし、伊藤をアイドルたちがボコボコにしてリングに戻す。
あずさはエプロンに登った伊藤をドロップキックで再度場外に落とし、伊藤はハンマーでボコボコにされる。
NωAが伊藤をエプロンに上げるとあずさが走り込むが、伊藤はショルダータックルで迎撃しリングに戻るが、あずさはサミングからメイクを落としていく。あずさは伊藤の顔面をロープで擦り、コーナーに叩きつけると肘で額をグリグリと痛めつけ、ストンピング連打から顔面を踏み潰す。
伊藤が必死にエルボーも、あずさはサミングからチンクラッシャー。フォールも2。
伊藤はエルボー連打でロープに押し込むが、あずさがロープに振り返すも伊藤は片足ドロップキックを顔面に叩き込み、エプロンに立たせるとヘッドバッドで場外に落とす。
あずさが場外でボコボコにされる中、伊藤はコーナーに登り観客へアピール。伊藤は「お前らもボコボコにしてやるからな」と、ランバージャックのアイドルにまとめてダイビングクロスボディを投下するかに見せて、エプロンにゆっくりおりるとエプロンを往復してのクロスボディアタックを投下。だがMAOがお返しにハンマーが壊れるほどのフルスイングからNωAがボコボコにしていく。あずさはハンマーを奪い逆にアイドルをボコボコにしていくと、伊藤もハンマーを奪い全力でアイドルをボコボコにしていく。
あずさと伊藤がハンマーで殴り合うと、お互いに髪を掴んでステージ上で罵倒し合うが、三四郎がハンマーで二人を殴り飛ばしリングへ戻す。
伊藤はストンピングからあずさのチョップをガードし一本足頭突き。再度一本足頭突きから「痛くねーよこいよ!」と叫んだあずさに一本足頭突き連発。倒れたあずさを引き起こすと、あずさは放送コードブレイカーで切り返しアックスボンバー。あずさはコーナーに登ると「結婚したい!」と叫びながら結婚したいダイビングエルボー。
あずさはトラースキックを顔面に叩き込み走り込むが、伊藤はヘッドバッドをボディに叩き込んでDDT。伊藤は逆エビ固めで捕らえるが、あずさは必死にロープへ這う。
伊藤はコンバインで捕らえ、これであずさはギブアップ。伊藤が見事初勝利となった。
伊藤「おい、まず、そこのお前、アイドルもどき、帰れ!お前らもう用ねーだろ早く帰れよ!(NωAがハンマーを投げ込み、続いてアプガ(プロレス)がハンマーを投げ込む)お前挨拶がねーぞ!(三四郎がハンマーで殴打)ひでーな、改めて伊藤、LinQクビになった途端勝ったやったー!クビになってよかった!みんな、万歳三唱しよう!クビばんざーい!クビ、ばんざーい!クビ、ばんざーい!うるせー!!!!!明日は我が身、お前ら明日クビになるかもしれねーんだぞ調子乗ってんじゃねーこのハゲ。でもね、伊藤、今日の試合で、そのクビになりそうな社会人に、一つアドバイスできるようになった気がする。もし、お前らが明日クビになったとしても、伊藤の試合を見ればなんとかなる!おい、そして、電車に飛び込もうとするやつも、その前に伊藤を見ろ!伊藤が、アイドルとして居場所のなかった伊藤が、プロレスでそんな奴らにチョットでも希望を与えることが出来ると思う!伊藤は、クビになる、全てのサラリーマンをプロレスで応援します!ありがとう!!!アイドル界一、プロレス界一、社会一かわいいのは!(いとうちゃーん!)ありがとー!!!!…そうだ、伊藤は帰る曲がなかったんだ。OKわかった、じゃあ、聞いてください、B’zでウルトラソウル!ゆーめーじゃないあれもこれも!そのてーでドアを、あけましょーおー、しゅーくーふくがほしいのならー悲しみを知り、ひと~り~でなきましょ~、そして輝くウルトラソウル!!!」
<試合後コメント>
滝川あずさ
――三戦目で負けという形になりました
