Case: The “Real” Game of Thrones Marathon

イタリアの放送局・Sky Italiaが、米人気ドラマ「Game of Thrones」の新シーズン放映開始にあたって実施したファン参加型のPR施策をご紹介。

今回、“テレビドラマにのめり込んで一気見してしまうファンの習慣”に着目した同社は、新シーズンの放送を待望する「Game of Thrones」の熱烈なファン(の中からマラソンを走れる人)を招待して、“これまでのシリーズを見てもらいながら走ってもらう”という前代未聞のマラソン大会を開催しました。

ローマの地でマラソンのスタートを控える「Game of Thrones」のファン。

走者となるファンの前を一台のトラックが走行しますが、そのトラックのリヤドアには大型テレビジョンが搭載されており「Game of Thrones」の本編が映し出されます。

参加者たちは暑さと疲労に耐えながら、これまでに放映された6シーズン、全60話分を前方に観ながら走り続けます。

ゴールの地はミラノ(ローマから数百キロ)にあるスフォルツェスコ城でした。

ラストに大型ビジョンに映し出されたのは新シリーズとなるシーズン7の告知。そしてマラソンに参加したファンは、シーズン7をいち早く観ることができました。

「イッキ見したい」、「早く次の回を観たい」…そんなドラマファンの熱量を巻き込み、コンテンツへと昇華させた取組みでした。