「負けちゃって……これで本当に東京女子の中で一番弱いのが私だということになってしまって、正直今まで負けても気持ちを切り替えてかえって前向きに頑張ろうって思ってたんですけど、今は正直どうしたら良いか分からなくて、プロレスを好きな気持ちは変わらないし、やっぱりみんな本気で頑張ってて、みんなが一生懸命だから、普通に一生懸命やったんじゃ上にのし上がっていける世界じゃないから。それは分かっていたことだけど、改めて感じたので、また一から頑張るしか無いなって思いました」
伊藤麻希
――三戦目で決着、シングル初勝利となりました
「いえーーい!!勝ちましたー!!クビになった途端勝ったぞー!!や゛ったぁ~~!!疫病神はLinQだったかも知れない!でもLinQの疫病神は多分伊藤だったことは間違いないと思う!ありがとーー!!」
――ランバージャックという試合形式に関しては如何でしたか
「あ。雑魚雑魚。みんな雑魚。まあ伊藤にかかればね、大したことないよ。特にアプガ(プロレス)はね、アイツらまだやりきれてなかったね。プロレスの枠にとらわれて、振り切れてなかったと思うからね、もっとね、伊藤みたいなスーパーアイドルは怖いと思うけど、もっともっと歯向かうくらいでやっていかないとこの業界ではやっていけないと思うよ?(ドヤ顔)」
――これから彼女たちもデビューすると思うのですが、デビューしてきたら彼女たちの壁になるということでしょうか
「まあ、大丈夫!伊藤ならどんな壁が来ても乗り越える心はずっと持ってるから、どれだけ負け続けても絶対にその壁は壊せると思う。なぜならば、伊藤だから!!そして伊藤はね、試合でも言ったけど、クビになったけど、プロレスで生きる希望を与えられると思うから、全国のクビになるサラリーマンたちをプロレスで応援したいし、学生にも同じこと言えるかなって。ほら、夏休み終わるじゃない?いじめられてる学生とか学校行きたくなくて自殺しちゃう子とかも8月は多いんだけど、でも、自殺したくなったら東京女子プロレスを一回見てほしいの!そしたら、伊藤が絶対『明日も生きてもいいかな』って思えるくらいの希望は絶対にあげるから!だから、死にたくなったらいつでもおいで!じゃあね!バイバイ!」
第3試合
優宇はマリカをふっ飛ばし、おねえさんも吹っ飛ばすと、二人にガットショット。マリカとおねえさんが握手をし、優宇にダブルのガットショットからハンマーブロー。さらにストンピングからロープに振ってダブルのバックエルボー。おねえさんが優宇に串刺しバックエルボーからマリカも串刺しバックエルボー。マリカはマシンガンチョップからファイナルカット。おねえさんが優宇をフォールもマリカがカット。
おねえさんはマリカにガットショットから首投げで倒しWARスペシャル。マリカはロープへ。お姉さんはマリカをロープに振るもマリカはドロップキックで倒しフォールも優宇がカット。
優宇はマリカにラリアットも、マリカは避けてネックブリーカードロップからおねえさんにボディスラム。優宇もおねえさんにボディスラムで叩きつけようとするが、優宇が逆にボディスラムでマリカをおねえさんに叩き込むと、おねえさんにセントーンを投下。マリカは優宇にエルボー連打から走り込むが、優宇はサイドウォークスラムで迎撃。おねえさんは優宇にエルボーから走り込むが、優宇はバックエルボーで迎撃しフォールもマリカがカット。
優宇は逆水平チョップをマリカに叩き込むと、コーナーに振って串刺しバックエルボー。避けたマリカが丸め込むが、そこへおねえさんがスライディングクロスボディを叩き込み、コーナに優宇を振るも優宇は次々ショルダータックル。おねえさんは負けじとショルダータックルでふっ飛ばし、ドロップキックで倒すとアルゼンチン。そこへマリカがドロップキックを叩き込んで倒すと、優宇を踏み台にしてのスイング式ブルドッキングヘッドロック。フォールも2。
マリカはコーナーに登るも、優宇はエルボーから引きずり落としてスリーパー。マリカは暴れて丸め込むが2。マリカは逆水平チョップ連発も、優宇は強烈な逆水平で倒す。マリカは雄叫びを上げて逆水平チョップ連発も、やはり優宇は強烈なチョップ一発で倒す。マリカは諦めずにチョップ連発。チョップの打ち合いからマリカが走り込むが、優宇は腰投げからフォールもおねえさんがカット。
優宇はおねえさんにオクラホマスタンピードを狙うが、着地してバックを取ったおねえさんに優宇が走り込むとおねえさんはカウンターのバックフリップ。フォールもマリカがカット。
おねえさんは再度優宇を担ごうとするが、優宇はオクラホマスタンピードで迎撃しフォールも2。
優宇はおねえさんをラストライドで叩きつけて3カウント。
優宇「みなさんこんにちは!両国大会で、ずっと夢だったこのアイアンマンベルトをとって、今日ちゃんと防衛することができました。応援ありがとうございました!マリカとのどかとは、去年の1月4日後楽園ホールで一緒にデビューして、デビューするまでも一緒に沢山練習して、こうしてまた後楽園ホールでまた3人で闘うことができて本当に嬉しいです(ここでディーノが登場)」
ディーノ「コングラッチュレーション皆様はじめまして。この度DDTのプロデューサーに就任しました男色ディーノですお見知りおきを。プロデューサとしては東京女子にノータッチです私、女子に興味ないし。業務連絡しに来ました、用があるのはそのベルトです。9月のDDT後楽園でアイアンマンバトルロイヤルやろうと思ってるのよ。その時チャンピオンが上がってもらわないといけないと説明しに来ました。その時のチャンピオンが出ていただきます。マイクの途中で切ってすいませんね。続きをどうぞ(ディーノは帰る)」
優宇「どうぞって言われても、男色ディーノ!…さん、必ずこのベルトを防衛して、来月のDDT、ここ後楽園ホール大会に必ず私は出場しまーす!改めて、今日闘ってくれて、のどかとマリカありがとうございました。私達未来少女はこの東京女子の未来を作っていけるように頑張っていきますので私達三人を応援よろしくお願いします。東京女子をよろしくお願いします。ありがとうございました!」
健闘を称え合うが、マリカが優宇を首固めも2。おねえさんが優宇をフォールも2。
優宇は急いで会場を後にした。
<試合後コメント>
優宇
――後楽園で、同期と三人でタイトルマッチを行った感想を
「ちょっとね、最後色々あったんですけど……(笑)まずこのベルト、私は小学校の頃からDDTを見てるんですけど、ずっと憧れだったベルトがこうして私の腰に巻かれているということは、今は私のものなので、絶対守ります!ずっと守り続けて、当たり前ですけど来月のDDT後楽園大会は私がこのベルトを持ってDDTに上がって、そして防衛しますので、皆さん応援よろしくお願いします!」
――今度はDDTの本戦、聖地・後楽園ホールの大会に出られる可能性が出てきましたが、昔からDDTを見てきた優宇選手の想いは
「いやー、ドラマティックですよね!もちろん後楽園ホールで試合をする回数より後楽園ホールでDDTの試合を見ることのほうが確実に多いわけですから、そのDDTの後楽園ホール大会に15年……後楽園ホールでDDTを見てきて、私が出場するなんて誰も思わなかったと思います。私は自分のことを信じてましたけど、周りの人は誰も信じてなかったと思うんで。私のこのドラマを皆さんにお見せします!見てて下さい!しっかり守りますので!」
――同期の二人については
「入った日も一緒なんですけど、去年の1月4日の後楽園ホール大会でマリカとのどかと同じ日にデビューして、特にのどかはシングルで戦ってデビューしたから、過去に負けたくないって思いと、負けたくないって意地があったと思うんですよね。もちろん私も負けられない試合だと思っていたんですけど、こうして一年半経って三人で3WAYが出来たというのはすごく感慨深いというか、こういう場を設けてもらったことをすごく感謝してます。また成長した姿で三人で試合をしたいなと思います!」
第4試合
お互い尻尾を握りあい試合開始。リストの取り合いからソロが蹴り上げると丸め込むが2。
ソロはコーナーに振って走り込むが、避けた中島がエプロンからショルダータックルを叩き込み、ロープ往復式のドロップキックからヘッドシザース。中島はコーナーに叩きつけるが、ソロが逆にコーナーに叩きつけると串刺しヒップアタック。ソロはコーナーのドリンクを飲むと、雄叫びを上げて中島のラリアットを避け続けロープをひたすら往復。さらに場外に降りると客席に紛れる。
中島は混乱し場外を探し回ると、ソロを発見し威嚇。ソロは中島の顔面を張り飛ばし、リングに投げ入れるとローキック連打。さらにラリアットを避けてルーテーズプレスからナックル連打。ソロは変形サーフボードストレッチからアキレス腱固め。これを離すとインディアンデスロック。中島はその状態でエルボーもソロはヘッドバッドを叩き込み、バックを取ると投げようとするが着地した中島がロープに押し込み足をすくうと丸め込むが2。さらに首固めも2。ソロはブレーンバスターで返し、ロープに飛ぶが中島はドロップキックで迎撃。
中島はコーナーに登ると、ライダーキックからフォールも2。
中島はフェイスバスターからノーザンライトを狙うが、耐えたソロにガットショットからコーナーに振るも、ソロはセカンドロープに登りトラースキックから飛びつき式のブルドッキングヘッドロック。フォールも2。
ソロは走り込むと、中島を丸め込むが2。中島はヨーロピアンクラッチで切り返し、さらに丸め込むが2。ソロはスピアーからドリンクを飲もうとするも、中島が奪いそのドリンクを飲む。中島はレフェリーにドリンクを噴射するが、ソロはスタナーからフォールもレフェリーは倒れていてカウントが叩かれない。ソロがレフェリーを戻しフォールも2。
中島がコーナーに振り走り込むが、足を伸ばしてカットしたソロがスイングブレーンバスター。フォールも2。
ソロが走り込むも中島はカニばさみで倒して619。避けたソロに再度619からDDT。ノーザンライトスープレックスホールドで叩きつけ3カウント。
<試合後コメント>
中島翔子
「はぁぁ~~~!!勝ちましたぁ~~!!いやー、すごい良いですぉ。すごいんですよぉ。なんか、やっぱり……凄かったんですよ!本当に!興奮してますよ。彼女はすごいです。すごい、怪獣です!すごい怪獣だったんですよ。海外にはあんなすごい怪獣がいっぱいいるのかって思うとなんかワクワクします!彼女は最高でした!すごくすごく最高でした!ソロが日本に来たみたいに、私も海外に行ってみたいなってすごく思ってます。いつか行ってみたいです。彼女の後を追いかけて行ってみたいです!」
ソロ・ダーリン
――試合を終えられてのご感想を
「とってもクレイジーな試合だったわ!東京女子で試合が出来た私はとても幸運ね!いつかチャンスがあればまた東京女子とDDTで試合をしてみたいわね!」
――中島選手の印象は如何でしたか
「She is WONDERFUL!! 最後のフィニッシャーは強烈だったわ。繰り返しになるけど、東京女子で試合が出来てとってもラッキーだったわね!」
――またこのリングで戦いたい?
「そのチャンスがあれば是非!」
第5試合
山下が走り込んでミドルキック連発も、里村は腰投げからフロントネックロック。山下は急いでロープへ。
キックの打ち合いから里村がエルボースマッシュ。山下は顔面を張り、ローキックからロープに振るとニーリフトからサッカーボールキック。ヘッドロックも里村が切り替えして脇固め。山下はロープへ。
里村はローキック連打からミドルキック。さらにショルダーアームブリーカーからハイキックも、避けた山下を首狩り式後ろ回し蹴りで引き倒し腕ひしぎ。山下はロープへ足を伸ばし、逃れると場外へ。
リングに戻った山下へ里村はローキック連打。里村はサイドバスターからコーナーに振って串刺しエルボー。山下が逆にコーナーに振ると里村はブーメランアタックを狙うが、山下はビンタで迎撃しビッグブーツを顔面に連打。コーナーに押し込んで顔面を蹴りまくり、レフェリーがこれをとめると山下はレフェリーを突き飛ばして里村を蹴りまくる。やっと離すと、里村はエルボー連打。山下もエルボーで返しロープに飛ぶが、里村はハイキックで迎撃。
里村はDDTから側転ニーをうつ伏せの山下に叩き込み、ふらつく山下に二段式の回転蹴りからデスバレーボムの体勢。着地した山下をローキックで蹴倒すと胸にミドルキック。山下が起き上がる度ミドルキックで倒し続け、ロープに飛ぶが山下は追走ニー。さらにハイキックからジャーマンスープレックスホールドも2。
山下はバズソーキックからフォールも2。フロントネックロックで捕らえスリーパーに移行。そのままグラウンドに持ち込むが、里村はロープへ足を伸ばす。
山下は担ぐが里村はスリーパーで逃れる。山下はロープを掴みブレイクすると両者ダウン。
ミドルキックの打ち合いから山下が膝蹴りも里村はソバットからエルボースマッシュ。さらにハイキックを叩き込んでからコーナーに登るも、山下は走り込んで二段蹴りからデッドリードライブ。山下は胴回し回転蹴りからフォールも2。
山下はハイキックからクロスアームジャーマンの体勢も、逃れた里村がオーバーヘッドキック。
里村はバズソーキックからデスバレーボム。里村はフォールに行かずスリーパー。これでレフェリーストップ。
<試合後コメント>
里村明衣子
――山下選手とシングルで戦ってみて如何でしたか
「ホントにいい敵と戦ったっていう実感がありますね」
――最後デスバレーからスリーパーまで行きましたが
「最後デスバレー返されるんじゃないかと思ったんですよね。だからカウントに行くことなく記憶落としてやろうと思って。東京女子にこういう選手がいるってことはすごく強いんじゃないですかね」
――試合後も向かってきましたけど、そのへんにも手応えが?
「ありますよ」
――会見前に期待していた山下選手だった?
「もっと行けるんじゃないですか?今日はこれで十分だと思ってても、まだあの選手には伸びしろがあるし、山下は山下でこのまま突っ走ってもらいたいですね」
山下実優
――里村戦を終えた感想をお願いします
「やっぱり、強かったですね……(涙を抑えられない様子で)。でも、でもなんか、ほんとに不思議なんですけど、すごい楽しくて……。空手の試合で負けたときはただ悔しいとかだけだったけど、やっぱプロレスって、負けてメチャクチャ悔しいけど、楽しいなって思いました。全部、出し切ったので悔いはないし、持ってるものを全部出しきったのに負けたってことはまだまだ自分は足りないものがあるんだなって思いました。でも、やっぱり、東京女子プロレスで私は良かったなって思いますし、東京女子プロレスの山下じゃないと、こういう試合は絶対できなかったと思うので、これで少しでも東京女子プロレスを見る目線が変われば良いんじゃないかなって思います。結果は出なかったけど、これが私の全力です。でも絶対また里村さんの目の前に立って、そのときは絶対に勝ちたいし、次は、次は絶対このままじゃないと思ってるんで。自分自身が里村さんの前に立てるように、そういうレスラーになっていかなきゃいけないんだって思うし、また頑張ります」
――女子プロ界トップの里村さんと戦ってみて、一進一退というか追い込んだ場面もあったと思いますが、この戦いを通して女子プロ界の頂上は見えましたか?
「自分で言うのもアレなんですけど、全く刃が立たなかったわけではないと思うので。でも結果として負けてしまったので、最後まで決めきれないっていうのが今の自分の弱点だと思うし、スリーパーも最後、落ちてしまったので、そこの決めきる部分がまだまだだったんだなって思いもありますし、ぶっ倒さないと意味が無いので。頂上は、まだまだですね。見えないです、全然」
第6試合
リカが殴りかかり試合開始。まほが沙希様をロープに振ってリカがカニばさみで倒すとリカと越中が沙希様の顔面にヒップアタック。リカはランニングエルボードロップからフォールも2。
リカはロープに飛ぶが、マーサが場外からモップで足を刈り、沙希様がリカの顔面を踏み潰す。沙希様がコーナーに叩き込むと顔面を踏み、バラ攻撃から首投げで倒すとサッカーボールキック。踏みつけフォールも2。沙希様はユキオにタッチ。
ユキオは首投げから、踏みつけて刃物を取り出すがこれはレフェリーが奪う。ユキオはマーサにタッチ。
リカはエルボーもマーサはチョップで返し、パワーボムの体勢も着地したリカがドラゴンスクリュー。リカは越中にタッチ。越中は次々ヒップアタックから沙希様にもヒップアタックを狙うが、沙希様はビッグブーツで迎撃するも越中はブレーンバスター。越中がマーサを、まほがユキオを、リカが沙希様をパワーボムで投げようとするが、ユキオと沙希様はリバースし越中を蹴りつけるとサンドイッチサッカーボールキック。マーサはユキオにタッチ。
ユキオは注射器を越中の尻に突き刺していくが、越中はヒップアタックで迎撃しまほにタッチ。
まほはナックル連打からユキオの腕に噛み付くもユキオは動じない。まほは走り込んでネックブリーカーからバックを取るが、ユキオがバックを取り返してマーサにタッチ。ユキオはハンマーブローを胸に叩き込み、マーサが担いでユキオの膝にストマッククラッシュ。マーサは沙希様にタッチ。沙希様がサッカーボールキックを叩き込んでフォールも2。
沙希様は走り込むがまほはスリーパーで捕らえバックブリーカー。まほはリカにタッチ。
エルボー合戦から沙希様がビッグブーツ。リカはヒップアタックで返しコーナーに登ると、ダイビングヒップアタック。フォールもマーサがカット。
越中がマーサに、リカが沙希様にヒップアタックからリカが沙希様にバックブリーカー。リカはドラゴンスリーパーもユキオがカット。
ユキオがリカとまほの背中に注射攻撃。さらに越中を巻き込んでレッドインク。沙希様がリカに三角絞め。マーサが、魔女にコブラツイスト。リカはなんとかロープへ。
沙希様はナックルも避けたリカへ裏拳。フォールも2。
マーサがリカの顔面にモップ攻撃を狙うが、リカが避けて沙希様に誤爆。越中が沙希様にヒップアタックからリカがフォールもユキオがカット。
エルボー合戦からリカが走り込むも、ハイキックで迎撃した沙希様が新人賞。これを避けたリカが丸め込むが2。再度丸め込むが2。再々度丸め込むが2。沙希様はガットショットからエルボー連打。ロープに飛ぶがリカがヒップアタックで迎撃し3カウント。
沙希様「おかしいんじゃなくて!?あのレフェリーどこにいったの確実に2だったじゃない!あのゴリラ日本語喋れるわけ?マーサちゃんなら見てたわよね?2だったわよね?(マーサは下を向く)こんなところで恥ずかしがりやさん出さなくていいのよマーサちゃん。宣誓なら見てたわよね?肩あげたの2だったわよね(ユキオは3の指を作る)きゃあああああ!(沙希様は失神し、ユキオとマーサが連れ帰る)」
リカ「誰がなんと言おうと、沙希様から、私が3カウントとりました!越中コーチ今日は一緒に戦ってくださってありがとうございました」
越中「じゃあ行くぞ!やってやるってー!ありがとう!」
リカ「コーチありがとうございました!まほも今日はありがとう。美威獅鬼軍を倒して、私達は怖いものは何もありません。私達が一番強くてカッコイイタッグチームだっていうことを9月から始まるタッグトーナメントで優勝して、ベルト手に入れて!証明したいと思います!今日は本当にありがとうございました!アイネバギブアップ、ウィーネバギブアップ、ウィーアーどらごんぼんば~ず!」
<試合後コメント>
辰巳リカ&黒音まほ&越中詩郎
――この三人で勝利されたご感想を
辰巳「にっくきNEO美威獅鬼軍を倒すことが出来ました!コーチ、今日は本当にありがとうございました!お尻の特訓の成果が出せました!」
黒音「(無言で深々と頭を下げる)」
越中「(これからも頑張って)行けよ、行けよ、行けよ!よし!行くぞーッ!!行くぞーッ!!」
(越中は退席。越中の背中に辰巳&黒音は深々と頭を下げて見送る)
辰巳「美威獅鬼軍、倒しましたけど、まだまだ終わりではないので、タッグのトーナメントもあるし、私達が一番強くてクールでかっこいいタッグチームってことを、ベルトを獲って、初代のタッグのベルト……だよね?」
黒音「(無言で激しく頷く)」
辰巳「誰も巻いたことのないベルトを私達が獲って、手に入れます!今日はありがとうございました!」(二人揃って深々と頭を下げる)
第7試合
ユカがグラウンドに引き込みバックを取るが、グラウンドの攻防へ。これはロープブレイク。
ロックアップからユカがタックルで倒しアキレス腱固め。才木はロープへ。
ユカは足を捻っていくとレッグドロップからミドルキック。さらにコーナーに叩きつけてぶら下がり首4の字。ユカは才木の足を引っ張るとエプロンに叩きつけ、さらに足へのエルボー連打。リングに戻りフォールも2。
ユカは才木へバックエルボーから走り込むが、才木はアームホイップから腕固め。ユカはロープへ足を伸ばす。
才木はミドルキック連打からコーナーに振って串刺しバックエルボー。さらにPKからフォールも2。
才木はヘッドロックからハンマーブロー。スリーパーで捕らえるがユカはロープへ。
ユカはエルボー連打から、ミドルキックをキャッチし足を刈って倒すが、才木は下から蹴り上げ倒すとハンマーブロー連打。続いてボディスラムで叩きつけフォールも2。
才木はタワーブリッジの体勢も、ロープに巻き付いて逃れたユカが延髄斬りから投げようとする。耐えた才木にハンマーブローから走り込んでドロップキック。ユカはスリーアミーゴスからフォールも2。
ユカはコーナーに登ると、走り込んできた才木を側転で避けてランニングバックエルボーで倒す。才木がコーナーに振って走り込むが、足を伸ばしてカットしたユカがフランケンで投げようとするが、才木は力づくで動きを止めコンバイン。これを離すとキャメルクラッチ。ユカはロープへ。
エルボー合戦からユカがローリングエルボーで倒し、走り込むも才木はドロップキックで迎撃。
才木はコーナーに登るとミサイルキックからフォールも2。才木は投げようとするが、着地したユカが巻き込んでスリーパー。才木はロープへ。
ユカは魔法少女キックからフォールも2。ユカが投げようとするも才木はサイドバスターで叩きつける。
才木はミドルキックで蹴倒し、バズソーキックも避けたユカがフランケンで丸め込むが2。
才木はバズソーキック連発。倒れたユカを担ごうとするが、ユカはユカドリルからスライディングラリアット。ユカはマジカル魔法少女スプラッシュも、才木は避けて後頭部にシャイニングウィザード。さらに正面からシャイニングウィザードを叩き込み、ジャックハマーで3カウント。
エンディング
才木「勝ちました!ベルトを海に帰されなくてよかった。言ってたんですユカさんが。でも勝ちました!私が取りました!ほんと、筋肉があって良かった。筋肉と出会って、プロレスと出会って、そこで私は夢を見つけました。何の迷いもなくトレーニングを続けた、その結果夢がかなった。私は今、東京女子プロレスのチャンピオンになりました!プロレスをはじめたころは、ただ漠然とチャンピオンになりたい、そういうふうに思ってました。でも、この東京女子プロレスに参戦するようになって、試合を重ねるたびに、この東京女子プロレスのチャンピオンになりたいと思うようになりました。私は今日、試合をしてて、ユカさんと闘ってて思ったことがあります。プロレスは楽しい!東京女子プロレスは最高だ~~~!!そう思わせてくれたユカ選手、なんか握手はちゃんとしてくれなかったけど、多分彼女なりの強がりだと思います。お礼を言いたいですユカ選手。ユカ選手のプロレスへの愛、東京女子プロレスへの愛、闘っててすごく感じることが多くて、その、思いを全部今回は受け止めました。この、ユカ選手の思い、だけじゃない。東京女子プロレスのみんなの思い、これを全部全部を背負って、これから東京女子プロレスのチャンピオンとして、この東京女子プロレスをもっともっと世の中に広めていきたい!だからどうか皆様、これからも東京女子プロレスをよろしくお願いします!本日は東京女子プロレス後楽園ホール大会にご来場いただきまことにありがとうございました。ここで私がこの大会をしめさせていただくんですけど、私、筋肉担当やる気・元気・才木玲佳ですってキャッチフレーズがあります。私が元気やる気といったら才木と言ってくれますか?では行きます、元気やる気(才木ー!)」
<試合後コメント>
坂崎ユカ
「私、負けました、ね……ハイ。負けました。今はもう、言葉にならない……。でも、まあ……試合は激しく楽しかったので、ここから私がどうなるのかは、まあ、修行してきたんで大丈夫です。前みたいに逃げたりしません。ちゃんと負けを認めてさらに強くなる魔法をかけるだけです。ありがとうございました」
才木玲佳
「獲りました!私は東京女子プロレスの所属じゃないけど、所属選手と同じくらい団体への愛情はあるし、本当にこの東京女子プロレスを世の中に広める!私だから出来ることがあると思う!そう強く誓いました!」
――試合そのもののご感想は
「最後まで強かった。なんだろう、正直途中は本当に心が折れそうになった。痛いし、やり返してもやり返してくるし、本当にこのベルトを渡したくないんだなっていうのが伝わってきました」
――チャンピオンになって、才木選手としては世の中に広く伝えていくための武器ができたと思います
「東京女子プロレスの看板を背負うことになりました。例えばテレビとかラジオとか、そういうところに出ていくときに『東京女子プロレスのチャンピオン』として紹介されると思いますし、そうしたい。私は今、筋肉アイドルだけど、筋肉アイドル兼東京女子プロレスのチャンピオンとしてメディアに出ることで、より多くの人に知って頂けるんじゃないかなと」
――東京女子プロレスの中でタッグのベルトが新設されますがそのリーグ戦と、1・4に向けての意気込みを
「もちろん、タッグベルトも狙ってます!私と山下選手と、キックのコンビで他のタッグも蹴散らしてやろうかなと思ってます。ベルト二本巻きたいですね。で、1・4は本当にまだカードも全然わからないですけど、やっぱりチャンピオンとして立ちたい!絶対それまでに落としたくない!」